新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

【ちょっと妄想タイム♪】あなたの住みたい街は、どこの街?

2019-01-30 07:27:35 | ビバ!お部屋探し♪

就職を決めたら、両親からも「ぜひ独立して」と言われていて、わたしももちろんそのつもりなのですが、住みたい街はどんな街かなぁ・・と思うと、意外にこれが迷っております。

最初は港区南青山(青山一丁目あたり)や、渋谷区神宮前(原宿・表参道のあたりですね)がいい、とおもっていたのですが・・やっぱり以下の条件を満たすところがいいなと考えました。

1)NHKホールのある渋谷から近い。あるいは電車で一本で行ける。

2)緑が多くて、しずかである。

3)スーパー・コンビニが充実している。

4)おいしいパスタ屋さんがある。

5)100円均一ショップがある。

6)バス・トイレ別かつそこそこ新しくてオシャレで、

かつ、家賃1K~で10万円以内のお得な物件が多い。

ということを考えると、以下のこちらになるのかな、と考えました。

①自由が丘駅

前も住んでいましたが、(前は緑が丘という隣の駅でした)やっぱりいろいろな意味において便利ですね!100円ショップも実はキャンドゥがあるし、スーパーもありますし、もちろん、なんといってもショッピングが便利なので、楽ですね。パスタ屋さんはたくさんあるし、渋谷にも近いし・・・という意味では理想なんですけれど、ちょっと物価がお高いかな?という印象です。それにしょっちゅうネイルサロンとか美容院にいって、ファッションに気を配っていないと大変な街かも(笑)ネイル代もばかになりませんものね。

②渋谷区笹塚(京王線 笹塚駅周辺)

なんといっても、商店街が充実していて、便利!私のもともと生まれた街でもあり、懐かしさもあります。また甲州街道沿いに面しているので、NHKホールやサントリーホールから帰るとき、くたびれたとき、最悪タクシーでも2000円以内で帰れるのが魅力的。閑静な住宅街でもあるし、庶民の街でもあるし、本当にいい街です。新宿でお勤めすることになったら、まさに一本で帰れるし、うーん、できればここにも住みたいなぁ!東京オペラシティのある、初台からも近いのが魅力的♪

③吉祥寺駅周辺(武蔵野市吉祥寺本町あたり)

いまや「日本一みんなが住みたい街」なのだそうです、吉祥寺って。たしかにこちらも、井の頭線・中央線・総武線・東西線と通っているから超便利ですし、デパートも100均ショップもあるし、おいしいパスタ屋さんはもちろんあるし、東京23区じゃないから物価もほどほどにオトクだし、綺麗なマンションやアパートもあるし、まさに理想の街!渋谷へも井の頭線で急行で行けるし、しかも始発だから座れるのが最高!タクシー代も実は都内23区と同じで初乗りが410円とオトク。わぁ、ここ、絶対に住みたいなぁ!!!

④調布(京王線 調布駅周辺)

いま、まさに住んでいるところですが、調布駅周辺というのも、じつはいま結構「来てる」街かもしれませんね(^_-)-☆ パルコもあるし、ビックカメラもあるし、ちょっとしたショッピングもできるし、銀行関係も充実しているし、なんといっても京王線の特急がとまるというのが大きい!小さなころからよく知っている街だし、友達も多いし・・・ということで調布駅もなかなか魅力的!?

 

というわけで、いろいろ候補を挙げてみました。ま、就職をきめないとなんとも言えないところではあるんですが、イメージがある程度できたので、就職するときの目安にもなるし、がんばりどころでもありますね!

うーん、理想の部屋探し、がんばるぞ!!

 

 


鶏の羽を庭にまいた、おばさんのお話(新約聖書より)

2019-01-06 03:56:12 | ビバ!お部屋探し♪

突然、なんのことかと思われたかと思いますが、実はこれ、きのうの家探しのプロセスで、私が不動産業者の男性スタッフにお話したことなのです。おかげさまで、2軒不動産屋さんをきのうはまわって、2軒目で理想の住宅をみつけることができたのですが、(あとは審査が無事に通るのを待つばかり!神様、お願い~!!!!)その家探しをしているときに、不動産屋の仮にYさん、としておきましょう、彼がいみじくも私に対して言ってくれたのが、次のような一言でした。

「かつらぎさんって、きょう半日ご一緒してお話をして驚いたことがあります。かつらぎさんって、ぜったいに人の悪口とか言わないですね。いつもなにかしらほめておられますね!(^_-)-☆」

私も、おもわずビックリして、「あ、そういえばそうだったなぁ」と思ったのですが、そんなことを言われたのは初めてだったので、とても嬉しかったわけです(´∀`*) 経歴や職歴について、ほめてくださるかたはいらっしゃいますが、性格のことについてほめてくださる方ってなかなかおられないので、余計にうれしかったですね!(^_-)-☆

そのときに私はこうお話しました。「それは親のしつけもありますし、ありがたいことですが、卒業した晃華学園の教えでもありますね」と。Yさんが「どういうことですか?もっと詳しく教えてください」とおっしゃるので、私が照れながらお話したのが、「鶏の羽を庭にまいた、おばさんのお話」でした。

これは、私が晃華学園の幼稚園(マリアの園幼稚園、といいます)で、最初にならったことで、「とにかく人の悪口をいってはだめですよ」ということでした。新約聖書で次のような話があります、とシスターが話してくださったのは、こういうことでした。

「あるところに、大変に人のうわさ話や悪口をいうのが大好きなおばさんがいました。彼女は反省して、イエス・キリストさまにこう尋ねました。『先生、わたしはどうしても人の悪口やうわさ話をしてしまいます。どうしたら直せるでしょう』イエス様は答えました。『では、あなたの飼っている鶏の羽を集めて、それをあなたの家の庭にまいてごらんなさい』彼女はその通りにしました。イエスさまはさらにいわれました。『では、その羽を一枚のこらずすべて、一か所に集めてごらんななさい』おばさんはビックリして言いました。『先生、それは無理です。羽はもう飛んで行ってしまって、集めることはできません』」たしかにその通りですね!

そこでイエスさまはニッコリわらっておっしゃいました。「『あなたのしているうわさ話や悪口というのは、その鶏の羽のようなものです。一度話すと、もうあちこちに広がってしまって、取り返しのつかないことになるのです。わかりましたね?もう二度とうわさ話や悪口をいってはいけませんよ』と。おばさんは、大変反省して、もう二度とうわさ話も悪口も口にしなくなったそうです」。

このお話は、幼心に大変私の印象に残りました。日本には「人のうわさも75日」という言葉がありますが、いまこんなにネット社会になってしまった今では、2ちゃんねる、5ちゃんねる、Twitterなどなど、ネットにあまた書かれている膨大な人への中傷誹謗、悪口雑言、根も葉もないうわさやデマは、ネットに載ったままになってしまい、永遠に人を傷つけてしまうものでもあります。だからこそ、最初の幼児教育で、「人の悪口を言ってはいけない」というこの物語をきちんと話してくれた、幼稚園のシスターに、私はとても感謝していますし、なるべく私も人の悪口や噂話はしないように、戒めているつもりです。

「それでもやっぱり、人の悪口をいうと、その一瞬はスッキリしてストレス発散になるんですけどね、でもやっぱりあとで、『ああ、あんなこと言わなきゃよかったなぁ』と後悔してしまうんですよね」と私はYさんに言いました。Yさんも「いま、こういう考え方がすごく求められているように思いますね、ボクも。ネット社会がひどすぎますから。この考え方がもっとみんなに浸透すれば、みんな気持ちよくすごせるのになぁ、とボクも思います!」と大変感慨深げにおっしゃいました。

「人との出会いって、結局ご縁だし、ご縁を大切にすることで、次のあたらしい素晴らしいご縁が生まれることが往々にして多いんですよね」とふたりの意見は一致。Yさんのすがすがしい考え方に私も大変うれしくなりました。

「自己主張がつよくて、自分の利益ばっかり追求してしまう人が多い中で、人に感謝して、人をきちんとほめてすごすってすごく大事ですね。かつらぎさんは、ボクがであったお客様の中でも、すごく珍しいタイプの方です!まず人の悪口を言わないし、うわさ話もしないし、かならず人のいいところを見つけてほめる方なので、ボク、安心していろいろお話できます(^_-)-☆」

Yさんはそう言ってくださり、過分のお言葉をいただき、本当にうれしかったです。Yさんのみずみずしい感受性にも驚かされて、こういう青年がいることにも感謝したくなりましたし、家探しを通じて、すてきなお話をさせていただいて、よかったですね!

お部屋もとてもいいお部屋を紹介してくださり、なんとその場で大家さんにもおめにかかれました。大変紳士で優しい大家さんで、気持ちのいい方でした。ぜひこの大家さんならお世話になりたいなと思いましたし、両親の家からも近かったので、ぜひ、ということでお願いしました。(あとは審査、無事に通ってくれぇ~!という感じです^^まさに神頼みですね!)

Yさんは「ボク、何が何でもかつらぎさんに、がんばってこのお部屋に住んでいただきたいですし、この街に住んでいただきたいので、審査が通るようにがんばります!きょうはとってもいいお話をたくさん聞かせていただいたので、感謝のつもりでがんばります!」と張り切ってくれました(^_-)-☆

帰宅してから両親に、お部屋の写真を見せたり、お部屋探しの際のYさんのお話や顛末を話して聞かせたら、両親、特に母は大変喜んでくれました!

母は、「チコちゃんが生まれてきてくれて、本当によかったわ。あなたは娘で、私は母親だけど、私はあなたから学ぶことばかりだったし、いつも人としてどう生きるべきか、あなたが教えてくれるのでうれしかったわ」と言ってくれて、私も大変感激しました。

父は、わりとポンポンなんでも言ってしまうタイプの人なんですが、それでも「働くときにはきつくて苦労したけれど、ともちゃんがそういう話をみんなにしてくれるのなら、俺もママもがんばって働いて、お前を晃華学園にずっと高校まで通わせた甲斐があったなぁ。不動産屋さんがそんな形で頑張ってくれるなんて、すごいことだよ」と喜んでくれたので、私もうれしくなりました。

なんだか、結果的には、幸せな一日だったなぁ♪

途中新宿の紀伊國屋書店に行って、いつもお世話になっている演劇評論家の大先輩、犬丸治さんの近著「平成の藝談」(岩波新書)と、吉右衛門さんが表紙を飾っているかぶき手帖、音楽理論の本などを購入できまして、大変有意義な一日となりました。考えてみたら、みんな何かしらの形でお世話になった方々ばかり。でもそういう出会いを生むことができたのも、やっぱり最初に幼稚園のシスターがおっしゃったことを忠実に守って生きてきたからかな♪

もちろん、私も人間なので、心が折れそうになって、人の悪口とか言ってしまうときってありますけれども、やっぱりそれってどこかで、心にひっかかってしまって、あとで、その人のいい面をみつけたときに、「ああ、やっぱり悪口をいわなきゃよかった」と思うので、なるべくこれからも、人の悪口をいうよりも、人をほめて、いいところ(こころのえくぼですね^^)をたくさん見つけて、幸せになっていきたいですね!(^_-)-☆

Yさんのやさしさに感謝したいと思います。すばらしい出会いに感謝です!

 


お部屋探し、さっそくスタートしたものの・・・(笑)あれれ?

2019-01-05 03:57:30 | ビバ!お部屋探し♪

きのうは家探し第1日目。物件はきまらなかったものの、ある程度、「住みたい部屋」のイメージができあがりました。きょうはとりあえず、また新しい不動産屋さんにいってまいります(^_-)-☆がんばります!

父がいろいろ地図や物件の図面を見ながら、「この物件だと場所が悪いからやめたほうがいいよ」とアドバイスをしてくれました。父は、昔、八ヶ岳の泉郷で貸別荘の営業をしていたので、実は不動産関係の知識は明るいのです^^たのもしいです!

不動産屋さんは2軒行きました。最初の一軒目は一見とてもてきぱきしたいい感じ・・・のお店だったのですが、応対してくれた女性スタッフの方の対応が「????」で、結局内覧させてもらえず・・・。

いろいろな理由を彼女はつけていましたが、要は「バツイチの50歳のふとっちょのオバサンが、新築賃貸マンションに住もうだなんて、考えがあますぎるのよ!」と言いたかったんでしょうね。

まぁ~じつにけばけばしいネイルとまつエクバサバサの、茶髪の縦カールくるくるドライヤーのお姉さんでしたのでビックリ。私たちの支払う仲介手数料が彼女の高額なネイル代と、まつエク代、そして縦にくるくるカールするヘアセット代に消えてるんだろうな、ということは容易に想像できました(笑) ま、ここはダメでしょうね。

彼女はいろいろ能書きをたれていましたが、いちばん呆れたのは、「あのぉ~、お客様だって人生経験豊富なんですから、よっぽどのおバカチャンでないかぎり、こんな物件選ばないと思うんですけどぉ~」と客の私にむかって、いってのけたことでしたね(苦笑)。「あたし、引っ越し30回以上していて、いろいろ失敗もしていて、わかるんですけどぉ、マジ、ヤバイひとが隣にいてすめないんですけどぉ、なんてトラブルも一応あたしが処理しますんでぇ~」といった一連の言葉遣いを、営業トークとして、平気でお客様の前でするタイプの方でしたので、もう呆然!

でも、こんな若い女の子が増えてるんでしょうね。でも、こういう人が就職できちゃうんだから、ふしぎな世の中ですね。会社もよく注意しないものだとビックリするやらあきれるやら。

「不動産の管理会社に電話すると、あたし、がチャンで切られちゃうんですぅ~。へこみますぅ~」・・その言葉遣いと態度だったら、そりゃそうでしょうねえ(笑) 管理会社の方だって、話す相手を選びたいですよね。「不動産会社って殿様商売なんでぇ、お客さんをこっちが選べるんですよね」といったときには、「はぁ?」とあきれる私。あの・・お客であるこっちも選べるのですけど!不動産会社は雨後のタケノコのようにありますので!(笑)

彼女たちからすれば、私のような、<のんびりおっとりした世間知らずの映画会社あがりの音楽評論家のオバサン>なんて眼中になし。イケメンのお兄さんのお客さんの対応をしてたほうが、あたしは楽しいのよ!というモードを全面に出してましたので、そうそうに引き上げました(苦笑)。

こちらは這う這うの体で引き揚げまして、二軒目は、緊張しながらいきますと、こちらは大変丁寧で穏やかな対応の男性スタッフ。ちゃんと宅建の資格もおもちで、言葉遣いも丁寧。物件の説明も予算の説明もてきぱきと、過不足なく、しっかりなさる方だったので、安心していろいろご相談できました。(というか、ふつうこちらが当たり前の対応だと思うんですけどね^^)

若い方でしたが、大変温厚で、物件の説明もきちんとしてくださいましたので、ちょっと最初の物件はもうひとつでしたけれど、おだやかに今後もお付き合いできればいいなと思います。車で案内してくださって、「篤姫」の話やら歌舞伎の話もきいてくださったので、営業さんとしては、なかなかやり手なのかなと思いましたです。

まぁ、世の中いろんな方がおられるのだなと、そちらに感心したりビックリしたり。人間観察の場としても、家探しは勉強になりそうですね(笑)

きょうも家探し、がんばります~(^^)/