新・台所太平記 ~桂木 嶺の すこやかな日々~

N響定期会員・桂木嶺の、家族の介護・闘病・就職・独立をめぐる奮戦記を描きます。パーヴォ・ヤルヴィさんへの愛も語ります。

クラシックを理解しはじめた父。

2018-12-31 06:09:18 | 両親と、パーヴォと、私。

「俺はクラシックには興味ないよ」と言っていた父が、きょうは一緒に朝からNHKBSの「クラシック倶楽部」を一緒に見てくれました(^_-)-☆うれしいなぁ♪ きょうの大晦日のNHKEテレのクラシックハイライトも第九もちゃんと録画しておいてくれるそうです。もちろん、明日のウィーンフィルニューイヤーコンサートも。

今朝のクラシック倶楽部に登場した、「サスペンダーおじさん」こと松田さんを見た父、「お前もこのくらい熱心にクラシックを聴かないと、こういう人たちに、お前の評論を認めてもらえないぞ。がんばれよ」と言ってくれました。

パーヴォのことも、ちょっとずつ理解しようとしてくれている様子・・・。

「指揮ができるってことは、どんな楽器のこともわかってるってことなんだろうなぁ。すごいなぁ」と素直に感心していました。父はジャズが好きなので、今朝放送していた、クラシックのクラリネットやオーボエ、ホルンの管楽器の協奏曲にいたく興味をそそられた様子。

「外国人だと、やっぱり肺活量が違うから、管楽器の音もすごいなぁ(^_-)-☆」と素直に感嘆の声をあげていました。

ベルリン・フィルの名フルート奏者・パユさんなども登場して、大変すばらしいコンサートでしたが、東京オペラシティで催されたのを見た父が、

「だったら、ともこは初台とか笹塚のあたりに住むといいのかな?そうすれば、オペラシティに近いし、お前も通いやすくなるだろうし」といってくれました。

親は親。ありがたいことですね。
いろいろ考えてくれているだなと思い、おもわず涙・・・。

心があったまる年の瀬になりそうです。


新居探しで理想のお部屋を発見!!!

2018-12-31 04:22:42 | くらしのくふう

ただいま新居探しもしていますが、理想ともいうべきお部屋をいくつかネット上で見つけることができました。年明けには、さっそく不動産業者さんに連絡をとって、内見させていただいて、即転居ということになるとうれしいですね!

いま探しているお部屋は、都内で大体月額8万円くらい(管理費・共益費込み)です。ちょっとお高めですけど、20㎡~25㎡くらいの広さで、マンションで、駅から10分圏内で、バス・トイレ別で、お台所が広くて、収納付きで、お買い物に便利で、静かな住宅街であることが必須ですね。

倉庫に荷物を置いたら、段ボール20箱くらいになってしまったのですが、それを収容しつつ、最低限の広さを確保するとなると、このくらいの広さと強度であることが必要だと、不動産業者の方にアドバイスしていただきました。

で、今はやりの敷金・礼金もゼロという物件は、一見とてもよさそうなのですが、実は落とし穴がいくつかあるそうですね。たとえば、敷金・礼金という名目はなくても、消毒料や、24時間あんしんサポート、という名目で、実質敷金と礼金ぐらいのお金を取られてしまうことがあるそうなので、

1)初期費用がいくらかかるかを、不動産業者に必ず確認する。

2)部屋を出る時、いくらくらいとられるかを、やはり確認する。

ということが大切なのだとか。

ロフト付きというのもいまはやっていますが、これもなかなか考えものだそうです。まったく使わない荷物だったら、ロフトにおいても大丈夫ですが、書籍などの重たい荷物は載せられないし、ベッド替わりに使っていても、いちいち梯子を使って上まで上がるのは、将来的には疲れてしまって、ゆっくり休むこともできないだろうということです。

バス・トイレ別ではない物件が都会では多いのも特徴です。古いマンションだとユニットバスにしてあったり、洗濯物のスペースがなくて、コインランドリーで対応していたり・・・とちょっと落ち着かないことが多いので、その点、新築から3年以内だと、いい物件が多いようですね。

新築から3年以内だと、浴室乾燥機が使えるので、女性にはうれしいですね。お洗濯ものを外に干すのって、女性の一人暮らしでは勇気が要りますから。

キッチンも大事な要素です。都会に多いのは、一口コンロに狭いキッチンなので、事実上「外食ですませてくれ」ということなのですが、これだと食費はかかってしまうし、健康にもよくないので、自炊がしやすい広めのキッチンを選ぶことが、私の場合は必須です。私、料理が好きだし、料理で気分転換できるので、キッチンも大事な要素ですね。

収納付きなのも、大事です。お洋服の収納だけでなく、書籍やめったに使わない資料だけど大切なもの(たとえば保険証書とかそういったもの)をしまえるスペースがあったほうがいいですね。家具だけでかなりスペースをとってしまうので、必要最低限の収納で済ませられるようにしたほうが、実は全体的な予算が抑えられると判断しました。

都会に住んでみておもったことは、コンビニもスタバもあって便利でもあったけれど、誘惑も大きかったし、あと、幹線道路沿いだとしょっちゅう夜中にパトカーや救急車が走り回っていたので、眠れなくてよわりましたね。いま住んでいる実家はまったく静かなので、そういう意味でも静かなお部屋であることが大事ですね。

・・・というわけで、探していたら、ありました、ありました、理想のお部屋が!!

しかも三軒もありました!探せばあるんですね!!!

でもたぶん人気の物件なので早めにおさえることが大事なので、メールを出しておきました。ぜひ住みたい!という意思表示も大事です。

あと、こちらの事情(いいにくい事情も含めて)はなるべく正直に不動産業者さんにお伝えしたほうがいいです。好感をもってもらえますし、大変な事情があっても、不動産業者さんは基本的に親切な方が多いので、いろいろ相談にのってくれます。また、希望条件も一緒に考えてくれて、適切な提案をしてくれるので、なんでも腹を割って最初に率直に正直に話すことが互いの長い信頼関係を築く上で大事なようです。

それから、なんといっても大切なのは、実は日当たりです。いい物件でも北向きなどはやはり避けておいたほうがいいでしょう。友達で北向きの部屋が格安だからと住んでいた人がいましたが、実はけっこうトラブル続きで大変だったみたい。風水的にもあまりよくないし・・。やはりお日様が当たることで、お部屋の消毒になるし、気持ちも明るく家ですごせるので大事です。暖房費もオトクになりますしね(^_-)-☆!

というわけで、いろいろな条件をかんがえてみると、楽しく新居探しをすることで、毎日を元気にすごしたいと思います!


実家で暮らすようになって、おだやかになりました。

2018-12-31 04:06:56 | 調布という街

実家ですごすようになって変わってきたこと。

1)一日中、父がテレビをつけているので、だんだんテレビのある生活に慣れてきました。意外にこれはこれでにぎやかで、いいものですね(^_-)-☆ 
特に、朝から「まんぷく」という朝ドラを、家族三人でみていますが、とてもこれが面白い。長谷川さんの演技がすばらしいし、安藤サクラも好演。菅田将暉くんとか、さりげなく豪華キャストなのもうれしいですね。

...

2)両親といて安心できるせいなのか、体調がすこぶるよくなりました。いま全くクリニックにもかよっていないし、注射もしていないし、お薬も飲んでいないのだけど、幻聴もきこえないし、不安感にも襲われませんし、夜中におなかが空きだして、何か食べたくなる、なんてこともないし・・。カラダもずいぶん軽くなったような気がします。お薬ってこわいですね。いままで、私、毒をのんでいたのですね!
母曰く、「だからチコちゃんはちっとも病気じゃなかったのよ。いままでほんとにあなたは大変な目にあっていたのね。かわいそうに」と。

3)調布でくらしていますが、調布がのんびりしている街のせいか、あまりなんでも慌てずに行動できるようになりました。電車にのるにも、2分またされると、青山や自由が丘ではイライラしていたのですけど、調布だと、各駅停車がくるのをのんびり待っているうちに、気持ちの整理ができてうれしいですね。

※青山は、いまだから言えますが、東宮御所の近くだったので、毎朝毎晩、右翼の街宣車がよく押し寄せてきていて、すごく怖かった・・・😢 警察が取り締まってくれるし、街宣車も無音で通り過ぎるだけですが、いつもぐるぐると街宣車が東宮御所のまわりを走り回っていて、ちょっと異様な光景だったので、緊迫度はマックスだったと思いますね。

4)お金の出入りが極端に減りました。一人暮らしだと、家にいても落ち着かなくて、すぐに出かけたくなったものですが、いまは実家で父や母とたのしくおしゃべりをしているので、半日以上両親と話していても飽きません。家にいる時間が長くなったので、余計な出費も抑えられますし・・・。
実家がもうちょっと広ければ、このまま住みたいくらいなんですけどね。

5)父がいてくれてありたがいこと。男のひとが家にいると、なんか安心して昼寝できますし、お客様がきても、へんに気構えなくても済むのでありがたいです。また父は私に輪をかけて文章を作るのがすきで、編集とか校正とか大好きなので、私のブログの文章をチェックしては「てにをはが違うぞ、ともちゃん!」と申しております(笑) 履歴書や年賀状もパソコンで書いていると、横から「もっとこういう文章にしたほうが、読みやすいし、好感度があがるぞ」とアドバイスしてくれます。ありがたいですね(^_-)-☆

6)母と話せてうれしいこと。私がどんな話をしても、「チコちゃんのお話は面白くて笑っちゃうわ(^_-)-☆」とニコニコときいてくれること。考えてみたら、小さいころから、学校での様子をたのしく聴いてくれたのは母でした。結婚し、会社に入ってから、母に話せないようなことが増えたような気がしますね。小さい頃は愚痴をこぼすような私ではなかったのですが、大人になったら、グチが一気に増えてしまって。

でも、話してみたら、屈託ない母の笑顔があって、「チコちゃんはどこでもたのしい人気者なのね。安心したわ(^_-)-☆」と喜んでくれるので、やっぱりなんでも母に話せばよかったんだなと思うことしきりです。母だと、頓智がきいていて、なんでもユーモラスに解釈してくれるので、はじめは愚痴のつもりで母に話していても、だんだん私も「そっか、そんなに愚痴るより、笑ってしまったほうがいいんだな」とおもえてくるから不思議です。

いつまでも、母には元気でいてほしいです。

というわけで、狭いながらもたのしい我が家でした!
みなさまも素敵な大晦日をおすごしくださいね!


ハッピーバースデー!いとしいパーヴォ!あなたにこの歌をとどけます!

2018-12-30 08:06:06 | PJのこと。

きょうは、パーヴォの56回目のバースデーです!

Beloved Paavo, Happy BIRTHDAY !!!

とても素敵なあなたと出会って1年半、激動の日々でしたが、

毎日がとても刺激があって、貴重な経験になることばかりでした。

あなたへの愛を胸に抱きつつ、きょうはこれらの歌をあなたに捧げて、

お誕生日のお祝いとしたいと思います。

さだまさし

「恋愛症候群 ~その発病及び傾向と対策に関する一考察~ 」

(作詞・作曲:さだまさし)

https://www.youtube.com/watch?v=TNMuLBwXyVI

ところでパーヴォ、あなたと出会って1年半になりますが、あなたはとても謎だらけの男性です。・・・あなたの血液型は何型?(笑)あなたとの相性を占ううえで、いちばん大事な要素だったことに気づいたわ!(笑)

どういう意味の歌詞かは、マロさんかNHK交響楽団の方にきいてくださいね(^_-)-☆ 来年はちょっとは、日本語、おぼえていきましょうね(^_-)-☆日本で長く仕事を続けていく上ではやっぱり日本語、ちょっとマスターしたほうがいいとおもいますよ(^_-)-☆せっかく劇評家兼音楽評論家がガールフレンドなんですから、日本語をこの機会におぼえてくださいね(^_-)-☆

まずは、"Happy Birthday " means

お誕生日おめでとうございます」!

otanjoubi omedetou gozaimasu!

あなたがこの世に生まれてきてくださった奇跡に乾杯!

あなたを生んでくださったお父さまとお母様に感謝です!!!

 

I am thankful to your father and mother who gave you birthday! ! !

 


評論家として、大成、再生を誓う~生活保護のグループホームを経験してみて~

2018-12-29 21:55:05 | くらしのくふう

今年は、オットと離れて暮らして、初めての年末年始となります。でも、両親のおかげで、3人で仲良く過ごすことができるようになったのは、本当にさまざまな方に感謝したいですし、両親にも感謝したいと思います。

今年は実にさまざまなことがあり、浮き沈みも激しく、激動の一年となりましたが、結果的には、家族が大事、仲間が大事というごく当たり前の事実を思い知ることとなりました。パーヴォはいま、ハワイかフロリダのリゾート地におられるようなのですけれども、パーヴォなりに、いろいろ私のことを気遣ってくださる様子に、感謝しています。彼との月日も、本当に忘れがたいものになりそうです。

しかし、やはり今後の私の人生での貴重な出会いとなったのは、生活保護の申請をして出会った、杉並区のグループホームの寮の女性たちです。

非常に過酷な状況を経験して、ホーム入りした彼女たちの話を聞くだけでも非常に貴重な体験でしたし、私が(家庭の事情や健康の問題をかかえていたとしても)全然大した悩みのある人間ではないことを思い知って、自分がいかに幸せで、まわりの人たちのご縁に恵まれているか、感謝をすることの大切さを痛感したのでした。

彼女たちのホーム入りした事情は実に複雑でした。路上生活を経験して、行く当てがなく、保護された女性もいました。つきあっていた男性に全財産を持ち逃げされ、就職活動をしながら、がんばっている女性もいました。病気になって家を兄弟たちに追い出され、行くところがなくてホーム入りした女性もいました。あるいは・・・そう、芝居や音楽を見たり聞いたりしているだけでは絶対に出会えない人たちとの出会いがあったのでした。

小説や新聞記事では読んだことがあっても、実際に会うとなるとその衝撃は非常に大きいものでした。なぜなら、彼女たちは、そんなに悲惨な目に遭いながらも、希望を失わず、人間としての尊厳を大切にし、規律正しく、明るく元気よく、まわりに気遣いを忘れることなく、日々の生活を送っていたからなのでした。

こんなにすばらしい人たちが、住む家もなく、年を越さなければならない、日本の社会の現実の一面をしりました。私は評論を志すものとして、だれのために、今後評論を書くべきか、しっかりと見定めることができたように思いました。

パソコンも持てず、スマホも持てず、新聞も読めず、雑誌も読めず、社会と隔絶されながらも、寮に一台だけあるテレビをみて、希望を失わずにがんばっている彼女たちのために、情報発信していき、がんばろうと決意したのでした。

いままでは、パーヴォのためでもあったけれど、「もっともちいさき、よわき人たちのために」私は自分の人生を全うしようと心にきめました。

彼女たちは、パソコンでブログを書いていたり、メールを書いていた私に、励ましの言葉をかけてくれました。

「かつらぎさん、あなたはここに長くいちゃいけないわ。あなたのような文筆家は、早く出て、社会に復帰し、がんばって再起してくださいね」

彼女たちの優しい言葉に、思わず落涙し、嗚咽する私でした。私は、いまは、金もなく、力もありませんし、知識もまだ未熟ですが、きっと内定先の企業でも一生懸命働き、評論家としても努力を重ねて勉強し、大成し、かならずや、彼女たちや、こうして家もないのに、希望を失わずに生きている人たちのために、私の文章や思いを届けて表現していこうと、堅く心に誓いました。

そして、彼女たちのために役立てるように、大成しようと心に決めたのでした。多少の人生の苦労があっても、彼女たちのためなら頑張れると思いますし、芝居や映画、音楽や小説などでは絶対にうかがい知ることのできない、人生の壮絶な修羅場を知ることができたことは、実は今年、神様がわたしに与えてくださった最大のプレゼントだと思いました。

もし、いまも彼女たちの人生を知らなかったら、私は本当に、ただの「セレブ気どりのイヤミな、思い上がった女」で終わっていたに違いありません。

神様は私が本当に、世の光として役に立つために、あえて今年は試練を与えてくださったのだと思ったのでした。

これからは、いっそう謙虚に、物事の修養につとめ、頑張っていきたいと思いますし、社会のため、地域のため、家庭のため、仲間たちのために、尽くしていける人間になりたいです。

さまざまな得難い体験を得た、今年の年の瀬でした。

みなさまも、どうぞ、彼女たちのために、祈ってやっていただきたいと思います。すばらしい日々が彼女たちの上にも訪れますように。


新居探しに四苦八苦(笑)

2018-12-29 21:23:53 | くらしのくふう

きょうは、オットの家に預けてあった家具や荷物を、トランクルームに運び込むべく、父と一緒に調布のとある倉庫にいきました。トランクルームにすべてとりあえずの荷物を入れ込んで、あとは引っ越し先が決まってから、随時処分していく方向で進むことになりました。

新居探しも並行して行っています。いろいろ考えた結果、新築もしくは築浅の物件をさがしたほうが、希望条件も折り合うし、効率がいいだろうという判断になりました。いま、新築や築浅で、敷金や礼金をもらわないところも増えているようなので、そうしたかったのです。

そこで、調布市のとある新築物件を見に行きました。しかし、なかなか「帯に短したすきに長し」というわけで、ぴったりくる物件ではなかったので、もうすこし範囲を広げて探そうということになりました。

不動産業者の方にも、我が家の事情をいろいろご相談申し上げて、いろいろ協力していただいているような次第です。いま、不動産屋さんは年末年始のお休みに入っていますが、それでもいろいろ動いてくださる業者さんがおられるのは、本当に助かりますね。

今年も押し迫って、明日はいよいよパーヴォの56回目のバースデーを迎えます。去年から1年、実にいろいろな経験をし、得難い体験をしましたが、どんな人生経験もすべて自分の身になると考えて、行動していきたいと思います。

パーヴォはいま、たぶんハワイ(?フロリダ?)にて、お休みを満喫されています。今年も彼もいろいろなことの多い一年でしたが、明日はすばらしい誕生日を迎えてくれることを祈っています。

明日も家探しに行ってきますが、いい物件との出会いを信じてがんばりたいですね!

年の瀬も迫っていますが、みなさますばらしい年末年始をおすごしくださいませ。


両親の実家の近くに住むことにしました!勉強の日々が続きます!

2018-12-28 00:49:16 | 両親と、パーヴォと、私。
みなさま、いろいろご心配おかけしましたが、ただいま私は調布の実家に戻ってきています!生活保護は受けずに済むことになりました!
明日もろもろ区役所で手続き終えて、完了です!

Twitter関係でご心配いただいたみなさま、ありがとうございます。あの、もうTwitterはすべてクローズにしてしまいましたので、やってません(笑)

パーヴォが私をどう思ってくださっているのかも、今回の件でよくわかりましたしね💘💞😋

彼やスタッフの方々がいろいろ私を気遣ってくださるのがわかり、そういう意味で安心できました。

音楽評論の人脈もある程度できましたので、Twitterはすべて閉鎖しました。なので、私の情報発信は、このブログを中心に今後はいたします。

というより、今までもブログが一番の私の言いたい本音であって、Twitterはあまり重要視してなかったのですけどね。

Twitterが一人歩きして、さも私の活動の中心のように思われるのは本意ではありません。ご理解ください。

パーヴォの公式ツイートだけ興味があったからTwitterをしていただけなのです。もうだいたいパーヴォはInstagramでも、同じ内容を掲載されてますので、それだけを今後はみることにしました。

Twitterのみなさま、そういうわけですので、お世話になりました。もう、私のことは忘れて、楽しくそれぞれパーヴォを応援してくださいね~💞😘

それで、まず、両親と話し合って今後の流れをこういうことにしました。

1)年末年始は両親の実家に同居する。内定が出た企業の研修も、とりあえず実家から通う。生活保護は申請を取り下げ、自活する。

2)オットのもとにあった荷物も、一旦調布のトランクルームにすべて搬入する。平日の空いた時間に常時わたしが、処分する荷物をチェックし、適宜業者に依頼して処分する。

3)年明けに内容先の企業から内定証明書をもらい、不動産屋をまわって、独立用の住居を探す。もう、住む駅のメドはたててあり、両親の実家の近くの駅にアパートなりマンションを借りて住む。

4)独立したら、内定先企業にはそこから通勤し、週に一度は実家に顔を出して、母の介護を父とともに手伝う。

5)パーヴォや他の人のコンサート、歌舞伎鑑賞は、内定先企業の業務に支障をきたさない範囲でなら鑑賞してもよい。節度ある態度と、予算をよく考えてチケットを購入し、行動すること。

6)内定が出て4月から入社となるが、独立し、お給料を貯めたら、放送大学、各種音大などの大学で、本格的に音楽理論、音楽史、人文科学などを聴講し、勉強すること。

教員免許をとり、演劇と音楽の評論家としても独立してやっていけるように、勉強すること。

そのために上野の東京文化会館の音楽資料室に通うのは、全く問題ないこと。

ただ闇雲にコンサートを年間何百回も聴きに行くのではなく、きちんと評論家としての素養を身につけること。

7)パーヴォにメールなどを出すときも、節度ある態度と、評論家として恥ずかしくないように、ちゃんと音楽理論など、勉強の内容を質問したり、相談したりする内容を書くように心がけること。個人的な感情をパーヴォにぶつけるなどして、あまり彼を困らせないこと。相手は大マエストロなので、失礼のないようにすること。

8)英語などの語学の勉強もきちんとすること。ドイツ語、フランス語なども並行して勉強すること。

といったところです。

もちろん、自分が就職したら是非ともそうしたいと思っていたので、願ったり叶ったりです!

内定先企業は、実は金融関係です。が、私の評論家としての活動にも理解を示してくれているので、金融関係の勉強と資格取得もしつつ、自立に向けて頑張りたいですね!



パーヴォと出会って一年半が経ちました。本当にいろいろなことがありましたが、今年の年末は、大団円を迎えそうで、嬉しいです!

来年からは、エンジンフル回転、張り切っていきますよ~!😄✋💞💘

頑張ります!


渡辺謙さんの傑作ミュージカル「王様と私」、日本凱旋公演!

2018-12-27 04:38:28 | 渡辺謙さん情報

大変うれしいニュースが舞い込んできました(^^)/

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00010000-spht-ent

渡辺謙さん主演の傑作ミュージカル「王様と私」がブロードウェイ、ロンドンのウェストエンドなどで大好評を収めましたが、2019年の7月~8月、なんと、東京・渋谷の東急シアターオーブにて上演されることがわかりました!\(^o^)/

2015年の上演以来、大変愛されている、謙さんの「キング」。ケリー・オハラさんの美しい歌声も含めて、鮮烈な印象を私たちに与えてくれ、謙さんはなんとこれでトニー賞の主演男優賞にノミネートされました。

惜しくも賞は逃しましたが、また満を持しての登場に、おもわず大興奮の私です!\(^o^)/

とにかく、謙さんの王様は本当にすばらしいので、ぜひ未見の方はこの機会にごらんください(^^)/ 

私も劇場に通います!\(^o^)/

 


内定がでそうです!そして感動のNHK交響楽団の第九演奏会!

2018-12-26 02:48:38 | がんばれ就職活動♪

今日は、就職活動の日。リクルートスーツに身を固めて、いざ出陣!

杉並区の寮から皆に「いってらっしゃーい!頑張ってね」と、励ましてもらい、勇躍、就職活動会場へ。

リクルーターの女性スタッフが、わざわざ出迎えてくださり、すっかり感激した私。笑顔が素晴らしいその方と、「もしかしたら一生のご縁かも?」という、予感が


スタッフの方に誘われて、会場へ赴き、説明会に参加しました。一番惹かれたのは、女性スタッフの活用と登用に大変熱心だったことと、社風のよさ。大手企業でありながら、慢心するところが全くなく、社員のひと一人一人が、意識が高いことが窺え、これなら、長く勤めても安心だなと感じいった次第です。

説明会の終わった後、お見えになったのは、実は一度この企業でリクルーターとしてお会いした、営業部長の男性スタッフ!

「僕はどうしてもかつらぎさんに、僕らの仲間になっていただきたいのてす。かつらぎさんのキャリアをこのままにしておくなんて、もったいなさすぎます!」

彼には私の病気のことも、今回生活保護を申請した事情も説明していたのですが、若い彼は決して動じませんでした。

むしろ、彼は決然としてこう言いました

「僕らは、かつらぎさんの、そういう人生の歩みも含めて素晴らしいとおもうのです。大変な経験をされたけれども、人生の様々な局面を乗り越えられたかつらぎさんに、この仕事はぴったりです。僕らは、映画と同様に、人の人生が相手の商売です。」

この言葉に、正直やられました

しかも一度断ったにもかかわらず、二度目のオファー。

そりゃあ、この企業にするしかないでしょ

というわけで、明日から3ヶ月、研修に通います。

研修期間中のお給料もちゃんと出ますし、資格取得の勉強もさせてくれるので、更なるキャリアアップが望めます。福利厚生もかなり充実しているので、これなら、両親も安心させられます。

というわけで、決めました!

研修も仕事も評論も頑張ります

父に電話で報告したら、大変明るい声で喜んでくれました。東宝入りには猛反対した父でしたが、この企業には、大賛成でした。つまり、父は意外にも、私に堅実で、しっかりとした大企業に勤めて欲しいと思っていたようなのでした!

「女性がひとりで働くのは大変だからこそ、パパは安心して、チコが働ける環境にいてほしいんだよ。チコの才能が潰されることなく、ほんとに生かせる場だと思うからね」と、父は穏やかな声で話してくれました。

100歳まで生きた祖母も、母も、生涯働きつづけたので、わたしも、頑張ってみます!


夜はNHKSOの、ベートーベン第九演奏会を鑑賞。父がチケットを買ってくれたのでした。なので、必死で聴きました!素晴らしい演奏会で、涙しました

NHKSOのえらい方にも年末のご挨拶をしました。「今年はかつらぎさん、大変だったけど、僕たちは期待してるので頑張ってくださいね」と、温かいお言葉をいただき、感激!

無事に今年の仕事納めとなりました。

明日から新たなステージの始まりです

頑張ります

みなさま、応援してくださいね~


生活保護という、新しい生活に突入しました。とにかく人生、やるっきゃないですね!頑張ります!

2018-12-26 02:21:34 | 生活保護という、新しい生活

昨日は、港区役所に行き、生活保護の申請をしました。すぐには受理してもらえず、調布市と行ったりきたり、夕方までかかりました(>_<)

住むところも当然決まらず、ホテルを区役所がキャンセルさせました。

いま、私は港区のケースワーカーさんが指定する、杉並区の有料宿泊所にいます。13人が同じ部屋で寝泊まりする相部屋で、いま、スマホを使って、このメッセージを書いています。

共同生活の寮生活なので、制約はかなり大きいですが、全員女性、親切な方々ばかりなので助かります。みなで助け合って社会復帰に向けて頑張っています。

食事も三食ついていて、いろいろ工夫があって美味しいですね。寮長さんが気立てのいい、明るい方で、うれしいです。

芝居やコンサートは、なかなか見に行くのが難しい状況ですが、わたしが、評論家であることを皆さんに理解してもらいつつ、頑張って行きたいです。

就職活動も、家探しも並行して行います。

明日は早速就職活動にいって参ります。
頑張ります!

生まれて初めての寮生活、生まれて初めての杉並区生活ということで、ちょっとドキドキしていますが、何事も前向きに、人生経験と思って頑張ってみますね!

スマホの充電もなかなかしにくいのですが、機会を見つけて、皆さまにご報告します。

頼りになるのは、皆さまの投稿と、パーヴォの音楽です。昨日の夜は、ブラームスの交響曲第2番を聴いて、号泣していました。
あまりの旋律の美しさに、人間の魂が揺さぶられました。

それでは、また!

おやすみなさい。
みなさま、よい夢を見てくださいね!


「愛するパーヴォ!メリークリスマス!」

2018-12-25 04:59:41 | PJのこと。

愛するパーヴォ、メリークリスマス!

すてきなクリスマスをお過ごしでしょうか?

さて、今年も素敵な音楽のプレゼントをあなたにお贈りします。

日本で人気のヴォーカリスト、グループによる、

ラブソング、クリスマスソングを

あなたにプレゼントしますね!

すばらしい一日をおすごしください!

 

「ロマンスの神様」作詞・作曲 広瀬香美

 

https://www.youtube.com/watch?v=AgfUewgwPOw

 

「恋人はサンタクロース」 作詞・作曲 松任谷由実

 https://www.youtube.com/watch?v=mcUdKmaxLJI

 

「白い恋人達」 作詞・作曲 桑田佳祐

 

https://www.youtube.com/watch?v=gEX21myCfU8

 

「ゲレンデがとけるほど恋したい」 作詞・作曲 広瀬香美

 

https://www.youtube.com/watch?v=yDgro0363DU

 

「Everything」 作詞・作曲 MISIA

 

https://www.youtube.com/watch?v=aHIR33pOUv0

 

 

そして、これは今、私がもっとも、あなたのために捧げたい、

日本で最高のラブソングです。

 

「糸」 作詞・作曲 中島みゆき

(歌は平原綾香さんです)

https://www.youtube.com/watch?v=TddLq4gdNDw&index=19&list=PL1BNipQkJWgOZoYBb-NjX0QyQfzd1qJnl

 

 

この歌詞の意味や歌の内容、日本でどういう意味の歌か、ということについては、どうぞマロさんや、NHK交響楽団のみなさんにきいてくださいね!

もしお気に召していただけたら、これらの曲をオーケストレーションして、N響のコンサートでもとりあげてください

世界でいちばんあなたを愛しています

 

あなただけのチコより


メリークリスマス!カトリック麻布教会などで充実したクリスマスイブを過ごせました!

2018-12-25 03:37:26 | スピリチュアルな日々♪

みなさま、メリークリスマス!

すばらしい聖夜(イブ)をすごされましたでしょうか(^_-)-☆

私は、昨日の朝の両親との和解も含めて、充実したイブをすごすことができました!

上の写真は、東京・六本木にある、カトリック麻布教会の、クリスマスイブのミサの風景です。大変美しく、壮麗なクリスマスイブのミサを体験することができましたので、またのちほどご報告いたします!

 

で、朝のホテル近くの風景 東京タワーが朝焼けに輝いていました!お散歩がてら、周辺を散策しました

午前中は別投稿にもある通り、両親のいる調布の実家へいき、荷物を引き取ってきました。父ともたのしく仲直りし、母ともクリスマスをお祝いしました

ホテルにいったん帰って、パソコンでいろいろ調べ物をしたあと、新橋駅近くのラーメン屋さん「らあめん 北斗」で、ごま味噌担々麺(850円)を注文、ランチをいただきました。


麺が細くて、肉味噌とよく絡み合っていておいしかった!\(^o^)/温泉卵がついてくるのもうれしいですね!

ネットで、当初、大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見ようとしたのですが、どこも満席!クリスマスイブ、しかも祝日なのでみなどれも満席なのです。

かろうじてとれたのが、TOHOシネマズ日本橋の「アリー スター誕生」。ネットでチケットを予約して、いざ日本橋へ出発!ところが、TOHOシネマズ日本橋は、日本橋ではなく「三越前」にあることが判明し、大慌てで移動しました!


TOHOシネマズ日本橋は、コレド室町2の3階にあります。日比谷のような派手さはないですが、非常に動きやすくて、わかりやすいところにあって、便利ですね!


コンセッション(売店)の様子。クリスマスイブなので、カップルが大変多くて、独り身になった私にはまぶしかったですね~(笑)


というわけで、「アリー スター誕生」を鑑賞。とにかくひたすら、レディー・ガガの歌のうまさでひっぱっていく構成がわかりやすいです。ストーリーはあってなきがごとしですが、冒頭、アリーことレディー・ガガが、「酒とバラの日々」をエディット・ピアフも真っ青の抜群の歌唱力で謳い上げるのは圧巻です!レディー・ガガってジャズもうまいし、シャンソンもいけるし、ほんとうに現代の「ディーヴァ(歌姫)」ですね!

 

鑑賞しおわって、おなじコレド室町2にある、「Beer Cafe Brugse  Zot」にて、ビールと本日のパテをいただき、クリスマスをお祝いしました。しめて1389円。

日本橋のクリスマスの風景です。むこうに見えるのは、天下の三越日本橋店さまです(笑)




夕食をいただいたあとは、地下鉄で六本木に移動し、西麻布にある、カトリック麻布教会に行きました。クリスマスイブのミサに参加される信者の方々、観光客の方々で、教会はなんと超満員!(多分800名以上はいらしたと思います)

ミサが始まる直前の風景。長椅子の上におかれているのは、キャンドルサービス用のろうそくです。各自これに火をつけて、ろうそくの火をともしながら、「栄光の讃歌」を歌いました。美しくて荘厳な光景に、私もすっかり感動!


こちらは、赤い袋は、献金袋。 右は、信者さんのために、聖体拝領の際に配られるパンを入れる入れ物です。


ちいさな子供たちが教会の入り口で配ってくれた、麻布教会の冊子「こころ」1月号(稲川神父さまのお話がでています)と、赤いのはクリスマスイブのミサの式次第です。


教会のミサがどんな雰囲気かといいますと、ひたすら歌いながら、神父様も信徒のみなさんもミサを進めていきます。

入場の際も聖歌「しずけき(きよしこの夜)」を歌いますし、有名な「主の祈り」も歌でつづります。聖体拝領では「まきびと」「来たれ友よ」「あめのみつかいの(グロリア インエクシェルシスデオ)」などおなじみのクリスマスソングをみなで歌います。信徒でない方も、「祝福を受けに来ました」といえば、神父様(司祭)から祝福を受けることができます。

稲川神父様は、ルカによる福音(2.1ー14)を読み上げると、お説教で、

「みなさん、【救い】とはどういうことだと思いますか?イエス様はどこにいまおられるでしょうか?そう、イエス様は、あなたがた一人一人の心の中にいらっしゃいます。そして、許せない人、悪口をつい言ってしまう人に対しても、神様、イエス様は、あなたとみなさんとともにいてくださるのですね。今年一年、いろいろなことがあったと思います。許せないこともあったでしょう。でも、きょうはそこから解放されて、その許せないと思っている人に対して、【神さまがあなたとともにおられます】と祈るだけで、その人への怒りや悲しみが和らいでいき、あなたとその方が理解しあえる一歩になるのです」と、説かれました。私もおととい、父のことで神父様に嘆いていたのですが、「かつらぎさん、では一緒にお父様のために祈りましょう!」と言ってくださって、父が朝、とっても嬉しそうに、涙ぐみながら私を迎えてくれたので、信じられない奇蹟がおきたように思い、うれしくなりました!

ちっちゃな子供たちがすぐそばで、お母さんたちと一緒に参加していました。ミサは、小さな子供さんにとっては、ちょっと退屈ですが、美しいキリスト教の聖歌をきくうちに、子供たちも嬉しそうに一緒に大声で歌っていました。感動的な光景でした。この嬰児たちが、ちいさなイエスさまの分身となって、私達に、「もっともちいさきひとのために尽くしてくださる神さま」の存在を知らしめることができるからです。

稲川神父様は、終始ニコニコとされていましたが、最後、聖体拝領を終え、閉祭の儀となり、退出するときに、教会にいたみんなが高らかに、聖歌「もろびとこぞりて」を謳い上げたら、感極まって泣いておられました。私も大変感動しました。

いつも教会は、朝のミサは、7人くらいしか集まらないのですが、きのうは2階席までぎゅうぎゅうに詰め込まれて大盛況でした。19時の回がそのくらいだったので、21時半からは、もっとたくさんの方がお見えになっただろうと思います。

ミサの終了後、みなさんと一緒に、ホットチョコレートをいただきました。温かくておいしくて、神さまがあたえてくださったプレゼントに感謝しました。

信徒でお世話になっているMさんが、かわいらしいクリスマスプレゼントをくださり、だきしめてくださいました。

稲川神父様ともお話でき、父の事を話すと、「いつもそうして、お父様、お母様のためにお祈りをしてくださいね(^_-)-☆」とやさしい笑顔で話してくださいました。

教会をみな、名残惜しそうに去っていきました。

六本木は昔は、夜はこわくて、一人では歩けませんでしたが、カトリック麻布教会に来てからは、この美しい風景を見られて、とても幸せな気持ちで歩けるようになりました。

神の奇跡がまさに降臨した、美しいクリスマスの風景に心から感謝し、帰途につきました。

メリークリスマス


父とすっかり仲直りできました!

2018-12-24 17:17:13 | 両親と、パーヴォと、私。
今日はクリスマスイブてすね!皆さま、それぞれ楽しいクリスマスイブをお過ごしのことと思います。

わたしは朝、実家に戻りまして、残りの荷物を引き取りました。父にも会いました。父は大変私のことを心配してくれていました。生まれて初めての家出でしたからね(笑)私も謝ったのですが、父がなんと、「すごーく心配した!パパも言い過ぎてごめん!」と、謝ってくれました。彼が自分から詫びるなんて初めてのことですね!神さまはクリスマスイブに大変な奇蹟を起こされたのですね!父の目に涙が光っていました。

母も、心配してくれて、家族の絆がまた生まれたような気がします。

荷物はホテルに持って行きましたが、いいクリスマスイブになりました。

オットも、入れ違いでしたが、私のトランクをホテルにわざわざ運び込んでくれて、ありがたいです。

一応この年末年始はこのホテルに長期滞在して、また港区を中心に家探しと就活にいそしみます!

午後は、日本橋にて映画「アリー スター誕生」を鑑賞。超満員の客席に感無量です。レディーガガのあまりの歌の旨さにびっくりです!

夜はこれから、カトリック麻布教会にて、クリスマスイブミサに参加します!

皆さまにとっても素晴らしいミサになりますように!

新橋のホテルにて、平成最後の天皇誕生日を祝い、「クラシック音楽館」に励まされる!

2018-12-23 20:28:12 | NHK交響楽団ニュース♪

故あって、調布の実家を出て、ホテル暮らしを始めました。いずれ思い切って、生活保護を正式に申請し、受給しようと決意を固めたのです。Facebookでいろいろ書きましたが、父といろいろ衝突したせいもありますが、やはり、おちついて、ひとりで生活をするほうが、こうした文筆活動ができると思ったのです。

新橋のとある格安ホテルで、いまこのブログをかいています。やはり私は、書いているとき、音楽を聴いているときがいちばん幸せなようです。

いまNHKEテレで、「クラシック音楽館」に励まれています。過去の名演奏で、チャイコフスキーの交響曲第5番を聴いていますが、すばらしいですし、圧巻ですね!ダイアナ元皇太子妃への追悼になっているところも、涙がでます。

チャイコの5番を聴いていて、私は、大変勇気づけられました。私は現在大変な苦境にありますが、でもこうして、クラシック音楽のおかげで、ふたたび生きる気力を取り戻しましたし、どんな苦難をも乗り越えていく強さを、クラシック音楽から学んだことを思い出しました。

またパーヴォのブラームス交響曲第2番のCDを持っていったことも、私の心の支えになりました。ベルリン・フィルを指揮した時の輝かしいばかりのパーヴォの美しさと、私への熱く優しさにみちたまなさしを思い出し、胸が熱くなりました。この僥倖を体験できたのだから、どんな人生の試練をも、凌駕していく強さを、私は持っているはずです。いままでだって「もう駄目だ」と思うことがありましたが、不思議といろいろな方に助けていただきました。

名古屋でのパーヴォがそうでしたし、きょうカトリック麻布教会での稲川神父様、そして、教会のみなさん、そして、六本木のマクドナルドで私の話を親身に聴いてくださった奈良市のMさん、そして、ホテルの方々、警察署の方々・・・・肉親の愛情には私はあまり恵まれなかったけれど、他人様には、それはそれはよくしてもらっていることをはっきり自覚できたのです。

がんばろう。

つよく生きていこう。

このクラシック音楽が日本にもたらされた苦労を想えば、

どんなことだって私はできる、と信じたいですね。

そして、明日がある。

皇室ネタといえば、きょうは平成最後の天皇誕生日。すばらしい天皇陛下の人生に、あらためて瞠目しました。イギリスでのエリザベス女王の戴冠式で大変なバッシングを19歳で経験した彼のその後の「旅する天皇」としての矜持を見る思いで、深く感動しました。美智子皇后さまと二人三脚で歩まれた平成の30年は、私にとっても思い出深いものになります。また天皇陛下は美智子皇后さまとともに、私が中学1年のときに、ハレルヤコーラスを聴いてくださった方でもあります。両陛下が、今宵は安らかに、「クラシック音楽館」をごらんになりながら、ゆったりすごして、人生の終幕をたのしんでいただきたいと思いました。

また、衝突してしまった父、私を心配してくれている病身の母にも、優しい気持ちが芽生えてきました。いまは、父も介護の混乱で疲弊しているかもしれないけれども、神さまが彼らを助けてくださることを祈りたいと思いました。


そして、いつも私と行動をともにするのは、このパーヴォとの思い出の写真です。

パーヴォが最初に、私に、人生を変えて一歩踏み出す勇気をくれたのでした。

頑張ろう。必死に生きてみよう。

そう決意した、新橋の夜です。

明日はクリスマス・イブ。素敵な聖夜になりますように

お祈りしています。


映画と演劇の街、わたしを育てた調布ものがたり(その1)。

2018-12-22 09:21:31 | 調布という街

ただいま、私は、小学校6年まで育った街・東京都調布市に、両親といっしょにくらしています。のんびりゆったりした街ですが、やはり、住み着くととても落ち着いて、心が安らぎますね!


こちらは京王線調布駅の看板。

もともと調布は、映画の街でした。戦前から、日活・大映が撮影所を多摩川沿いにひらいており、大変さかえていました。父の同級生も、森田芳光監督などの映画でおなじみのカメラマン・前田米造さんがいたりと、映画関係のご子息が多かったそうです。かくいう父も、日活・大映などでオートバイにのって、スターのスタント的なアルバイトをしていた経験があり、石原裕次郎さんの映画でもたびたび、エキストラを務めたそうです。

昔の撮影所というのは、映画全盛時代で、大変な映画人口を誇っていましたので、エキストラの数も半端なく多かったそうです。東宝撮影所の全盛時代は、1200名ものエキストラをさばいていたといいますから、その威容は推して知るべしですね!

日活はもともと、田村正和さんや亮さん、故・高廣さんらの父である大スター・阪東妻三郎さんを迎えるために作った映画会社でした。また、大映は、いわゆる国策の映画会社でありました。

 

※在りし日の阪東妻三郎さん。日本映画最大のスターですね!

阪妻さんは、その日活移籍第一作として、傑作時代劇「恋山彦」(前・後編)に主演され、これが大変なヒットを記録しました。のちに1997年、三男の正和さんが新橋演舞場で舞台化し、こちらも大変な大入りを記録しました。(個人的には、いまこれをやれるのは、まさに海老蔵さんだろうと思います。阪妻さんに風貌もよく似ているし、豪快な立ち回りと気品、平家の落人の末裔という設定がぴったりですね!ぜひご検討をお願いします)

 

http://ja.nikkatsu.wikia.com/wiki/%E6%81%8B%E5%B1%B1%E5%BD%A6

阪妻さんは、「無法松の一生」という当たり役も得て、名優の座を不動のものにしました。戦後は大映で「王将」という、坂田三吉名人の物語も映画化し、こちらも大変なヒットを記録し、自身の代表作となりました。

大映は京都にも撮影所がありましたが、東京ではこちらの調布撮影所を起点として、次々に名作を発表しました。その中で生まれたスターの一人が、私も大好きだった、田宮二郎さん(故人)。「白い巨塔」が最大の代表作で、しかも遺作になってしまいましたが、いまだに人気は絶大ですね!

田宮二郎さんは、調布の仙川にお住まいでした。私は熱狂的なファンでしたが、幼稚園の年長組のとき、仙川の田宮さんのおうちに連れていってくださるというご近所のおばさまに連れられて、幼稚園をさぼって(笑)、見に行きました。奥様が犬の世話をしているのをみて、そのとき、超~ませた子供だった私が「あの、ご挨拶はご遠慮しておきます(笑)奥様に悪いですから」といって、おばさまたちを大笑いさせたそうです。もちろん、あとできいたら、幼稚園のシスター(シスター上村りつ子さんとおっしゃいました)にはバレバレでした(笑)。

でも、その後田宮さんはかなしい亡くなり方をされたので、以来わたしは幼心に、どんなことがあっても、絶対に自分の好きなスターさんには、自分が「あなたが大好きです」と伝えるためにファンレターをまめに書くことにしました。小さな子供が自分のファンだったら、絶対に自信につながるし、絶対に田宮さんのように、かなしい亡くなり方をしなくて済むと思うからです!

そして、折原啓子さん、三条美紀さん、三益愛子さん、若尾文子さん、大木実さん(もともと彼は照明マン出身でした)、根上淳さん、江波杏子さん、本郷功次郎さん、南田洋子さんなどなど。

本郷功次郎さんは大映の青春スターとして、「ガメラシリーズ」「釈迦」などの大作に次々主演し、人気を不動のものとしました。

 

 

木暮実千代さんに見いだされ、俳優として人気を博した大木実さん。父の思い出によれば、よく多摩川の撮影所の隣接した空き地(今の調布南高校のあたり)で野球に興じるなど、気さくな一面もおありだったそうです。

人気スターでももっとも影響力を発揮した市川雷蔵さん(故人)は、歌舞伎役者出身で、市川寿海さんのお弟子さんでしたが、京都で頭角を現した後、東京の撮影所でも次々に傑作を発表していきます。代表作の人気シリーズである「眠狂四郎シリーズ」をはじめとして、「忍びの者」「炎上」「陸軍中野学校シリーズ」などを発表しますが、37歳という若さで夭折してしまいます。

もちろん、長谷川一夫さんも大映の顔として「地獄門」でベネチア映画祭グランプリを受賞後、大スターとして君臨していきます。もともとは林長二郎という芸名でした。初代中村鴈治郎さんのお弟子さんで、彼も歌舞伎役者でしたが、歌舞伎で培った実力と、きわだった美貌でまたたくまに、「二枚目役者」の代名詞として、日本で初めて俳優として、国民栄誉賞を受賞することになります(没後)。東宝でも、演劇で東宝歌舞伎を毎年正月に公演し、大入り満員を毎年記録し、東宝の演劇を支える立役者となったのでした。

女優さんではなんといっても、山本富士子さん。ミス日本で、抜群の美貌を誇った彼女は、次々に日本映画の大作に主演します。が、いわゆる「五社協定」で大変なバッシングにあい、活動の場を演劇に移します。その主戦場になったのが、東宝の演劇であり、山本富士子さんは、こちらでも次々と名舞台を披露していき、名実ともに大女優になっていきました。

また、やはりなんといっても忘れてはならないのは、京マチ子さん。松竹歌劇団出身で、抜群のプロポーションを誇り、黒澤明監督の「羅生門」でスターダムにのぼりつめました。

 

また、話は前後しますが、「座頭市シリーズ」で大スターの座に上り詰めた、勝新太郎さんは、長唄のおうちのご子息でした。お兄様の若山富三郎さんとともに、絶大な人気を晩年まで誇りました。奥様は、二代目中村鴈治郎さんの娘であり、坂田藤十郎さんの妹でもある、中村玉緒さん。こちらも映画がご縁で、ゴールインしました。

若尾文子さんは、私がもっとも好きな大女優さんのひとり。品格があり、素敵で、いまなお輝きをはなっておられますが、彼女も大映のスターとして人気を博しました。「雁の寺」で大スターとしての座を確保しました。

プロデューサーで大変有名なのは、永田ラッパ、こと永田雅一さんでした。ラッパというのは、とにかくすごいほらを吹くので、こうしたあだ名がついたのでした。

ちなみに、私が前の夫と結婚して東宝宣伝部に異動になったとき、夫の姓である永田を名乗ったら、当時の専務・堀内實三さんが「そんな名前を使うな!永田だなんて!」と苦笑いをされた思い出があります。そのくらい「永田」といえば「大映の永田ラッパ」でした。が、いまはふとっちょの「東宝の永田」が日本映画界ではまかりとおっております(笑)

というわけで、今回は、「映画の街・調布 ~戦後の大映撮影所編~」をお送りしました。次回はよく調べて、戦後の日活撮影所編をお届けしたいと思います!

※まだまだ網羅しきれないので、スターさんで登場されていない方もいらっしゃいますが、写真はとりあえず、ネットで画像保存できるものを出してありますのでご了解いただければと存じます。