真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

日垣のウソ本3冊

2010-05-25 | 読書-現代社会
「ヒガキが本でウソばかりほざいておる」ではなくて(笑)、「世間にウソがまかりとおっている」と警告する憂国のジャーナリスト、なので誤解のないよう。
王様は裸だと叫ぶ少年がそのまま中年になり、一段と盛んに叫ぶの図、なのかもw。

新潮新書
『世間のウソ』
日垣 隆【著】
新潮社 (2005/01/20 出版)

すべてのイカサマ
お 見 通 し!


第1章 「リスク」をめぐるウソ(宝くじのウソ;自殺報道のウソ;安全性のウソ)
第2章 「事件」をめぐるウソ(男女のウソ;人身売買のウソ;性善説のウソ)
第3章 「子ども」をめぐるウソ(精神鑑定のウソ;児童虐待のウソ;部活のウソ)
第4章 「値段」をめぐるウソ(料金設定のウソ;絵画市場のウソ;オリンピックのウソ)
第5章 「制度」をめぐるウソ(裁判員のウソ;大国のウソ;他国支配のウソ)

Wac bunko
『常識はウソだらけ』
日垣隆
ワック (2007/10 出版)

知の旅シリーズ第四弾
うっかり騙されてたよ
身近にある偽装された常識を徹底検証!

WAC BUNKO
『定説だってウソだらけ』
日垣 隆【著】
ワック (2008/07/08 出版)

第1話 食べ物をめぐるウソとホント―ゲスト・武田邦彦氏
第2話 渋滞の謎を解く―ゲスト・西成活裕氏
第3話 恐怖を煽ってはいけない―ゲスト・池田清彦氏
第4話 ウイルスの逆襲―ゲスト・藤田紘一郎氏
第5章 ヒトの時間 ナマコの時間―ゲスト・本川達雄氏
第6話 さらば遺伝子幻想―ゲスト・岡田正彦氏
第7話 ガンで死ぬのは不幸なことか―ゲスト・近藤誠氏
第8章 定説をくつがえす―ゲスト・赤祖父俊一氏

今までスッカリ騙されていた!

マスコミがウソを垂れ流している現状は、憂うべき事態と見るべきなのだろうが、日垣氏のような人物にとっては商機を提供してくれるので歓迎であるようだ。
イケガミ大先生も同様かな。

とはいえ、正しいと言えない通説で流されてまともな判断をしない日本国民・・・ということになっているわけで、中長期的な国力の衰退を来たしつつあるとはいえないか。

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