周期表といえば、メンデレーエフという人の名前が出てきますが、
元素の性質が周期的に変わっていくということに最初に気づいたのは彼ではありません。
元素を原子量の順にらせん状に並べていって、ひとまわりしたときの原子量の差が16になるようにすると、よく似た元素が上下に並ぶということを発見した人(フランスのシャンクルトア)がいました。
※彼はこれを「地のらせん」と呼んでいたそうです。
また、元素を原子量順に並べていくと、8番目ごとによく似た性質のものが出てくることから、音階と関連付けた人(イギリスのニューランズ)がいました。
※彼はこれを「オクターブの法則」と名付けていました。
メンデレーエフも元素を原子量順に並べていますが、彼らとの違いは、
・まだ発見されていない元素について、(後に発見されると予測して)空欄を設けた。
・未発見の元素について、その原子量や性質を詳細に予測(予言)した。
⇒ 後に、彼が予言したものとほとんど同じ原子量や性質をもつ元素が発見された。
という点にあります。
メンデレーエフが最初に周期表をつくったときに発見されていた元素は63種類で、まだまだ未発見の元素が多くある頃でした。
そんななかで彼は、「未発見元素」の納まるべき場所まで指定したわけですが、
実際のところは、それまでにわかっている元素について、地道に原子量や性質をきちんと調べていたからこそではないか、と思いますし、それを基にしたひらめきがあったからではないかと思います。
また、ある種の思い込み(固定観念)からも自由だったのかもしれません。
今後何かを考えるときの参考になれば、と思って今回は書いてみました。
元素の性質が周期的に変わっていくということに最初に気づいたのは彼ではありません。
元素を原子量の順にらせん状に並べていって、ひとまわりしたときの原子量の差が16になるようにすると、よく似た元素が上下に並ぶということを発見した人(フランスのシャンクルトア)がいました。
※彼はこれを「地のらせん」と呼んでいたそうです。
また、元素を原子量順に並べていくと、8番目ごとによく似た性質のものが出てくることから、音階と関連付けた人(イギリスのニューランズ)がいました。
※彼はこれを「オクターブの法則」と名付けていました。
メンデレーエフも元素を原子量順に並べていますが、彼らとの違いは、
・まだ発見されていない元素について、(後に発見されると予測して)空欄を設けた。
・未発見の元素について、その原子量や性質を詳細に予測(予言)した。
⇒ 後に、彼が予言したものとほとんど同じ原子量や性質をもつ元素が発見された。
という点にあります。
メンデレーエフが最初に周期表をつくったときに発見されていた元素は63種類で、まだまだ未発見の元素が多くある頃でした。
そんななかで彼は、「未発見元素」の納まるべき場所まで指定したわけですが、
実際のところは、それまでにわかっている元素について、地道に原子量や性質をきちんと調べていたからこそではないか、と思いますし、それを基にしたひらめきがあったからではないかと思います。
また、ある種の思い込み(固定観念)からも自由だったのかもしれません。
今後何かを考えるときの参考になれば、と思って今回は書いてみました。