若大将のひとりごと

何もない日…
なんて、無いハズ!!!
その日が大切な一日。
『日々是好日!』
今日も
「ありがとうございます」

男のステイタス

2007-01-14 20:57:12 | Weblog
四半世紀(25年)ぶりに、ふと思い出して、靴を靴箱の奥から引っ張り出してくる。
独身時代に思い切って清水の舞台から飛び降りて(実際買ったのは京都だったな~)買いました。今と比較するならこんな感じかな?
 で、以前うちの家内が捨てろと言うのを振り切って、残しておいた代物である。
今朝も入念に手入れをして、満足していたのであるが、靴底が摩耗していて、ヒールのゴムを替えねばならないようである。
靴底と言っても、革の靴底で、ヒールの革の部分は均等に釘打ちがしてある手の込んだ代物である。リーガルショップにゆく前に近くの靴修理屋さんに聞いてみる。
靴屋「このヒールの部分を切り取ってゴムを貼り付けたらいいんですよ!」
このおっさん!無神経な!!このこだわった靴底がわからんのか!「それじゃいいです」と靴屋さんを去る。
リーガルショップに電話してみる。
リーガル「それは、結構いいお値段で買わはったでしょう。底が革なので、今もう、ゴムのパーツが無いとしたら、違う方法で底を付け替えます。」
若大将「修理代は??」
リーガル「そうですね、見せてもらわないと解りませんが、8000円位でしょうか。でも、革が弱っていて、割れそうなら、修理をお断りする場合もありますので…」
修理代で安い革靴なら一足買えるではないか!
実は、もう革は割れているのであった。だから家内は捨てろと言うのである。

 惜しくって、今日一日履いていると、やはり、外部もそれなり、靴底もそうだが、履いていて、ピッタリと気持ちがいい!!
靴は履くものだから、履きごごちもそれなりの技が施されているのだろうか…
 で、苦渋の選択として、最後の靴底の記念撮影をして、近所の靴屋さんにゴムを貼ってもらって、履き続ける決断をしました。
 
 友達から聞いた話…
ホテルマンはそのお客さんの値踏みを外見でするとき、
その人が持っているカバンと時計と靴を観る!
革靴は男のステイタスなのである!

この四半世紀で第2の人生を歩む革靴君に敬意を表した一日でした。