千鳥亭日乗 

のびのび、しみじみ、走り続けたい。「サロマンブルー」という小さな奇跡を夢見る、梅ランナーの日乗を綴ります。

走れ!ミキ

2010-05-27 07:11:28 | マラソン
 
人は「あれだけ走れば、誰だってできる」という。
それは事実である。
しかし、やるのとやらないのとが、大変な違いであることを気付いていない。
「あれだけのトレーニングを積むこと」が出来るか、出来ないかが問題なのだ。

ゴーマン・美智子 : 文芸春秋社刊「走れ!ミキ」より

300+

2010-05-26 07:43:33 | マラソン
 
本日、5月の走行距離、目標の300kmを超えました。
今月は、残り5日あるので、350kmあたりまでは、伸ばせそうです。
平日8km、土日20kmで、一週間で80kmを地道に踏むことができれば、300kmは見えてきます。
千鳥亭の場合、二日酔いの朝をどうやって凌ぐかが、最大のテーマでしたが、何とか今月はクリアできました。

この間、日本人ランナーの記録を調べていたら、ゴーマン美智子(Miki Suwa Gorman 、旧名:諏訪美智子、1936年8月14日 - )という名前が目に留まりました。

女子マラソンと言えば、金メダルの高橋尚子とか野口みずきの名前が上がりますが、ゴーマン美智子さんは、1974年からボストンマラソン、ニューヨークシティマラソンで2回ずつ優勝していて、日本の女性がマラソン参加に関心を向けるきっかけの一つとなったらしいです。
1984年のロサンゼルスオリンピックでは、日本のNHK総合テレビでの女子マラソンの実況で解説者を務め、ガブリエラ・アンデルセンのゴールの際には彼女が小さく嗚咽する声が流れた・・・らしく。

彼女は、1969年、33歳からスポーツクラブで走りはじめたらしいですが、1ヶ月に950kmを走ったこともあったとか。
まあ、世の中には、凄い人が沢山います。
サロマまで残すところ一ヶ月、千鳥亭なりに精進したいと思います。

1140

2010-05-16 16:13:44 | マラソン
サロマで履くシューズを決めました。

昨年もシューズで悩んで、一ヶ月前のウルトラマラソン講習会の帰りに買ったのが、SAROMA L.S.D.9(前列左端)だった。
サロマ湖100km用として開発されたシューズで、ウルトラ初心者は、最後の靴頼みということで思わず買ってしまう。
昨年のレースは、70km地点でリタイヤしたわけだけど、バスに乗り込むランナーの足元を見ると、5割以上が、このSAROMA L.S.D.9を履いていた。
そんなこともあり、今年は絶対に違うシューズで走ろうと決めていた。

1月末、池袋のスポーツ店で、足型(3次元)を計って、靴を選んでもらった。
普通、お店が薦めるのは高価なものと思っていたけど、選んでくれたのは、GEL-1140(前列中央)だった。GEL-1140は、所謂、入門シューズで定価で1万円以下。しかも、昨年のモデルだったので、40%OFFのバーゲン品だった。
千鳥亭の足型と走力とサロマを考えると、この1140がベストチョイスらしく。

2月から、このシューズを履いて、トレーニングを始めた。ちょっと重いけど、脚にホントに優しくて、そこそこ踏んでも脚に痛みが残らない。
よし、このシューズで行こうと決めて、2月、3月、4月と踏みはじめたのだけれど、この3ヵ月の走行距離が、ざっくり700km。5月を300km踏むと、走行距離1000kmになって、多分、レース本番には、使い物にならない・・・。

そんなことで、先週、色違いの1140をもう一足買うことにした。
ネットで調べると、40%OFFのお店を発見、しかも、北海道のお店だった。
これは、何かの縁ということで、金曜日にオーダーして、今日、北海道から届いた。(前列右端)
これで、安心して、5月、6月とトレーニングが続けられる。

ちなみに後列のシューズは、ハーフ、フルマラソンのレース用シューズ。
左側のNB-653は、ハーフ(1:34'31)、フル(3:45'07)の自己ベストを出したときのシューズで、もうレースでは使えないけど、何となく捨てられずにいる。

2010.6.27, 1140が思い出のシューズとなりますように。

花見酒

2010-05-12 07:39:38 | マラソン

昨日は、千鳥亭の47回目のバースデイ。
家に帰ると、娘からは二輪の花、カミサンからは日本酒をプレゼントされた。

机の上の花を観ながら、ひとり花見酒。

ありがとうございます。
明日から、また、頑張ります。

アサラー

2010-05-08 16:20:57 | マラソン
今日も朝5時に起きて、"アサラン"22kmを踏んできました。
先程、蒲田の本屋で立ち読みしてたら、神奈川県のランニングコースBEST10にたいな特集があって、一位が港北ニュータウン周回コース、二位が多摩川(ガス橋~二子橋周回)、三位が多摩川(河川敷)、四位はちょっと忘れましたが、五位が鶴見川(河川敷)となっていました。

千鳥亭は、平日は、多摩川(ガス橋~多摩川大橋、周回)ですが、休日は、多摩川(ガス橋~二子橋)といった具合で、本当にランニングコースに恵まれているなぁと思います。
そして、明日の朝は、第五位の鶴見川を会社の仲間と走る予定になっています。

話は変わりますが、"アサラン"ではなくて、"アサラー"という言葉があるようです。
"アサラー"とは、朝からラーメンということらしいです。
先週のGW、福島県に行ったときに、喜多方のまさに、"アサラー"のメッカである、「坂内食堂」というラーメン屋に立ち寄りました。
朝の9時半ごろに行ったのですが、もう既に、長蛇の列であります。
お店は、朝の7時から開店で、普段から朝飯にラーメンを食べる客が開店前から並ぶらしいです。

30、40分待って、ようやく店内に入り、ラーメンを注文しました。
感想は、「普通です」。
朝の7時前から並ぶほどの・・・、いや、この普通なところが、朝から食べるラーメンとして必要な条件なのかもしれません。

継続は普通なり。(千鳥亭)

柳津

2010-05-05 15:35:58 | マラソン
5月3日、娘の誕生日。
でも、昨日のブログのとおり、千鳥亭&娘は、朝から何も食べることができず、一日中布団の中でうずくまっておりました。
夜になると、娘の方は、何とかケーキを口にする程度には、回復してきたけど、千鳥亭の方は、まったく食欲なし。

5月4日、お昼に雑炊をすすって、夕方、気分転換に多摩川に出てみたが、10kmほど走ったところで、気分が悪くなって家に戻る。
夕食は、あのSAでお土産に買った餃子を食べることになった。
娘の方は、調子が戻らないのか、夕食も食べずに、明るいうちから寝てしまった。
カミサンと二人で、餃子を食べるのだが、千鳥亭の食欲はまったく戻らず、受け付けなかった。結局、カミサンが殆ど食べたわけだけど、これが又、大変なことに・・・。

5月5日、朝5時ごろ目が覚めると、カミサンが唸っている。
胸焼けというか、胃が気持ち悪いらしく、起き上がれない。
もう一度、NEXCOに連絡しようかと思ったが、あのSAの責任者と話をすることを考えると、気が乗らなかった。
カツ丼と餃子、完全に断定はできないのだけれど、やっぱり何かあるのではないかと思ってしまう。気持ちの問題なのか?
そろそろ、日が暮れようとしているが、未だに、カミサンは寝込んだまま。
あのSAに立ち寄ってから、この3日間、家族三人、本当に災難が続いているわけです。
やれやれ。

千鳥亭は、少し体調が戻ったので、今朝は5時起き、3時間走にチャレンジ!
でも、流石にこの2,3日、まともに食事を取れていないので、2時間半を越えたあたりで、力が尽きて、途中退散...。
帰宅して体重計に乗ってみると57km、あらら、この3日間で3kmも減ってしまった。

写真は、柳津の風景。
箱庭のような、綺麗なところです。

かたくりの花

2010-05-04 20:50:14 | マラソン
5月2日、西山温泉を出て、夕方に東北自動車道に入ったわけですが、予想通りの渋滞でした。
といっても、10kmを一時間ほどで抜ける程度のものだったので、大したことはなかったのですが。
渋滞を抜けたところ、最後の休憩&腹ごしらえということで、8時頃、某SAに入って食事をしたわけですが、ここからが大変なことに・・・。

千鳥亭が注文したのが、カツ丼。娘とシェアして食べたのですが、まあ普通のカツ丼でありました。
その後、東北道を走り、自宅に着いたのが、10時半ごろ。
まずは、缶ビールを一気に飲み干し、横になったのですが、何となく胃がムカムカする。
ちょっと気になったけど、眠気の方が先に来て、そのまま布団にはいった。

何時間ぐらい寝たのだろうか、急に吐き気が襲ってきて、トイレに直行。
約一時間ほど吐き続け、その後、下痢が襲ってきた。
トイレの中で、頭の中浮かぶのは、あのSAのカツ丼・・・。
でも、娘も一緒に食べたのに、何故俺だけが?
下痢も収まり、部屋に戻ると、娘がぐっすりと眠っている。
やはり、カツ丼は関係ないのか?と思い、布団に潜り込んだ。

朝5時過ぎ、隣で寝ていた娘が急にもがき始めた。
うーと声を上げた瞬間、一気に吐いた。
これは、もうカツ丼に間違いない。
NEXCO東日本に電話して、同じような人がいないか問い合わせてみる。
SAの責任者から電話がかかってきて、そんな客はいないと力説される。
こちらは、被害者が増えないようにと思って連絡しているのに、何だかクレーマーのような対応をされて、かなり気分が悪くなった。

娘を車に乗せ、救急の病院に二人で行く。
風邪の影響、疲れの影響、カツ丼かも?原因は良くわからないが、大事には至らないという診察結果で、薬局にも寄らず、自宅に帰ることにした。

後部座席に一人チョコント座った娘をルームミラーで見ながら、環八を走る。
流石に調子が悪いのか、目が空ろで、黙ったまま、座っている。
自宅まであと数百メートルとなったとき、娘が急に「口が・・」と言いかけて、後部座席で一気に吐いてしまった。

車を掃除しながら、頭の中浮かぶのは、あのSAのカツ丼・・・。
SAの責任者から、その後3回ほど、連絡があったわけですが、内容は、「あなた以外にそのような人はいない・・・」ということを力説するばかり。
最後に、「治療代を払いたい」と言われ、丁重にお断りして、今回の件は終了。
やれやれです。
当分、カツ丼は食べないと思います。

写真は、福島県の山奥に群生していた、「かたくり」という花です。
とても地味な草花ですが、透明感が素晴らしい。

西山温泉

2010-05-03 15:50:12 | マラソン
一日、福島県の西山温泉に行ってきました。
西山温泉は、柳津から車で40分ほど山に入ったところにある、ひなびた温泉です。
小さな温泉宿が5つほど、川に沿って立ち並んでいるのですが、どの宿も一見普通の民家のように見えます。
近くに東北電力の地熱発電所があり、この周辺は、地底が粘土質の水を通さない岩盤があるらしく、熱湯が地底と地表の間を、ぐるぐる循環しているらしい。
お湯の方は、少しヌメリがあって、体の中にしっとりと染み込むような感じがgoodデス。
今回は、二年ぶりに行ったわけですが、女将さんも覚えていてくれたようで、本当にリラックスできました。

翌朝、周辺の山をちょっと走ってみようと外に出てみました。
福島の山の朝は、まだまだ冷え込みがきつくて、写真のように地面には、雪が残っています。
汚い話で恐縮ですが、あまりの冷え込みでお腹が痛くなり、林の中で用を足してしまいました。(勿論、おおきな方を二回も・・・)
これも、サロマに向けたシミュレーションとしては、良い体験だったかもしれません?

ごめんなさい・・・。