電池(化学電池)は、酸化還元反応によって発生するエネルギーを電気エネルギーとして取り出す装置です。
具体的には、イオン化傾向の大きな金属と、それよりもイオン化傾向の小さい金属をお互いに接触しないようにして導線などで結び、電解質溶液に浸すことで電池ができます。
このとき、
イオン化傾向の大きな金属からイオン化傾向の小さい金属の方に電子が流れること(=電流が流れること)により、電気エネルギーを取り出すことが可能になります。
また、
イオン化傾向の大きな金属の方が負極(-)と呼ばれ、
イオン化傾向の小さい金属の方が正極(+)と呼ばれます。
ちなみに、電流の流れる向き(正極→負極)と、電子が流れる向き(負極→正極)は逆方向になっていることに注意が必要です。
これは、電流の正体が電子の流れであるということがわかる前に、電流の流れる方向を決めてしまったためで、現在もそのままとなっています。
なお、イオン化傾向の差が大きい金属を使う場合ほど、電池の起電力(単位は電圧と同じ:V[ボルト])が大きくなります。
ここで電池を酸化還元反応との関わりで考えると、
・イオン化傾向の大きな金属の方は電子を出しやすいため還元剤として働く(自分自身は電子を手放すので酸化される)。
・イオン化傾向の小さい金属は電子を受け取ることになるため酸化剤として働く(自分自身は電子を受け取るので還元される)。
ということになります。
※電池の具体的な例については、次回以降で見ていきたいと思っています。
具体的には、イオン化傾向の大きな金属と、それよりもイオン化傾向の小さい金属をお互いに接触しないようにして導線などで結び、電解質溶液に浸すことで電池ができます。
このとき、
イオン化傾向の大きな金属からイオン化傾向の小さい金属の方に電子が流れること(=電流が流れること)により、電気エネルギーを取り出すことが可能になります。
また、
イオン化傾向の大きな金属の方が負極(-)と呼ばれ、
イオン化傾向の小さい金属の方が正極(+)と呼ばれます。
ちなみに、電流の流れる向き(正極→負極)と、電子が流れる向き(負極→正極)は逆方向になっていることに注意が必要です。
これは、電流の正体が電子の流れであるということがわかる前に、電流の流れる方向を決めてしまったためで、現在もそのままとなっています。
なお、イオン化傾向の差が大きい金属を使う場合ほど、電池の起電力(単位は電圧と同じ:V[ボルト])が大きくなります。
ここで電池を酸化還元反応との関わりで考えると、
・イオン化傾向の大きな金属の方は電子を出しやすいため還元剤として働く(自分自身は電子を手放すので酸化される)。
・イオン化傾向の小さい金属は電子を受け取ることになるため酸化剤として働く(自分自身は電子を受け取るので還元される)。
ということになります。
※電池の具体的な例については、次回以降で見ていきたいと思っています。
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