お盆

普段から車の運転が荒く、マナーも悪く、運転する際には（歩行者だって道路を横断する際は）本当によく注意しなければならないスロバキアだが、そんな中でも一年の内で最も道路がごった返し、運転に更なる注意を払わなければならない日があるとマルツェルは言う。それがこの週末あったお盆だ。
この日ばかりはお墓参りに向かう車が、普段運転しないドライバーと車を含め、たくさん走り回る日だ。レトロな車に乗って墓地へ向かう老夫婦など見ていて心の和む光景だが、そのすぐ近くを走るのなら気をつけなければならない。

マルツェルと生活し始めてから毎年欠かさず行っていたお墓参りだが、今年はネルカが風邪を引いてしまい、マルツェルとサクルカだけが行って来た。だから、今年の道路の混み具合は見なかったが今年も混雑していたに違いない。

もうひとつこの時期目にする光景がこちら。
先々週、ネルカの幼稚園のお迎えのときに通りかかって撮った写真だ。

いつもは野菜や果物の並ぶ市場に、お供え用の花が一斉に並ぶ。
生花もあるが造花が多く目につく。義両親がお供えするのもやはり造花ともみの木のような針葉樹の枝だ。

日本でもハロウィンが終わればデパートのデコレーションは一気にクリスマスのものに早変わりしていたが、こちらもハロウィンこそないが、これが終わると町はクリスマスモードに突入だ。今週のスーパーの広告ではチョコレートやバター、砂糖などお菓子作りに必要な材料が特売になっていた。クリスマス準備でお菓子作りは欠かせない。義母の焼いてくれるお菓子が今から楽しみだ。