★風俗嬢チィちゃんのホンネワールド♪♪♪

★風俗歴1年とちょっと。眠らない街 大阪の風俗嬢チィちゃんの、ここでしか語れない本音がバクハツ!!☆

チエの生い立ち~21

2006-11-02 12:00:46 | チエの生い立ち

今日は久々に、朝から寒いですね~Σ(@Д@;)
思わずコート着て、出勤しちゃったよ!!
そろそろお鍋が食べたい時期かも・・・
それより、今朝また、「いじめで自殺した中学生」のニュースやってた。
なんかいま、カンペキに日本全国に、「連鎖反応」起きてるよね!!
どうして、誰も歯止めがかけられないんだろ!?
それは、一番初めの「自殺事件」が、いまだにちゃんと解決してないからだと思う。
なんか、学校そろってみんな「遺書に「イジメ」の文字がない」とか、「証拠がつかめない」みたいな、中途半端なこと言って、「死んだ子」のことより、自分の立場を守ることにばっかり一生懸命で、見てて情けなくなる。
でも、学校側にそぅさせているのは、周りの世間にも問題があると思う。
何か起これば、学校側を責めて、騒ぎ立てて、「何が原因だ!」じゃなくて、
「誰の責任だ!!」って事にしか、目が行かなくなる世間にも、
チエは疑問を感じてしまう。学校側だって、責任のなすり合いになってしまうのも、
しょーがないんじゃないか・・・?
もっと、自分を差し置いてでも、子供のことを心から考えてくれる「大人」は、
いないんでしょうか・・・。


          ハイ、続き!!
            ↓ ↓




    チエは、久しぶりに来るトシアキの家に、なんだか緊張してしまっていた。

3週間ぐらい会ってないけど、まさかその間に彼女なんか出来てないよね…?
そぅ思うと急に不安になった。

もし、今トシの部屋に入って、他の女の子がいたりしたら…
それこそ絶対に立ち直れない・・・!

ここまで来て、そんな想像をしてしまったチエは、
トシアキの家の前で、思いもよらず立ち尽くしてしまった。

チエは、トシアキの「彼女」ではないのだ。
いつ急にトシアキに彼女が出来ても、チエは何の抵抗も出来ないのだ。

そぅ考えると、余計に自分の立場が空しく惨めになってしまった。

酔った男に犯されて。
最愛に人に振り向いてもらえない。
会いに来たって、決して喜ばれないと分かってて…。
それでも今ここに会いに来てる自分が、すごく惨めだった。

「帰ろう・・・」と思って、原付を押し返したが、
「いやだ。帰れない。またあの部屋に戻って、1人になるのはもぅ耐えられない!!」
そぅ思った。

チエは、トシがどぅ思おうが、もぅとにかく1人になりたくなかった。
あの朝のことを、思い出したくなかった。

玄関に原付を停め、トシアキの部屋の前に行くと、入り口にはトシの靴があった。
トシアキの部屋は、離れにあったので、離れの入り口にトシの靴だけがあるときは、
トシが1人でいるときなのだ。
チエはホッとして、ドアを開けた。

ドアの向こうで、トシはいつものようにギターを弾いていた。
その姿を見た瞬間、なぜだかすごく安心し、心が温かくなった。
トシアキはチエに気がつき、手を止めて「おぅ!どーした?」と聞いてきた。
チエは涙が出そうになったが、気づかれないよう前髪で顔を隠しながら、
「ううん、近くまで来たから寄ってみた」と、トシアキのそばに座った。
「今日はみんなは?」と聞くと、トシは
「あぁ、今日は来ーへんみたいやで」と言い、またギターを弾き始めた。

チエは、その姿を見ていると、無性に愛しくなり、ギューーっと胸が締め付けられた。
「抱きつきたい」本能でそぅ思い、気づいたときにはトシの背中に抱きついていた。
「おわ!ビックリした!…どーしてん?」と、トシは不思議そうにチエを見たが、
チエは何も言わず、ぎゅーーーーっとトシにしがみついた。
泣けてきた。
チエは、トシに何も知られたくなかったから、
泣いている事に気づかれないよう、顔を背中にうずめ、
ずっと黙ってしがみついていた。

そんなチエに気づいたのか気づかなかったのか知らないが、
トシはギターを置き、チエを抱きしめ返してきた。
あったかい…トシのキスも、腕も、全部あったかい・・・
そのままベッドに倒れこむ。
「抱いて・・・」締め付けられるような声でつぶやいた。
抱いて。思いっきり抱いて。全部忘れさせて。
そう願いながら、トシアキに身を任せる。
トシは、やさしく包み込む様にチエを抱いてくれた。

トシはそんな気持ちで抱いているんじゃないだろうけど、
チエは、愛しい愛しいトシアキに抱かれながら、
汚れた自分が浄化されるような気持ちにさえなった。
「好き…トシ、大好き。チエの全部を、トシでいっぱいにして!」
何度も叫びながら激しくトシに抱かれた。

行為自体は同じことなのに、なんでこんなに幸せで暖かいのか・・・
大好きなトシに抱かれて、こんなにも幸せなのに、
なんでチエはこんなに悲しいのか…。

チエは、汚れた体をトシアキに抱かせていることや、
それを黙っていることや、
自分がしていることや、
それでも今だけは幸せを感じれていること。
いろんな感情がごっちゃになって、抱かれている間中、涙が止まらなかった。

トシは、そんなチエの目に、頬に、涙に、何度も何度もキスしてくれた。
嬉しかった。

終わってからも、トシはチエに何も聞かなかった。
特に興味がなかっただけかもしれないけど。

でもチエは、どこか吹っ切れたような、切り替えが出来たような気分になれ、
「ありがと!帰るわ!」と、笑顔でトシの部屋を出た。
トシは、キョトンとした顔で、見送ってくれた。

トシ、ありがとう。何も言わずに抱いてくれて。
チエは、トシに思ってもらえなくても、
何も与えてもらえなくても、
トシの存在のおかげで、トシが居てくれるだけで、
きっと何でも乗り越えられる。
頑張れる気がするよ。

そんな気持ちだった。

そして、家に帰るとすぐに、事務所に電話を入れた。
「もしもし、チエです。長い間休んですみません。明日からまた出勤します。」
あぁ、そぅ。分かった。・・・大丈夫?」
はい。大丈夫です。」

・・・もっと喜ばれるかと思ったが、さほど期待されてもいなかったのか・・・
まぁいいや。頑張ろう!

そぅ思って、眠りについた。

しかし翌日・・・

思いもよらぬ事態が、チエを待ち受けていたのだ・・・



チエちゃんの実話エッセイ。

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