千鳥亭日乗 

のびのび、しみじみ、走り続けたい。「サロマンブルー」という小さな奇跡を夢見る、梅ランナーの日乗を綴ります。

どんな髭剃りにもその哲学がある

2013-10-20 09:57:19 | マラソン

「どんな髭剃りにもその哲学がある」

どんな些細なことでも毎日続けていれば、そこにおのずから哲学が生じる・・・
という外国?の諺らしい。

千鳥亭は、2008年(45歳)からアサラン(朝のジョギング)を始めたわけだけど、
過去のデータを振り返ると、この6年間の走行距離が13000kmを越えた。
年間で言うと、1800km~2500km、月平均で150km~200kmを踏み続けているようだ。
サロマに初めて挑戦したのが2009年、この年はリタイアに終わった。
それが悔しくて、本気でアサランを踏み始めた。
お陰で、2010年からは4年連続で何とかかんとか完走している。
やはり、走った距離は裏切らない。

2008年 1865.493km 175:55'10 10.6 km/h (05'39 /km)
2009年 1895.684km 186:55'23 10.1 km/h (05'55 /km)
2010年 2274.198km 217:15'44 10.4 km/h (05'45 /km)
2011年 2262.390km 220:18'49 10.3 km/h (05'50 /km)
2012年 2679.488km 263:14'28 10.2 km/h (05'53 /km)
2013年 2085.890km 206:41'50 10.1 km/h (05'56 /km)

「アサランに哲学が生まれたか?」
と問われれば、なかなかはっきりと答えられない。
頭の中を、空っぽにする・・・これが哲学なら、生まれたかもしれない。
毎日のアサランの中で。



話は変わるけど、今日、家族で辻堂海浜公園に行ってきた。
駐車場に車を入れようとすると、警備員に止められて・・・、
「今日は湘南マラソンなので、13時まで通行止めです」
全然知らなかった。
結局、沿道で応援するはめになった。
あぁ、走りたい・・・。







それがどうした

2013-10-20 09:25:32 | マラソン

「そういうものだ」と「それがどうした」。

中年以後の人生における二大キーワードであると、
村上春樹が書いている。

この二つの言葉さえ頭にしっかり刻み込んでおけば、
たいていの人生の局面は大過なくすごせてしまう。
ただしこういう考え方に基づいて生きていると、
気楽に生きていくことはできるけれど、人間的にはまず向上しない。
社会的責任感やリーダーシップなんかとはまず縁がなくなってしまう。
とも書いてあった。

うーん。
ここ最近を振り返ると、確かにこの二つの言葉を使わない日はない。
毎日使っているけど、気楽に生きているわけでもない。
ある意味、割り切れず、中途半端な「それがどうした」になっている。
徹底的に「そういうものだ」と「それがどうした」を追求すると、
そこには、新しい責任感と人間としての成長があるのではないか?
徹底的にやれば・・・。

ワクワク

2013-10-16 06:48:03 | マラソン

会議を終えて、オフィスに戻ると、誰もいない。
デスクの上には、「最終退出者ですので、電気を消して、管理簿に記入して・・・」
というポストイットが貼ってある。
台風が予想以上に早く来ているのかもしれない。

いそいそと帰り支度をして、オフィスを後にする。
普段は徒歩で新宿まで行くのだが、今日は西新宿から一駅だけど地下鉄に乗る。
地下の飲食街は、ひっそりしていて、人気がしない。
地下鉄も人が疎ら。
10年に一度の台風とか云われると、流石に皆早く帰宅したのだろう。

ガキの頃、台風はもっと頻繁に来ていたような気がする。
TVの前で、ロウソクを手に、ワクワクしながら台風予報を観ていた。
実際に停電にもなったし、家に水も入ってきたりした。
台風が近づくと、何となく家族の役割分担みたいなものがあって、
雰囲気的なものだけど、何となくお正月を迎えるような気分になった。
そんなことがあって、ガキの頃から台風が来るとワクワクする。

今日は、朝から一日中缶詰の会議が予定されていたが、
午後からの開始に変更になった・・・ちょっと嬉しい。
会議は短い方が良いのに決まっている。
では、皆さん台風に気をつけて、ワクワクする良い一日でありますように。