ひまじんのひとりごと

近況報告で~す。

中島潔展 5万6,538人のひとり

2011年05月14日 | ホッとひといき

「ぎゃ~今日閉幕!ってよ!!お父さん、早う行かんばー^^」

何とか間に合った「中島潔の京都・清水寺成就院奉納襖絵展」

以前、県立美術館に母を連れて見に行った事があったが、もう何年前になるのだろうか? 画集や葉書、額入りの絵も数枚買って、お気に入りの1枚だけは母の机の上に飾っているのだが、残りは何処に片付けてしまったのやら、やら??でも、私のパソコンの上には、今も「うめ吉」が→→ほこりまみれになっとった(笑) 

5月8日(日)の昼からは夏日を思わせるような暑さ。美術館の中も人人人! それでもきちんと並んで・・・「震災の食料配布で日本人は整然と並んで受け取っていた。」との海外からのニュースではないけれど、「カメラ・携帯はご遠慮下さい。」の張り紙を見たか見らずか? ピロピロの音もせず静かなモン^^みんな偉い!!。。。(でも、これは当たり前のことよねぇ。)

しかし、凄かったなぁ。絵心は全くのダメダメの私ですが、感動しました。

初心者の感動  〈その1〉色が多彩できれい。紅葉もひまわりも、花や木々がみんな生きてて、夜空の星も、ほ~んとにキラキラと輝いて見えました。幼い頃、大好きな兄ちゃんと庭のイチジクの木によじ登って見上げた満天の星空・・・「早よう、降りてこんか!おっちゃくっぞォ!」と父の声が。。。聞こえてきそう(うるうる)

〈その2〉筆遣いが細かい。超繊細。髪の毛1本1本の筆先が見える。技法はワカラン^^が、風景はあったか~い色の小さな点点の集まりと、筆の後ろに絵の具をつけて押したような、途方も無く細かいポチョンポチョン(笑)表現方法が余りにも幼稚過ぎて呆れぬように!

〈その3〉襖絵『風の故郷』の春「花別れ」 桜が!満開の桜が素晴らしかった。6年前、私が乳がんを患った次の春に、主人が花見ドライブに誘ってくれました。ハイツや円応寺、鹿島の赤門(父が旧鹿島中学卒で昔よく花見に連れて行ってもらった。)から嬉野方面。 その道すがら、山々の中に見え隠れする白やピンクで連なる桜並木が、そして、あの時「私は、生きてて良かった。」と胸が熱くなり、また、その時私の手をそっととってくれた主人の顔が、鮮明に思い出されました。なんとも言えぬ・・・「ふぅ~。。。」不思議の世界に溶け込んだ一瞬でした。

続きは、また今度ね。


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