スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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空手三昧

2024-05-10 | スロバキア2024
久しぶりの更新ですが、私は元気です。みなさんはお元気ですか。(笑)

新年以来、いくつも書きかけの下書きばかり溜まって、書きあげて更新することができずにいました。何でそんなに忙しいかって、仕事にはもう慣れ、ある程度落ち着いてきているのですが、平日も週末も子供たちの予定に振り回されているのが原因です。でも、子供たちの頑張りを見ているとサポートせずにはいられませんね。

学校の行事に、ピアノの発表会・コンクールに、お友達が遊びに来るだの、子供たちの(特に長女がテスト勉強で)ストレスが溜まってそうだからと家族みんなでゲームをしたり、映画を見たり、出かけたり、次女が骨折したり・・・、でもその全ての中で昨年9月から始めた空手が一番大変です。週2回のトレーニングだからと思って始めた空手ですが、娘たちが上達するとあれよ、あれよとあっという間にトレーニングは週3回(一時は週5日でした)になり、そして今年に入って試合にも出るようになり、ほぼ毎週末、野を越え、山を越え、スロバキアに15年住んでいながら初めて訪れる土地へと出かけています。今は4週連続続いた試合が一旦おさまり、今週末は久しぶりのお休みです。

試合だって、何もそんなに行かなくても良いんじゃない?なんて思ってしまうのですが、娘たち二人とも、初出場からこれまで一度も試合でメダルを逃したことがないんです。先週のジリナグランプリでは長女は優勝、次女は3位でした。次女に至ってはスロバキアの全国大会の予選を勝ち抜き、ファイナル(スロバキア全国でカテゴリーごとトップ10が出場できる大会)数週間後に控えています。

子どもたちにスポーツは絶対にさせたいと思っていたところ、空手をしたいと言い出したのが昨年の秋、ならばと(空手よりもダンスや機械体操をしたくてあまり乗り気ではなかった)次女も二人一緒に空手クラブへ。やっぱりスポーツは良いですね。心も体も鍛えられています。その頑張りに親はただただ、感動するばかりです。試合を見る度に、あの小さな体のどこからあれだけの集中力とパワーが出てくるのかと驚かされています。全力投球しているから、負ければ悔し涙、勝っても嬉し泣き、応援していた私も夫も毎回「感動をありがとう!」と熱い気持ちになって帰ってきています。

子どもたちを見ていていくつか空手をさせて良かったと思うことがあります。

1.勝った時に得られるこれまでの努力の達成感
2.負ける経験(失敗、挫折、納得のいかない評価)
3.苦楽を共にする仲間
4.ただ細いことがスタイルが良いことではない。筋肉のついた引き締まった身体の方が美しい。

特に友達を選り好みする長女は3番目の項目。自分と100%好みや相性の合う子ばかりを求め、そして一人の友達に固執するか、友達がいないと嘆いていた長女、空手を始めて交友関係が少し広がりました。
次女は4番目。ストレッチと筋トレのようなことが好きなようで、2~3歳の頃から暇さえあればとにかく毎日身体を動かしている次女は、華奢というよりはしっかりとした体形。決して太っているわけではないのに幼稚園の頃から、誰に言われたのか「太っている」と気にして、鏡を見てはお腹が大きいだの、足が太いだのと見ていたけれど、健康診断で小児科医が一目見て筋肉質とわかるくらい、引き締まった身体は太っているのではなく、カッコいい身体なのだと意識が変わりました。

来週からまた試合、怪我せず、本人たちの納得する結果を残せるよう楽しみながら頑張って欲しいです。


1 Comments

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こんにちは (ベルク)
2024-06-01 15:01:16
Chihirkaさん こんにちは

子育てで忙しいと言ったらいいのか、娘さんたちの
ことで忙しくしているんですね。それにしても
娘さんたちの空手はすごいですね。将来は
オリンピックの選手になれるかも知れませんね。
Chihirkaさんから素質を引き継いだのかな。

僕の方は3月末に兵庫県の自宅に持ってきて
在宅勤務を始めてから2か月経ちましたが、
在宅勤務は仕事のオンオフが難しい感じが
します。在宅勤務をせずに退職した方が
スッキリしたかも知れません(笑)
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