真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

キキと呼ばれる女

2008-06-21 | 読書-2008
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4472302942.html
本邦動物行動学界の大御所、日高敏隆大先生のエッセイやら啓蒙書に啓蒙されてきた。当方は文科系のシロウト科学エッセイファン。
大先生が「キキ」と呼ばれている奥方について、ちょっとした謎だった。

こっちが知らなかっただけで勝手に謎扱いしていたわけなのだが、何冊かの本で「妻のキキが…」と言及されたり、添えられたイラストにKIKIなどと書かれているくらいで、詳細についての説明は見かけたことがなかった(と思う)。

最初は「どこの国のヒトなのだろ?」と思ってたりして。
というのも、若い頃のフランス留学の話題をエッセイでよく見かけるような気もしたもんで、もしかして、かの国のヒトなのかな、と思っちゃってたりもしてたのよ、最初は(笑)。

なんだ、日本のヒトか、と分かったのはどの本を読んだ時だったか、忘れたけど。

ま、昭和5年生まれという世代で、奥さんのことをキキと呼んじゃうというだけで「只者ではないな感」を十分出していると思うが、呼ばせちゃう方は何者?ということね。

キキ夫人は、猫が登場するイラストがお得意らしい。
独特な猫はちょっと不思議系。

先生のふらんす留学時の思い出話に、北極回り航空路のことが出てきて、アンカレッジ空港のことも書いてあったので、つられて思い出話。

南面堂は1980年代に北極回りの欧州線でヨーロッパ方面に何度か行ったことがあった。
先生も書いておられるが、シベリア上空を飛べなかった時代があったのだよ。

で、アンカレッジで給油を待つ間、一旦飛行機から降りて時間を潰す。
人数確認用の札を持たされて、ね。
名物のうどんを食べたことはなかったのだが、立ち上がった姿のホッキョクグマの大きな剥製にはいつもびっくりしていた。
「また会ったねえ、キミ」と剥製に話しかけたりして。

先生によると、剥製は1960年代には既にあったらしい。たぶん同じヤツだろう。今でもいるのかな?
こいつか:http://travel.webshots.com/photo/1153858492026879588XLLJTP

劇団ひとりのお父さんの操縦する飛行機に乗ったかどうかは、分からんね(笑)。
wiki/劇団ひとり

どうでもいいけど、「キキ夫人」と書くと、文字の部品がかなり共通化されてる気がする。なんのこっちゃ。

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