パイレックスガラスは、アメリカのコーニング社から発売されている、ホウケイ酸ガラスの一種につけられた商品名です。
SiO2(二酸化ケイ素)、B2O3(三酸化二ホウ素)を主成分としたガラスで、
組成比は、Na2O(酸化ナトリウム):4.4%、B2O3:11.9%、SiO2:80.6%(すべて重量%)です。
※このほかに、少量のAl2O3(酸化アルミニウム:アルミナ)とアルカリ土類金属の酸化物を含んでいます。
B2O3を含むことで、化学耐久性、耐熱性、電気絶縁性が高くなります。
耐熱ガラスとして、主に理化学機器や温度計などに用いられています。
個人的な経験ですが、このガラスでできたフラスコを使って、290℃くらいまでの高温で反応を行っていたことがあります。
最初のうちは、200℃を超えるような高温にすると割れてしまうのではないかと、びくびくしながら行っていましたが、
慣れてくると、それほどでもなくなります(慣れとは恐ろしいものですね)。
なお経験上からも、パイレックスのフラスコが割れやすいのは高温時よりも冷却しているときの方で、うまく冷却していかないと簡単にひびが入って割れてしまいます。
上手な冷却の仕方は、何個かフラスコを壊して会得しました(笑)。
SiO2(二酸化ケイ素)、B2O3(三酸化二ホウ素)を主成分としたガラスで、
組成比は、Na2O(酸化ナトリウム):4.4%、B2O3:11.9%、SiO2:80.6%(すべて重量%)です。
※このほかに、少量のAl2O3(酸化アルミニウム:アルミナ)とアルカリ土類金属の酸化物を含んでいます。
B2O3を含むことで、化学耐久性、耐熱性、電気絶縁性が高くなります。
耐熱ガラスとして、主に理化学機器や温度計などに用いられています。
個人的な経験ですが、このガラスでできたフラスコを使って、290℃くらいまでの高温で反応を行っていたことがあります。
最初のうちは、200℃を超えるような高温にすると割れてしまうのではないかと、びくびくしながら行っていましたが、
慣れてくると、それほどでもなくなります(慣れとは恐ろしいものですね)。
なお経験上からも、パイレックスのフラスコが割れやすいのは高温時よりも冷却しているときの方で、うまく冷却していかないと簡単にひびが入って割れてしまいます。
上手な冷却の仕方は、何個かフラスコを壊して会得しました(笑)。