Interminable-その日暮らしの手帖

南の島にルーツを持ち、着物アロハとハワイをこよなく愛するシャツ屋「ロケットシャツ」姉妹の、まったく個人的な日々の記録

エンドレス・ストーリー Byパペ@

2006-12-30 02:03:56 | 普通の日
 自慢じゃないが、整理整頓が苦手なパペ@。そのため、日頃から物は増やさないよう、例えば粗品や試供品は極力受け取らないよう気を付けている。
 それでも、「これなら欲しい」と受け取った物がやっぱり要らなかったり、間違って買ったのに、パッケージを開けたりレシートをなくして返品できなかったものなどがジワジワ溜まってくるので、バザー用品募集のお知らせを見ると、小躍りしたくなる。

 さて、今日郵便受けに私宛ての、しかも毛筆で表書きをしながら切手の貼っていない分厚い定型封筒を発見。差出人を見て、過日、地域の福祉バザーに不用品(記念品のトートバッグ、好みではないタオルセット、夫に着用拒否された未開封のグンゼ白ブリーフなど)を提供したのを思い出した。

 開けてみると、コピーとは言え、これまた毛筆の礼状が入っていて、思わず恐縮。しかし、その封筒を分厚くしていたものはその礼状ではなく、同封されていた「色鮮やかな組みひもでできた手作りのマスコット人形」だったのだ。

 地域のおばあちゃんが心をこめて作ってくださったのだろうな。でも、私は絶対に使わないアイテム。

 よそのバザーに出して…イイよね?

フランスのお好み焼き Byパペ@

2006-12-29 01:00:02 | EAT LOVER
 子供の頃、母がバナナをはさんだ(自称)クレープを作ってくれた。
毎度「これは、フランスのお好み焼きみたいなもので、何でも中に挟むんよ。」と言う母に、「へー、そうなんだ」と答え粛々と食していたが、そう言えばバナナ以外の具材がはさまれたことはなかった。

 そして少し成長し、自分でお菓子の本を読むようになり、クレープ・シュゼット「材料:そば粉」という記述と、出来上がりの写真を見て驚いた。「四つ折や!」

 母の作品は、ホットケーキの生地を少しのばして焼いたもので、二つ折りにしてバナナをはさんでも亀裂が走る代物である。よしんば、四つ折なんて…。

 今日、普通のホットケーキを焼きながら、そんな昭和の食卓を思い出して、一人で笑っていたのでした。




盆と正月が、じゃないけど・・・ Byパペ@

2006-12-24 02:57:02 | 不思議な話
 冬至の日に柚子風呂などしようと思っていたが、息子ら(仮称BB3歳&KT2歳)が早々に寝てしまったので、1日順延。
 そして、クリスマスもイブも仕事で遅い夫のために、クリスマスは繰上げ。
 その結果、ケーキを焼きながら柚子をネットに入れ、乾杯してチキンを食べて、その後柚子風呂に入り、寝かしつけた後にプレゼントを置きに行く…という、和魂洋才?な一日に。
 

火をおこす、縄をなう・・・ Byパペ@

2006-12-18 23:00:56 | EAT LOVER
 先日、昨冬に仕込んだ味噌ができたと書いた。大豆を炊くところからしたので、「○急ハンズの手作り味噌キットとは一線を画しているぜ!」と、悦に入っていたが、上には上がいた。
 姑である。
 美味しくできたし、「お宅の息子さん、大事にされてるわよ。」というアピールも込めて、ちょっとおすそ分けしたところ、とても喜んでいただいたのだが、「麹はどうしたん?作ったん?」と聞かれ、目が点になってしまった。
 麹…って、作れんのか。誰かが作ってるんだから、作れるんやろうけど…。
 「農家から分けてもらってる方がいて、その人からいただいたんです。」と正直に答えたが、そうか、姑はその「農家」出身だったのだ。
 麹を作る、ねえ。一生しないだろうなあ、私は。
 火をおこす、縄をなう、屋根を葺く、薪を割る…一生しないであろうことが、他にもたくさんありそうだ。
 か弱き者、汝の名は「都会育ち」か?
 

年賀状バトル Byパペ@

2006-12-16 23:49:12 | 普通の日
 いきなりだが、夫は歳の割にものすごく信心深く、私はものすごくその逆であるため、しばしば夫に叱られる。
 申年の年賀状作成の際には、孫悟空の一行のイラストの顔にウチの家族の顔をコラージュしたものを考えていたが、「三蔵法師といえば、聖人。罰が当たるぞ!」と却下された。
 昨年は、雪の積もった庭に、レゴブロックで作った京阪電車・狛犬・赤鳥居を並べてデジカメに収め、作品名「おけいはんで初詣」を作成したが、「赤鳥居をブロックで作るなんて、軽率にもほどがある!」と、またまた怒られてしまい、却下&画像データの消去を命じられた。
 さあ、もう12月も半ば過ぎ。やばいな。今年はどうするかな~?

エアーハンドベル、その後 Byパペ@

2006-12-14 16:07:35 | 音楽
 は~、無事終わりました、80人の観客を前にしたクリスマス会の演奏。
 無理やりメンバーに「入れられた」とか言っておきながら、昨日のうちにモナミ号(ミシン)全開で演奏者分のサンタ帽を作り、右手だけ筋肉ついたんちゃう?言うくらいエアーハンドベルも全開。出番直前に2、3回合わせ、揃いの赤いサンタ帽も凛々しく、迎えた本番。しかし、出来は60点くらいですか。
 大きなミスはなかったものの、そこで鳴るはずのないベルが不規則に聞こえ、全員それに気を取られて全体のリズムが不安定に…?
 で、演奏後に気付きました、ゴマメ(教室の正規メンバーでない)で参加していた息子2(仮称KT、2歳、極悪)が、余分のハンドベルを豆腐屋のように持って、演奏者の周りをうろついていたのに…。
 やめれっ、KTっ!
 みなさん、ごめんなさい!自分の演奏に必死で、KTの悪行にまったく気付きませんでした~。
 とは言え、近くの保育園児の合唱や、幼稚園のお母さんたちによる人形劇もあり、とても楽しいクリスマス会。
 ハンドベル、ちょっと癖になりそう…。

エアーハンドベル Byパペ@

2006-12-13 23:45:45 | 音楽
 息子1(仮称BB、3歳)が通う、児童館の教室のクリスマス会で、有志ママさんがハンドベル演奏をするという。そして、「有志」って言ってたのに、たまたま児童館の先生と居合わせたため、私もメンバーに入れられてしまった。
 曲目は「ジングルベル」、私の担当はE(ミ)。メンバー揃っての練習はたったの2回。なのに明日は、息子を含む80人の観客の前で演奏するのだ。
 えらいこっちゃ。
 当然だが、ウチにはハンドベルはない。ひたすら、♪ミ、ミ、ミ~。ミ、ミ、ミ~。ミ(ソ、ド~レ)ミ~(E担当は、出番が多いのだ!)と呟き、見えないハンドベルを、大きく前に振り出す私。
 何か、新しい宗教ですか?…いいえ、違いますよ~。