先日行った、百貨店の着物リサイクル展でのこと。
満員の売り場で、遠目に見ても「良い感じ」と分かる着物を発見。
しかし、色んな人が次々に手に取るけど
結局置いてしまう。
人をかき分けやっとその着物を手にし、
その訳が分かった。
サイズが小さい。
身長145cmくらいに作られているのだった。
しかし、その着物はアンティークで
今は少ない美しい紫で、大胆な梅と椿の柄。
昭和初期のものらしいが、
その時代にウールではなく
染めの着物をまとっていたのは
どんなお嬢さまかしらと、
考えるだけで楽しくなってくる。