真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『ユーミンの罪』 (酒井 順子さん 2013年) 後日の追記あり

2015-10-17 | 読書-エッセイ/小説etc
講談社現代新書
ユーミンの罪
酒井 順子【著】
価格 \864(本体\800)
講談社(2013/11発売)

【目次】
1  開けられたパンドラの箱  「ひこうき雲」(1973年)
2  ダサいから泣かない  「MISSLIM」(1974年)
3  近過去への郷愁  「COBALT HOUR」(1975年)
4  女性の自立と助手席と  「14番目の月」(1976年)
5  恋愛と自己愛のあいだ  「流線型‘80」(1978年)
6  除湿機能とポップ  「OLIVE」(1979年)
7  外は革新、中は保守  「悲しいほどお天気」(1979年)
8 “つれてって文化”隆盛へ  「SURF&SNOW」(1980年)
9  祭の終わり  「昨晩お会いしましょう」(1981年)
10 ブスと嫉妬の調理法  「PEARL PIERCE」(1982年)
11 時を超越したい  「REINCARNATION」(1983年)
12 女に好かれる女  「VOYAGER」(1983年)
13 恋愛格差と上から目線  「NO SIDE」(1984年)
14 負け犬の源流  「DA・DI・DA」(1985年)
15 1980年代の“軽み”  「ALARM a la mode」(1986年)
16 結婚という最終目的  「ダイアモンドダストが消えぬまに」(1987年)
17 恋愛のゲーム化  「Delight Slight Light KISS」(1988年)
18 欲しいものは奪い取れ  「LOVE WARS」(1989年)
19 永遠と刹那、聖と俗  「天国のドア」(1990年)
20 終わりと始まり  「DAWN PURPLE」(1991年)

本書中にも記載のあった、荒井時代のみ好む者なもんで、上記の4、せいぜい5までしか、実感できなかった。
あとは、「ふうん、そ」なのね。

荒井由実時代のファンには男の人が多いんですよね。はっぴいえんどとかが好きだった人が聴いていたのでは。

荒井呉服店や、ドルフィンなどの聖地巡礼もこなして執筆か。
ドルフィンはね、行ったことない。(呉服店もw)
けど、当時、友人が、メニューにソーダ水なんかないと力説しておったな。

その後、巡礼者たちのリクエストに抵抗できず(乗っかる方針に変更して?)今日に至ったわけ?
どうでもいいけど。

そういえば、むかーし、15年ほど前かな、中学受験塾主催の進学説明会に、某学院の教頭先生(当時)が登場され、「ソーダ水の中を貨物船が通るのは、うちの学校くらいのものですから」と、なんのこっちゃ感満載の発言をされた。

意味わかったぞ!とサインを送っておいたが、当時ですら出席者各位の反応はもう乏しかったようだった。
数十回~何百回繰り返されたフレーズ?
もう使用期限切れだろうな。

松任谷由実さんのお母様でもある荒井さんに

オリーブの罠は知らなかった

こんな本があるんだけどw
ユーミンとマクベス - 日照り雨=狐の嫁入りの文化人類学

2016年01月12日(火)
ユーミンにも売れない時代があったんだ【特別対談「荒井由実」を語ろう】
【シー・ユ―・チェン】国民的な愛称となった「ユーミン」の名付け親
【有賀恒夫】音楽プロデューサー。デビューアルバム『ひこうき雲』の制作に携わる
【村井邦彦】作曲家、音楽プロデューサー。荒井由実やYMOを手掛ける
3人なので、鼎談というのだと思うけど、ま、いいか。

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