若大将のひとりごと

何もない日…
なんて、無いハズ!!!
その日が大切な一日。
『日々是好日!』
今日も
「ありがとうございます」

天国から地獄… 【後半】

2013-11-20 23:49:28 | Weblog
落としたことに気づいたこの時点で、昨夜、買ったままの状態で充電はしていなかったので
呼び出しても、”電源が入っていない”と返ってくる状態でした。
朝から行ったところを確認した後、
「そうだ!スマホにはGPS機能がついている」
「softbank shop に行けば落とした場所が分かるかも知れない」
そう期待を込めてshopに行ったのですが、
店員さんの対応は「電源が切れていたら探すことはできない」との答え…
絶望がまた増幅されて、ダメ元の警察に行く私でありました。

落とした時間・落としただいたいの場所・携帯の特徴を言って、
調書を取ってもらっていたのですが、
おまわりさん「携帯のケースは?」
私「透明のケースです」

【私は、iPhoneを保護するケースだと思い、おまわりさんはキャリングケースのことを言っておられたんです。】

おまわりさん「朝から、携帯の落とし物があったんですが、少し言っておられるのと違うんですが…」
かすかな期待が膨らむ…
奥の部屋からおまわりさんが茶封筒を持ってこられる…
えっ!!!!!!
その茶封筒の透明の窓から黒いキャリングケースの一部が見えている。
確かに見覚えのある部分だ!!!!!
期待が大きく膨らんで、
そしておまわりさんが封筒から現物を出したとき…
私は崩れるように、
「そっ!それです!!!!私の携帯です!!!!!!!!」
天にも舞い上がるような気持ちで、
その興奮は、おまわりさんにハグをしたくなるよな、状態でした。
「ありがとうございます」を何度も繰り返す私。
そんな私を落ち着けさせて、おまわりさん
「それじゃ、一応、あなたの携帯であることを証明するために番号を言ってください」
調書に書いて、おまわりさんが携帯をキャリングケースから出して、
おまわりさん「電源はまだ入っていますよ」
私「指紋認証しますから、私のだと証明出来ます」
しかし、再起動したので、パスワードを入れなくてはなりませんでした。
おまわりさん「え~っと、この電話の番号を出すのはどうするのかな?私のはauだから分からない!」
私だって、昨日買ったばかり!
分からぬままに、設定を押してそこに電話があったので押してみると自分の番号が出てきた。
おまわりさん「確かにそうですね。じゃ、この書類に必要事項を書いてください」
と、落とし物を受け取ったという書類に必要事項を書く…
天にも昇る気持ちとはまさにこのことでした。
書きながら「拾われた方にお礼が言いたいのでお名前・お電話を教えてもらえますか?」
しかし、おまわりさんの返事は
「拾われた方は、権利を放棄され、その拾い主の情報は落とし主に知らせないでくれと言っておられるので知らせることは出来ません」
とのこと、
私、嬉しさのあまり、「ダメ元で警察に寄せてもらいました。まさか出てくるなんて…」
おまわりさん「善意の方が拾ってくださって良かったですね。落とし物が出てくるのは50%の確率ですね!」
結局、落とした場所は娘の塾の駐輪場のあたりでした。
拾ってくださった方の詳しい情報を聞くことより、嬉しさが先立って、そして家族にも早く知らせたいので、
そこそこにお礼を言って交番を出ました。

交番に来る前と比べ、今は、地獄から天国に舞い戻ったそんな
今朝起きたとき、いやそれの倍の喜びで家路に着きました。

交番で思わず「ああ、この世には仏様がおられるんですね」と、言ってしまいました。
いや本当に仏に助けてもらった、
そして買ってから、その翌日という短期間で、紛失してしまい、
警察と善意の拾い主様のお世話になるというお恥ずかしいiPhoneデビューの一幕でした。

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