★風俗嬢チィちゃんのホンネワールド♪♪♪

★風俗歴1年とちょっと。眠らない街 大阪の風俗嬢チィちゃんの、ここでしか語れない本音がバクハツ!!☆

チエの生い立ち~27

2006-11-09 15:01:29 | チエの生い立ち

今日は、午前中、店の撮影に行ってました。
撮影するのは2回目で、1度目は入店したてで「店用のパネル」を撮るためでしたが、何かこう、撮影って、いつも思うんですが、
恥ずかしいッスね・・・
チエなんか、たいしてカワイくもないのに、モデルさながらのエロイかっこや色っぽいポーズをするのがどーにもこーにも恥ずかしくて、なかなか撮影が進まず・・・。
1度目は大変でした。
でも2度目ともなると、結構慣れたモンで、カメラマンさんの
「いいよ~チエちゃん、目線こっちね!」
「カワイイね~!じゃぁちょっとパンチラしてみようか!」
・・・な~んて要望にも、難なく応え、モデル顔負けの撮影風景だったワケですが、
ひとつ疑問に思うのが、毎回要求される、この「パンチラショット。」
パネルや雑誌に、1度だって載せられた事ないんですが・・・?
撮らなきゃダメなのか・・・?
カメラマンの個人的な趣味じゃぁないのか・・・?

・・・と、にわかな疑問を持ったチエちゃんでした。




             ハイ、続き!!
               ↓ ↓ 





チエがトシの家に着くと、前と同じように、玄関にはトシの靴だけがあった。

チエは、トシの部屋に入った。

久しぶりに入ったトシの部屋で、チエが最初に目にしたものは・・・

  トシと彼女のツーショットの写真だった。

2人でほっぺたをくっつけ合い、幸せそうにピースしている写真が、
明らかにトシの趣味ではない写真たてに収められ、
大事そうに飾ってあった。

それを見た瞬間、逢えた喜びは、ショックに変わった。

写真やプリクラは、トシの部屋の至るところに飾られていた。
なんだか、もぅ今までのトシの部屋ではない気がして、チエは生まれてはじめて、
「チエ、部屋に入っていいの?」とトシに聞いてしまった。
ホント、無意識に。

彼女はこの数ヶ月で、すっかりトシの中に、自分の存在を誰よりも強く植え付けてしまっていたのだ。
スゴイ…。
もぅ、チエが立ち入る隙は、まったくと言っていいほどないのだと、漠然と感じさせられた。

トシは、「何いってんねん今さら(笑)入りーや」と笑って言ってくれたが、
チエにとってその部屋に入ることは、何とも不快な気分だった。

チエは、トシから少しはなれたところに座り、
「話ってなに?」と、おそるおそる聞き出した。

どぅ切り出されるんやろう…。
ここに来るまでは、もしかしたら「やっぱりチエがいいから、彼女とは別れようと思ってんねん」なんて話かもしれないと、かすかな期待も想像したりしたのだが、
この部屋を見たとたん、そんな想像をした自分すら、恥ずかしく思えてしまった。
もぅ、チエにとって嫌な話に、ほぼ間違いないだろう。
チエは、腹をくくって覚悟していた。

・・・すると、トシの口から出た言葉は、あまりに意外なことだった。

「あのさ・・・俺って、お前しか、女の体 知らんやん?」

・・・・・・・・・・・ハァ。


・・・・・・・・・・・・・・・Σはぁ!?

いま、何つった??

「女のカラダ!?」
それって…、そーいうイミで!?

するとトシは言いにくそうに続けた。

「うん・・・。俺、チエが初めてのHの相手やし、なんかあんまり経験とかないし、
正直ほかの子って、Hの時どーゆー流れがいいのかとか、男連中には聞けやんくてさ・・・」
「ちょっ・・・!ちょぉ待って!!ストップ!!」

チエは、たまらずトシの言葉をさえぎった。
「あんた、チエの後に付き合った彼女たちと、Hしてへんかったんか!?」
まさか、そんなことがあるわけないだろう!!
トシに限って、まさか!!

するとトシは「あぁ、そらしたけど・・・」ほっ・・・あ~~びっくりした。
何言い出すねんこの子は・・・
「ほんなら、なんでそんなこと言うん?」
不思議そうにチエが尋ねると、トシはごもりながら
「なんつーかさ、今までの彼女は、Hっつっても、
付き合ってる間に1・2回しかせんかったし、(そーやったんや)すぐ別れたから、あんまりHも真剣じゃなかったし、
テキトーですんだんやけど、(オイコラさらっと何てこと言うねん)
なんか、今の彼女は、すごい弱いっていうか、ホンマに純粋な子やから、なんか気安く手ぇ出せへんねんよ・・・」

チエは、トシの言葉のふしぶしに心の中でツッコミを入れながら聞いていたが、
ようするに…
「よーするに、今の彼女とはまだHしてへんって事やんな!?」
「・・・うん、そぅ・・・」
「ほんで、どーやったらさしてくれるか、分からへんねんな!?」
「・・・うん・・・まぁ・・・」
「それを、チエに相談したくて、ここに呼んでんな!?」
「・・・うん・・・まぁ、そーいうことに…」

チエは、イラッとき、
「あんなぁ!!人に物言うならハッキリ言え!!

イラつくんやけど!!」

と怒鳴った。

トシアキはビクついて謝った。

「・・・ごめん。」・・・はぁ・・・。なんか無性に腹が立ってきてしまった。

いや、トシの気持ちはわかってる。
無神経にチエにこんな相談をしてるんじゃないことは、よく分かってる。
きっとトシは、うかつに手を出せないくらい、彼女とのHを、真剣に考えてるんだろう。
きっと、それだけ本気で好きなんだ。
それで、どぅしようもなくて、意を決してチエに相談を持ちかけたんだ。
でも、チエの気持ちを痛いほど知っている分、言い出すのに、すごく悩んだんだろう。

それを思うと、トシアキのチエを思う気持ちが、嬉しく切なかったが、
それ以上に彼女を大事に思うトシアキの真剣な気持ちが、痛く胸に突き刺さった。
あぁ、もぅ・・・なんでこんな・・・チエは、ハッキリ言って、ショックはショックだった。

だって・・・ねぇ?ずっと好きだった男の、恋の相談相手に、抜擢されてるワケですよ。今ここで。
…なんという屈辱でしょうか。
もぅホントなら逃げ出したかった。今すぐに!・・・でもね・・・
、出来なかったのさ。
何で…?何でだろうね・・・理由は一言では言い片せない。
「だって、トシアキが好きだから。」
「チエが困ってるよりも、ずっともっと困ってるトシアキを見放せなかったから。」
「トシが、あたしを求めてるから。」
「相談相手でも何でも、トシの傍にいられるんなら何でもいい!!」

なんかそんな色んな気持ちが、チエの背中を押してしまったようだった。

「分かった。男連中に聞けへんのなら、いつでもチエに言ってきたらええよ。
出来ることは協力するから。」
偽善か本心か、自分でも分からないが、そんな言葉が出てしまった。

トシは、心から安堵した顔をして、笑いかけてきた。

そうして、幸か不幸かその日から、
チエは最愛の男トシアキの、

「恋愛相談相手」に、自分から相成ってしまったのだった・・・


 

チエちゃんの実話エッセイ。

続きを読んでくださる方は、チエの物書き意欲を上げるため、ポチッと押してやってくださいまし★☆★
   ↓ ↓ ↓ ↓

 
 
日記@BlogRanking               ←ポチッと・・・
  
     ↓ ↓ ↓ ↓
  
風俗嬢ブログランキング
    おとなゲート『風俗嬢ブログランキング』       ←ポチッと・・・・ 
         ↓ ↓ 
 
人気blogランキングへ   
     
     ←ポチポチッとな・・・