★風俗嬢チィちゃんのホンネワールド♪♪♪

★風俗歴1年とちょっと。眠らない街 大阪の風俗嬢チィちゃんの、ここでしか語れない本音がバクハツ!!☆

驚き、反省、そして感謝。

2007-01-31 12:32:45 | 風俗嬢日記

今朝、自分のブログのコメント欄を見て、驚きを隠せなかった。

「コメント18件(内2件は自分だが)」という数字に、一瞬喜んだけど、
その内容を見て、「あぁ・・・!!」と思った。

それは、ショックもあり、驚愕もあり、発見もあり、
そして、全ての言葉に、全身で共感の気持ちを覚えた。

まず、リサさんには、謝らなければならないと思い、この場を借ります。
リサさん、確かにチエは、自分の身勝手で過去に中絶をしました。
確かではありませんが、今チエが妊娠できないのはそのせいだと思います。
これに関しては、チエは自分を責めるより他ありませんし、自業自得だとずっと思っています。
もしこの先、一生子供が出来なかったとしても、それはチエ自身の責任です。
だからこそ、旦那やその家族に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分ひとりが、十字架を背負って生きるなら、まだ納得できるところですが、
その十字架が、チエに関わる全ての人にかかってしまう。
それに関しては、「申し訳ない」以外に、言葉が見つかりません。
それでも、昨日の記事では、被害者ぶった卑屈な意見も書きました。
それは、チエの浅はかさです。
リサさんのように「自分には落ち度がないのに(表現が間違っていたらゴメンなさい)、
妊娠できずに苦しんでおられる方」に比べたら、
自分の起こした行動が原因で、こうある自分は、苦しさなんて、比べ物にはならないかもしれません。
リサさんたちのような人を思いやれない軽率な言動、心から謝ります。

それから、聡子さんと、リサさんも書いてくれてたように、「旦那への裏切りになるこの仕事」についてですが、
それをここで書くのは・・・
正直、勇気がいりますね。
確かに、「旦那への裏切りだ」といってしまえば、そのとおりだと思います。
応援してくれているファミリーのみんなの中にも、この疑問がどこかに引っかかっている人は、いるかと思います。
チエは、「風俗をしていること」に関しては、まったく自分を「正当化」は出来ません。
「正しいこと」だとも「悪いこと」だとも言えませんが、
今、旦那への純粋な愛情や、一般に言う「正しい事」を貫く為に、風俗を辞める事は、どうしてもチエには出来ないんです。
確かに、リサさんたちの言うように、「他の方法」もあるだろうと思います。
でも、お水も風俗も旦那にとっては同じもので、理解を得られる世界ではなく、
知られるリスクを最小に抑えて働ける「ここ」を選んで、ここでお金を作っていることは、
チエの唯一の「弱さ」なのかもしれません。

いつか、もしかしたら旦那に知られて、壮絶な修羅場が来るのかもしれない。
別れ話にだって、なるかもしれない。
でももしそうなったとしても、ここでチエが作ったお金で、家族や旦那を守れた事は、
チエにとっては後悔することではありません。

「裏切りながらも、守れている事」に、チエは矛盾と戦いながらも、自分を支えています。
そして、「絶対に知られないように」、全霊の努力を尽くしています。

ぷりんちゃん、るいさん、清香ちゃん、この3人のコメントには、心救われました。
なんていうのかな、チエの意見に反対したり、批判してくれる人のコメントは、
確かにグサリと突き刺さるものがあるけど、絶対に間違った事は言ってないんです。
だからこそ、突き刺さりながらも、目が覚める。
気付かされる。
それでも、ちょっと自信をなくしてしまいそうになったチエを、「大丈夫だよっ!!」
って支えてくれる、ぷりんちゃん、るいさん、清香ちゃんの言葉は、チエを暖かく包んでくれて、シャキッともいちど立たせてくれます。
ありがとう。ホントにありがとう。

そして、「Unknownさん」、チエは、今回Unknownさんに、本当に心から感謝しました。
言いにくいことを、ここで敢えておっしゃってくれた事。
チエを理解してくれている事。
チエの事なのに、まるで自分のことのように弁護してくださったこと。
全てに感謝です。
チエは、ここで読者のみんなが意見を言い合うことを、少しも「荒らし」のようには
感じません。

「ryouta3さん」の言うように、チエが本音で書いていることに対して、本気で意見を書き込んでくれるのは、とても嬉しいし、ありがたいことです。

よく他のブロガーが、悩んでいるような、「中傷的な荒らしコメント」とは、明らかに違いますからね。
そんな「本音」でコメントをくれる、ここのみんなが、チエの宝です。


昨日、コメントをくれたみなさん、
チエは、みんなが尊敬したり、感動してくれたりするほど、本当は出来た人間ではありません。

ここで暴かれたように、「風俗をしている事」に、100%プライドを持てているわけでもありません。
旦那への裏切りに常に苦しんでいる弱い自分。
それを見抜かれないように、「正当化」している自分。

本当に、ちっぽけで、情けない。

「ブログなら、顔が見えないからどんな自分でも偽って作れる」と、初めは思っていましたが、大違いですね。

自分の心のうちを、文章にして発信するんだから、
「いいひと」ぶってもボロが出ますね。

チエは、このブログを続けるにつれて、「弱い自分」が、どんどんバレて来ているように思います。

でもそんなチエを、ここに来てくれる人たちは、そのまま受け入れて、ポンッと本音を返してくれる。

ホントに、バーチャルだけど、今のチエには、なくてはならない世界で、
唯一、自分の心をを隠せない世界です。

本当に、ありがとう。

数々の、軽率、身勝手な言動、お許しください。
でも、それによって、傷ついたにも関わらず、見放さず指摘してくれたリサさん、
本当にありがとうございます。
そして、ごめんなさい。

チエは、今日も、またひとつ 成長できました。

みんなのおかげ。

      
        ココロカラ カンシャ ∞




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちゅーかね、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・余談なんやけどね、

「Unknownさん」って、何人くらいいたの!?今回・・・!

同一人物の「Unknownさん」なのか、別の「Unknownさん」なのか、
分からずに、お返事書くとき困ったのさ~・・・・・・

ゴメンなさいね~~


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ある大臣のひと言が・・・

2007-01-30 12:31:58 | 風俗嬢日記

みんなも、TVニュースで見たかと思います。

柳沢厚労省の、こころないひと言。

「女は子供を産む機械」

かなりあちこちでたたかれてますね。

これには、申し訳ありませんが、同情の余地がありません。

そんなセリフが、よく出たなと。

いや、正直、こういう考え方の人は、少なくないと思うんです。

メディアだから、みんな思いっきり批判してますが、
だって、正味「子供を産める」のは、女だけでしょう??

言い方は考え物だけど、その考え方は、否めないと思うんです。

でもねぇ・・・
「女がひとり頭で頑張らないと」ってセリフは・・・・・・・・・・・・・

「お前らオトコが頑張らにゃーーー、産めるモンも出来ないんだよっっ!!」

・・・・・と、言いたい。

正直、「産む」のは女の役目だけど、「作る」のは、2人でしょ??

女が、家に入って、ゆっくり子供を産めないのは何でか・・・??

これは、チエの勝手な意見ですが、
それは、少なからず、昔のように「男だけが働いて、家族が充分食べていけるような、裕福な時代ではないから。」

「女も、男並みに、働いて稼がなきゃいけないから」
ってのも、あると思うのです。

つまり、「世の中の不景気」が、「少子化」に拍車をかけている部分も、ある気がしてならんのです。

国民の税金、自由に贅沢に使いまくって、不景気に加速をかけといて、

そのくせ、「女は家庭で子供を産んでりゃいい」なんて、
時代の流れを把握してから言え!!・・・ってカンジですよ。

・・・・・・・あぁ~~~腹立たしい!!

・・・・・・・・・・・・って、ちょっと路線がズレましたが、

「女が子供を産む機械」なら、
チエのように「子供が出来ない体」の人間は、

さながら「欠陥商品」のようなモノでしょうか・・・???

・・・まぁ、あの人たちにとってはそぅなんでしょうね。

チエも、正直なところ、
ダンナ側の家族に、そぅいうようなニュアンスで言われた時に、
「確かにそうだ・・・」と思ってしまいました。

やっぱり息子に嫁が出来た時、両親が一番楽しみにすることは、
「孫の誕生」でしょう。

そりゃぁそうでしょう。

人間の本能ですよね。

それを、叶えてあげられない・・・。

それは、「自分の使命」を、果たせないという、絶望でもあります。

申し訳ない気持ちと、「孫が出来なきゃ、私はいらないの!?」という卑屈な気持ち。

日々、葛藤の人生になります。

そんな苦しみを抱えて生きている女の人は、チエ以外にもたくさんいるでしょう。

そんな苦しみを、一番支えてくれるのは、
何を差し置いても、「旦那の理解」だと思うんです。

「子供を身ごもれない自分」を、全て受け入れてくれて、支えてくれる旦那。

「自分の存在価値」を、「子供を産むため」でなく、「いてくれるだけで存在価値だ」
言ってくれる旦那。

それさえあれば、どれだけ回りに批判されようが、「欠陥」扱いされようが、
「私は私でいていいんだ」と思うことが出来るのです。

「男性」にそぅ思ってもらえることが、何よりの救いなのに・・・。

その男性側が、「子供を産む機械だ」と言ってしまっては・・・・・・・・・・・・
女性議員によってたかって辞任求められても、しょーがないんじゃないかと思いますね・・・。


柳沢大臣・・・・・・・・・・・・

男の、イチ人間の本能で、そぅ考えてしまうところは責められません。

しかし・・・・・・

全国ネットで、しかも、国を担う「大臣」としての立場で、アレを言ってしまった事は・・・・・・・・・

軽率としか、いいようがありません。


    辞任してくださいっっ!!!

      "O(▼皿▼メ;)"Oプルプルプル



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チエの生い立ち(精神病編)

2007-01-25 12:40:47 | チエの生い立ち

〔中島さん、起きてください〕

大きなスピーカーの声に、ビックリして目を覚ますと、
いつのまにか朝になっていた。

・・・・・といっても、窓もないので状況は、眠る前と何も変わらず、
やっぱり熟睡は出来ていなかったので、
「ほんとに朝か??」と思ったが、時計を見ると8時間きっかりたっていた。

目をこすって起き上がると、ドアが開き、先生達が入ってきた。

「お疲れ様でした。脳波を全て取り終えました。
詳しい結果は、これから調べますので、中島さんは、もぅお帰りになって結構ですよ」

「・・・・・・・・へ??」

帰っていいの??
そんなアッサリ??

「退院ってことですか??」

「はい。検査はもぅ終了しましたので。」

・・・・・・・・・・そっか。
「検査入院」って、入院というよりは、「一晩かけての検査」ってことなのか。

チエはどことなく拍子抜けした気持ちで、でもうちに帰れる喜びも感じていた。

そそくさと着替え、荷物をまとめて検査室を出ようとしたそのとき、
はっ・・・・・・・・と、病室のみんなのことを思い出した。

「退院ってコトは、チエはもぅあの部屋に泊ることはないのか」と思うと、
急になぜだか淋しい気持ちになった。

「いってらっしゃい」と見送ってくれたみんなは、きっとチエがまだ
病室に戻ってくると思っているだろう・・・。
病室に戻ったら「お帰り」と笑顔で出迎えてくれるのだろう・・・。

チエは、みんなに会いたくなった。

たった1日で出て行くことは、淋しいが、それでも、最後にみんなにお礼が言いたい。

大事な事を教えてくれた事、

チエの目を覚まさせ、殻をやぶってくれたことに、

ひと言だけでも、お礼が言いたい。

チエは、荷物を取りに行くから、病室に戻りたいと、先生に告げた。

すると、
「荷物はもぅすべてこちらに運んであります。そのまま出て行ってもらっていいですよ」
と言われた。

「あ・・・そぅですか・・・。」

「でも、みなさんにお別れが言いたいので、一度戻ってもいいですか?」
と聞くと、

「それは出来ません」
と、キッパリ断られてしまった。
「なんでですか!?」
ちょっとムキになって聞き返したチエに、先生は説明をした。

「精神病棟に入院している患者さんは、こころが不安定である事。」
「他人が退院する事を知り、取り乱させてはいけないから」
ということを、説明された。

それには納得せざるを得なかった。

でも・・・と、もぅ一度せがんだが、昨日同様、チエに発言権は与えられず、

強引に、病棟の入り口に連れて行かれてしまった。

きっと、あの病室の人たちは、チエの退院を聞いても、取り乱したりしない。
笑って、お別れが言いたいだけやのに・・・。

でも、この「精神病棟」の中では、そんな希望は通らない。

「規則は、規則」
それで、秩序が守られているのだった。

チエは、とても心残りな、悲しい気持ちで病棟を出た。
でもどこかで、外の世界に出られる喜びも感じ得ていて、
なんとも言葉にならない、複雑な気分だった。

「検査の結果が出たら、またここで会えるかもしれない」

そんなわずかな期待を残し、病院を後にした。

しかし、その後検査の結果は出たものの、チエがあの鉄格子を再びくぐる事は
もぅなかった。

病院の外には、チエが連絡もしていないのに、父の車が待っていた。

いつ出てくるのか分からないので、朝早くから、ずっと待っていたのだという。


チエは、「精神病棟から出てきたチエ」に、どぅ声をかけていいのか分からず
戸惑う父に、笑顔で駆け寄り「ただいま」と言った。

チチは、少し驚き、笑顔で「おかえり」と言った。

わずか1日。
たった何時間か一緒に過ごしただけの
あの病棟の人たちを、
チエはきっと一生忘れない。

「必死に生きる強さ」を教えてくれた、「精神病」を抱える人たち。

この後、チエは「睡眠障害」を抱えて、色んな苦労を背負う事となっていったが、
いつも、病棟のみんなの言葉を思い出した。

そして、そのたび「負けずに頑張ろう」と、顔を上げられた。

ありがとう。
ありがとう・・・・・・・・・・。

どうか、あの子やあの部屋のみんなが、
今もどこかで、笑顔で頑張れていますように・・・・・・・・・。

チエが体験した、

一瞬だけど、

とっても貴重な出会いでした・・・・・・・・・。



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チエの生い立ち(精神病編)

2007-01-23 15:34:24 | チエの生い立ち

チエは、呼びに来た看護婦さんと一緒に、2階の検査室に向かった。

暗い階段を上がる時、また奇声を発する人の声が聞こえてきた。

「うぉぁぁ~~」「ひぇぁ~~!」という、うめくような叫び声。

それは、上の階に上がるほど、大きくなっていった。

精神病棟は、階が上になるほど、重度の患者さんが入院するそうだ。

チエは、声が聞こえるたびにビクッと緊張はしたが、
不思議と、もぅ怖さは感じていなかった。

きっと、あの重度の患者さんたちも、孤独や偏見や苦しみに耐え、
それでも必死に生きようと、頑張っているのだろう・・・。

2階の検査室には、お医者さんが3人ほどいた。

窓もない白い部屋には、コードがいっぱい繋がった大きな機械があり、窓ガラス越しに、隣の部屋と繋がっていた。

その隣の部屋は、2畳くらいの狭い部屋で、白いパイプベッドが置かれているだけだった。

チエは、病院着に着替えさせられ、簡単な説明を受けた。

「睡眠障害は、レントゲンには映らないが、眠っている時の脳波に現れる。
今晩、中島さんの睡眠脳波を調べて、どこに異常があるかを、検査します。」
とのことだった。

「はい。」と、チエは素直に受け入れた。

この検査で、チエの病気がはっきり分かるんだ。
それがわかれば、治療が出来る。
と、
前向きな姿勢になれた。

これも、ここで出会ったみんなのおかげだった。

頭にペタペタと、糊のような薬品をたくさん塗られ、吸盤でコードをつながれた。

1本、また1本と、チエの頭が、コードで機械とつながれていく。

合計20本ほどのコードが装着されたチエは、頭が重くて、身動きが取れなかった。

目の前には鏡があったが、チエはその自分の姿は直視できず、
鏡の方は見ないようにした。

なんだか、自分がサイボーグになった気分だった。

「アタシは、本当に、脳に異常があるんだなぁ」と、
改めて思った。
きっと、ここのみんなと話す前に、1人でここに来て、こんなことをされたら、
今頃、ショックで自己嫌悪に陥っていたことだろう・・・。

「では、朝まで検査を続けますので、隣の部屋に入って、いつもどおり寝てください。」

「いつもどおり」って・・・・・・・・・・・・無理っす。

こんなサイボーグみたいなコードだらけの頭で寝て、熟睡できるわけがない。
おまけに、こんな狭い何もない部屋で、窓越しに見られながら寝たら、
それこそいつも以上に、寝苦しいじゃないか・・・。

そぅ思いながら、ゆっくりとコードを引きずって部屋に入り、ベッドに横になった。

部屋の中にはスピーカーがあり、となりの声はそれ越しに聞こえた。
〔何かあったら、コールを押してください〕
「はい」
〔では、おやすみなさい〕
「はい」

・・・もぅ、どぅにでもしてくれという気分で、自分の姿に少し笑えながら、横になった。

部屋の電気が消え、しばらくは寝付けずに、色んなことを考えていた。

今日であった、この病棟のみんなのこと。

家で心配しているであろう、家族の事。

明日からの生活のこと・・・・・・。

どぅなるのだろう。
ここでしばらく、暮らすことになるのだろうか・・・。
チエは、これからどぅなっていくのだろう・・・・・・・。


不安はたくさんあった。

でも、不思議と、もぅ何が起きても、大丈夫・・・とまではいかないが、
「何とかなる」とは思えていた。

そして、いつの間にか、チエは眠りに落ちていった・・・・・・・・・・・・・。




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チエの生い立ち(精神病編)

2007-01-21 21:39:17 | チエの生い立ち

チエは、初めて会う担当の先生に、病室へと案内された。

「個室ですか?」と聞くチエに、先生は、
「いえ、集合部屋です。ここでは、個室に入る患者さんは、重度の方に限られてるので。」

・・・・・・・・嫌な予感・・・・・・・。

そんなチエの不安な顔をよそに、先生は鉄格子のかかった部屋のドアを開けた。

ガラガラガラ・・・・・・・・・。

病室は広い6人部屋で、5人の患者さんがいた。

皆チエの方を見ていたが、チエは目を合わせられなかった。

真ん中の空のベッドに通され、
「荷物を置いて、呼びに来るまでゆっくりしててね」
と言って、先生は出て行ってしまった。

ゆっくりしてと言われても・・・・・・・・・・・・・

不安げに荷物を降ろすと、イキナリ隣の人が話しかけてきた。

「こんにちわ」

振り向くと、チエよりも若い19歳くらいの女の子。

ピンクのパジャマ姿で、可愛い帽子を被っている。
入院が長いのか、ベッドの周りには、写真やらポスターやらが、小奇麗に飾られていた。

反対隣の人も話しかけてきた。

「今日から?」

その人は30歳くらいで、少しぽっちゃりした女の人だった。

チエの予想とははるかに違う、みんな普通(表現が悪かったらゴメンナサイ)の人。

「おやぁ??」
なんだかスーーーーーッと、恐怖心が薄れていくのが分かった。

19歳の女の子が「ここの入院初めてなの?」と聞いてきた。
「はい、初めてです。」
「そっかぁ~、アタシはもぅ1年くらいいるよぉ~」

にこぉーーと笑うその顔は、とても可愛らしく、和んだ。

30歳の人が「ワタシも昨日来たばっかなんよ。入ってくるとき、怖かったやろ?」
と言ってきた。
「はい」と答えるのは悪い気がして、「少し、ビックリしました。」と答えた。

「荷物チェックとかされるからねぇ。でも、大げさなんよ。気にしんときや」

「はい」
それを聞いて、チエは少し安心した。

それよりも、同室の人たちが、あまりに健常にしか見えないことに、チエは驚きを隠せなかった。

もちろん、安堵感はただものではなかった。
なにしろ、猛獣の巣の中へ、放り込まれたくらいのビビリ様だったから。
この人たちがいたことで、チエは心底ホッとしたのだ。

しかし、次に出てくるのは、疑問だった。

「なんで、この人たちは、精神病棟に入院しているんだろう??」

気になった。
ものすごく気になった。

しかし、こーいう場でそれを聞いていいのか、聞くべきではないのか、
場の空気が読めず困っていると、
19歳の子が、じぶんから聞いてきた。
「ねぇねぇ、なんで、入院するの??」

(おぉっと!?)
どぅやら、同じクラスになった人に、「あなたはどこの学校から来たんですか?」と聞くノリで、
聞いても良いらしい。
ひとつ学んだ。

しかし、すぐには答えられず黙っていると、それを察したのか、
「あたしはねぇ、拒食で入院してんねん。」
と、そのこが先に話してくれた。

「拒食・・・?」
よく見ると、その子の体は、確かに19歳にしてはやせ細っている。
パジャマから覗く足を見て、ドキッとした。
ずっとベッドにいるせいか、ひょろひょろの棒のようだ。

「ここに来る前は、ホントにヤバくて、20キロくらいしかなかったんよ。
もぅ、自分で歩くことも出来んかってんで~」
ケラケラッと、その子は笑って話した。

「今は、やっと30キロ越えてん!もっと太って40キロになったら、退院するんよ」
と話すその子の手には、「原付免許の問題集」が握られていた。

「・・・バイク、取るの?」

チエが聞くと、その子は目を輝かせ、
「うん!!退院したら、すぐ取りに行くねん!!」
と、嬉しそうに言った。

なぜ、どんな過程で拒食症になったのか。
どんな経緯でここに入院したのか。
その子は何のためらいもなく、全部話してくれた。

「絶対に治りたいって思った。親や周りのみんなに、心配かけたくなかった。
だからここに自分で来たんだよ。」

そぅ話すその子の目は、ここに偏見と拒絶で自分を卑下しながらしか入れなかったチエとは、まったく違う、強い意志と、まっすぐな瞳があった。

隣の30歳の女の人が、
「そんなら、勉強する前に、もっと食べなぁな~」と言うと、
「分かってるわぁ!今朝はいつもの倍食べたやん!!」
と、その子が反論し、
病室の中に笑いが起きた。

チエは、自分の中で、何かが剥がれていくのを感じていた。

精神病って、チエが考えていたものとは、何か違う気がする。
少なくとも、ここにいる人たちはみんな、
自分が精神病であることに、まったく卑下をしていないし、ここを不信にも感じていない。
自分の病状を真っ向から見つめて理解し、「治したい」という意思で、
自分の意思で、ここにいるんだ。

それを感じ取ったとき、チエは、心の中で、
この人たちに心底申し訳ないことをしてきたかもしれないと思った。

チエはとにかく「精神病」というそのものに、初めから偏見と不信感だけを抱き、
それが何なのかを知ろうともせずに、頑なに拒絶をしていたのだ。
同じ「精神病患者」の人たちに対して、
「チエはアンタたちなんかとは違う!!チエはマトモだ!!」と、
必死に壁を作り、自分と向き合おうとしなかった。


チエが一番、病気を差別していたんだ・・・。

自分自身を、受け入れようとしていなかったんだ・・・。

それに気づいたとき、みるみる、自分が恥ずかしくなってきた。

チエは、なぜここにいるのか。
何のために、ここに来たのか。

今やっと、考えることが出来る。

「自分と向き合うため。」

「自分の病気を理解して、それと戦うため」なんだ。

ここは、敵地なんかじゃない。

自分を救い出すための場所なんだ。

みんな、そのために、ここにいるんだ。

    チエは、何故だか分からないが、泣けてきた。

19歳の子が、驚いてチエを覗き込む。

「どーしたん!?」
周りのみんなも、心配そうにチエを見る。

チエは、自分が恥ずかしくて顔を上げられなかった。
この人たちを、「差別の目」で見ていた自分が、情けなかった。
「何でもないです・・・。ごめんなさい・・・」
チエは、必死に涙を飲み込んだ。
「あたしは、睡眠障害なんです。でも、それが何なのか全然知らなくて・・・
ここに来るのも、すごく不安だったんです。」

チエがか細い声でそぅ言うと、
30歳の人が、「そっかぁーーそら怖かったよねぇ」と、やさしくチエの背中をなでてくれた。

向かいのベッドのおばちゃんが、
「大丈夫よぉ!!病気だろうが障害だろうが、自分の体で起きてることやさかい。
自分が一番、治す力を持ってるんやで!がんばろなぁ!!」

チエは、その言葉に、よけい涙があふれそうになった。

「がんばれ」ではなく、
「頑張ろう」というこの人に、
みんな、同じ痛みを抱えて、ここにいて、自分のことを同じ気持ちで支えてくれる。

そんな大きな安心感を感じたのだ。

チエは、大丈夫だ。

きっと、克服できる。
いや、してみせる。
ここで、みんなと頑張れる。

そんな気持ちだった。


それから看護婦さんに呼ばれるまでの間、私たちはいろんな話をした。
みんなに連れられて、病棟を案内してもらったりもした。
みんなが集まる「談話室」
小さい子供だけが集まる、「お勉強室」
どの部屋にも窓には「鉄格子」がかけられていたが、
その中はとても暖かく、
そこで暮らすみんなが、仲良く、必死に頑張って、日々すごしている空気があった。


チエは、いつのまにか、「病棟」が、全然怖くなくなっていた。


「中島さん、2階の検査室に来てください」

再び病室で、みんなとワイワイ話していたとき、看護婦さんに呼ばれた。

あ、そぅか。検査があるんだった。
なんだか、クラブの合宿にでも来たような気分で楽しんでいたチエは、
すっかりここに馴染んでしまっており、本来の主旨を忘れてしまっていた。

「あ、もぅそんな時間??チエちゃん、行ってらっしゃーい★」

みんなに笑顔で見送られ、チエは笑顔で手を振り、病室を出た。


しかし、みんなと再び会うことは、
もぅ二度となかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



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チエの生い立ち(精神病編)

2007-01-18 11:39:14 | チエの生い立ち

遅くなりましたが、以前書いていた
「チエが精神病になったとき」の、入院のときの話を、少ししておこうと思います。


「精神病院に入院」

それは、チエの心を大きく動揺させる宣告だった。

何をするのかも分からない。

何をされるのかも分からない。

内科や外科のように、どこか悪いところを治療するわけでもないし、
何のための入院なのだろう。


入院する日が近づくにつれ、そんな不安が押し寄せていた。

それよりもチエが怖かったのは、

その入院によって、チエに正式に「精神病患者」の烙印が押される事を、

チエは何よりも恐れていた。

友達には話せなかったが、親にはもぅ話さざるを得ない状況に置かれたので、

遅れた報告ではあったが、「精神病棟に検査入院する」旨を伝えた。

両親は突然の告白に驚き、きつねにつままれたような顔で、
「どんな病気なのか」「どこが悪いのか」「原因はなんなのか」と、

尋問のように問い詰められたが、
チエには何も答えられなかったし、そもそも何を答えればいいのかも分からなかった。
そんな事、チエの方が誰かに聞きたかったくらいだ。

「それを調べる為に、入院するんやろ」

と言うと、両親は「それもそうだ」という顔をし、話はあっさりそこで終わった。

さほどの大事にもならなかった。

誰にも知られないよう、1泊分の荷物を抱え、入院当日、1人で病院に行こうとしたチエを、父親は無理やり引っ張り、車で病院まで送っていった。

「帰りも迎えにいくから」

ボソッとつぶやくその横顔は、不器用にも、
「無知でなにもしてやれないが、本当は心底心配している」ことを、物語っていた。

チエは、その父親の横顔を見て、それまで1人で張り詰めていた緊張が、
初めて少しほぐれたのを感じた。


あとから聞いた話だが、チエが病気を告白した翌日、母親は図書館に行き、
「睡眠障害」と記される本を、根こそぎ借りて帰り、必死に読みあさったそうだ。

きっと、チエがもっと親の前で弱音を吐けば良かったのかもしれない。
そぅすれば、父も母も、もっと親身に力になろうと、向かってこれたのかもしれない。

でも、チエはそれをしなかった。

どぅしても、「1人で乗り越えよう」と、かたくなに殻をかぶるクセは、親の前でも
友達の前でも、変わることはなかった。

病院の前で車を降りたとき、一緒に降りようとする父親を、チエは嫌がって止めた。

嬉しかったのだ。
ホントは嬉しかったのに、「精神病棟に入っていく自分の姿」を、
どぅしても見られるのがイヤだったのだ。

父親は、また娘に拒否されたと思い込み、うなだれて帰っていった。

ここでもまた、誤解を解いてやれない自分も、
人の事いえない。
充分不器用ではないか。

車を降りて、1人になると、ふたたび不安が押し寄せていた。

これだからイヤだ。

弱い自分は。

誰かにそばにいて守られてしまうと、それまで強く張れていた心が、すぐに弱くなってしまうのだ。

最初から1人なら、こんなトコで不安にまとわり付かれることもなかったのに・・・・とか思ってしまう。

何度か行った「精神病棟」へは、もぅ迷わず辿り着いた。

大きな鉄門のとなりにある、小さな鉄格子の窓をたたく。

「病院スタッフ」というよりは、「警備員」のような人が顔を出す。

「今日、検査入院予定の中島ですが」

窓が閉まり、しばらくすると、大きな鉄門が、ギギギ~~ッと、嫌な音を立てて開いた。

警備員さんが、チエに近づき、手を差し出した。

「握手・・・??」と思いきや、
「かばんを見せろ」というのだ。

雰囲気的に、チエに拒否権はないようだった。

ためらいながら差し出すと、警備員さんは、中をガサガサとまさぐり、
「OKです」と言うと、チエにかばんを返した。

「何だよ!!」と、不快な気分になったが、後から聞くと、
「ヒモ状の物がないかどうか」を、点検されたらしい。

精神病棟にヒモ状のものを持ち込むと、それで自分の首を吊る場合があるのだそうだ。

よけいに不快になった。

チエが門の中に入ると、再び門がギギギ~~ッと閉まった。

「こちらへどうぞ」と、勧められた長い廊下は、薄暗く、窓には全て鉄格子がかかっていた。

廊下のどこからか、「ぅあぁ~~」「きぇ~~」と、表現の仕様がない人の声が聞こえてきた。

「病棟というより、牢獄みたいや」

正直にそぅ思った。

勧められるまま廊下を歩き、平然とした顔をしていたが、内心はもぅ泣きそうだった。

「・・・怖い・・・・・・・・・・怖い・・・。」

あんなに不安な思いをしたのは、これまでの人生振り返っても、そぅそぅなかったと思う。
それくらい、未知の闇へ追いやられる恐怖が、チエを包み込んでいた。



長らくお待たせしましたが、再び、体験談を書いていきます。
ちょっと暗い話になりますが、チエが歩んだ事実を、ちょこっと紹介するコーナーです。
読みたくない方は、どぅぞスルーして下さい!!

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終わってしまった(・・・のか!?)ケーキ屋の君。

2007-01-10 14:54:07 | 風俗嬢日記

先月のクリスマスのお話・・・。

ちょっと報告しとこうかと思います・・・。

以前から何度かブログに登場している「ケーキ屋の君」・・・。

実は、11月のあたま辺りから、クリスマスに会いに来る」約束をしてくれていたのです。

「クリスマスには、指名客さんにケーキを作る」という話をしていたところ、
「俺、チエのケーキ絶対食べたい!!」
と言っていたので、
「じゃぁ、Kくんの分も作るから、会いに来てくれる?」
と聞くと、
「絶対来る!!25日、朝から来る!!」と言うKくん。
「でも、ケーキ屋さんだったら、クリスマスは休めないんじゃないの?」
「大丈夫!!俺、バイトやし、販売やし別にいらんねん!絶対来るしな!」
・・・と、上機嫌のご様子で、
それからクリスマスまでの間は、来るたびに
「クリスマス楽しみやな!」

「もぅ休み取ったしな!」

「チエのケーキは持って帰りたい!そのかわり、俺がケーキ買って行くし、
一緒に食べような!」


・・・と、かなり楽しみにしてくれているようでした。

チエは、ナンダカンダ言って、Kくんには相当通ってもらっていたし、
少々扱いにくい所もあれど、チエを好きでしょうがないことは、もぅ充分すぎるほど
分かっていたので、

クリスマスは、ちょっと頑張ってあげようかな。と、
Kくん用のケーキは、大き目のを作ろうと思いました。

ささやかですが、プレゼントも買いました。



そして、クリスマス当日・・・・・・・・・・・・。

前日のイブは、割りと少なく、夕方までで4人ほどの指名客さんがクリスマスプレゼント片手に、チエに会いに来てくれました。

ケーキもすっごく喜んでくれ、その場で食べてくれました。
そして、チエが書いたクリスマスカードと、空っぽのケーキの箱を、なぜか
みんな「もって帰りたい」と言って、お持ち帰られたのです。

翌、25日・・・・・・・・・・・。
この日は朝から、予約の連続で、チエは、スタッフからの
「12時から○○さん○○分。1時半から、○○さん○○分。3時から、○○さん○○分・・・・・・・」
という予約報告をまったく覚えられず、
「Kくん、予約とれるかなぁ・・・まあ、前日予約するって言ってたし、もぅ取ってあるかもな」なんて考えながら、お客さんとクリスマスをお祝いしていました。

25日の朝、Kくんに「何時に来れる?」とメールを打っていたので、
お昼の予約の合間に、携帯を確認したのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれれ??・・・・・・・・・・・・・・・・・

返事がないのです。

いつもなら、たまにメールを打つと、0.5秒で100%レスが来るKくんなのに。

「・・・・・・・・・・・・・・・??」
疑問に思いつつも、次の予約が詰まっていたので、
「予約取れたらメールしてね♪ケーキ作ったよ☆」
と、もぅ一度メールを送って、サービスに行きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、

1時間後、まだ返事は返ってきてませんでした。

その後も、何度メールしても、返事は来ず、電話をかけてもまったく出ません。
それどころか、3度目の電話は、着信拒否にされていました。


・・・・・・・・・・・・・・・もーーいいわ( ̄- ̄;)。


ほかのお客さんだったら、
「急な仕事かな」「何かあったのかな」などと心配になるところだったのですが、

・・・なにせ、K君。

今までも、何度か「いついつ行くし!」と言って、当日何の連絡もなしに
ドタキャンし、
「外国に行く用事が出来て、携帯使えへんた」と言うワケの分からない
供述をし、謝りもしなかったKくん。

まさかあれだけ本人が楽しみにしていたクリスマスに、それはないだろうと思っていたのですが・・・・・・・・・・・・・

・・・・・されました。

ドタキャン。

さすがのチエも、プッチンです。

その日は夜まで入っていたのですが、忙しさに救われ、考えずにいられましたが、

営業が終わった、夜の1時。

結局、1度もメールの来なかった携帯片手に、目の前には、約束どおりの
クリスマスケーキと、Kくんへのプレゼント。

なんか、腹立たしいというか、まんまとプレゼントを買ってしまった自分が情けなく見えてきてしまい、
Kくんに、メールを打ちました。

「また、外国?」

・・・・・・・・・・・・・・・・返事なし。

外国になど、行ったこともなかろうに。

もしかしたら、ホントに緊急の用事が出来たのかとも思いましたが、
もしそうなら、必ず連絡してくるのがKくん。
まったくの連絡なしは、Kくんの「めんどくさくなった」か、「行く気がなくなった」時の
逃げの手段なのです。

普通の日なら、腹立てるのも空しいので、放っとくんですが、
この日にそれをされたのは、さすがにショックでした・・・。

そして、2度目のメール。
「約束をやぶる人は、チエは大嫌いです。もぅ、二度と会いにこないでください」

敬語で打ったのも、きついことを言うのも初めてでした。

でも、本当に「もぅいらない」と思ったのです。


          すると・・・・・・・・・・・

「チエのこと好き!今度は行くから怒らんといて!!」

・・・・・・・・・・・・・0.5秒でメールが返ってきました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ!?(゜皿゜;)

もぅ完全ナメきってるこのガキ!!

ほんのちょっとでも、
「もしかしたらホントに連絡できない事情が何かあったのかも・・・」
と考えたことすら、後悔するような、「行く気がなくなった」バレバレの反応に、
本気で腹が立ち、即行でメールを消してやりました。

どこぞ、他の風俗嬢のところへでも行っていたのか・・・

ツレと遊んでいたのか・・・

もぅ、どーでもよくなってしまい、
余ったケーキを食べ、プレゼントを捨てて、何とか苛立ちを治め、帰って行きました。

翌日、26日も、なにやら朝から「チエちゃんご予約」で埋まっており、
24、25と仕事で来れなかった常連さんたちが、
「ごめんね~ケーキ、まだある~??」と、次々来てくれ、
なぜかチエは、涙が出るくらい嬉しくて、1人1人に心からメリークリスマスを言ったのです。

たぶん・・・・チエは、なんだかんだ言ってもチエを好いてくれるKくんが、嫌いではなく、
絶対来てくれる!と一番確信していた人が、あっさり来なかったことに、
結構ショックを受けていたみたいです。

そして、「所詮、風俗での約束なんて、お客さんの生活の中では取るに足らないものなんだ」という、心のどこかに引っかかっていた事実を、現実にされ、
「風俗嬢である自分」に、虚しさを感じてしまったようでした。

だから、この3日間でチエに会いに来てくれたお客さんたちは、
本当に、今までで一番嬉しかったし、
チエに「自信」を取り戻させてくれました。

たかが風俗。
でも、そぅじゃないモノも、絶対にある。

「来てくれてありがとう!!」と、心の底から思ったのは、初めてでした。


気付かせてくれた「ケーキ屋の君」・・・・・・・・。

最後までお騒がせした「ケーキ屋の君」・・・・・・・・・・・。

なんか、笑けてしまうけど、とりあえずお礼を言っておこう。

「ありがとう。君は、チエの手には負えないので、他の風俗に行って下さい。」



以上、チエのクリスマスリポートでした!!o(^ー^)o
遅らせながら、クリスマスプレゼント代わりに、押してやってください♪


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2007年、始動!!

2007-01-01 19:01:44 | Weblog

明けまして、おめでとうございます!!

2006年は、このブログを気まぐれで始めた年でした・・・。

「風俗をしている自分」と、心の中で葛藤し、

恥じたり、悩んだり、気持ち悪くて泣いたり、・・・かと思えば、感動して泣いたり。

色んな事を感じた1年でした。

その中で、「お金のために風俗をしている、人妻の自分ってどーなの!?」と、

答えの出ないモヤに苦しみ、

ブログを書き始めました。

「自分が、長い人生の中で「風俗」という世界に足を踏み入れたという事実を、

何か手段を使って、足跡を残したい。」

そういう気持ちが、チエの手を進ませ、ブログはどんどん書き進みました。

始めは0件が普通だったチエのブログも、日を追うごとに少しづつ増え、

その内容もだんだん濃くなっていき、今では「ファミリー」と呼べるほど、

心のうちを話せるコメンテーターがたくさん出来ました。

共感してくれる人。

叱咤してくれる人。

理解してくれる人。

濃ゆい仲間が出来た、濃ゆい1年になりました・・・。

今年も、自分にとって、またひとつ「これを学んだ1年だった」と言えるような

年になれればと思います。

   ノロには、お気をつけて・・・

       チエのブログファミリーにとって、実りアル年になりますように・・・。


       今年もよろしくお願いします☆


                                      チエ


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