毎度っ！＆これからも宜しくお願いいたします！

冠婚葬祭を仕事とする私にとって、一番気を遣うのが、やはり「葬」です。
遺族の方は悲しみにうちひしがれ、それでも通夜・葬儀・各中陰・満中陰と、悲しんでも居られないほど、せねばならないことが迫ってくるからです。
　そんな中で、少しでも軽減できるよう提案させていただくのが当店の使命と心得、常々お客様には接しております。

　ある近所お宅での葬儀の時、ライバルのギフト屋さんがそのお宅で仕事をされていました。私は弔問客としてお悔やみに伺ったのですが、受付で出会ったときのそのライバルの言葉、「おうっ！毎度っ！！」
あのね～…周りに人がおられるのだから「毎度」は無いでしょう！！
二人だけの会話なら良いですが。

昨日の葬儀の時の会話！大津市では自宅葬をするとき、市が葬儀をやってくれます。大津市営葬儀事務所　通称「来夢」と言います。
当店もこちらの返礼ギフト業者として登録させていただいております。
　お客様からお呼びがあったので、返礼品を納入し、お葬式のお手伝いをさせていただき、来夢（市の職員さん）のお方が若い方で、初めての方でしたので、出棺が済んで後片付けの時に、名刺を渡し、御挨拶させていただきました。
そこまでは良かったのですが、後片付けも終わり、その若いお方がお帰りになるとき、私に声をかけてくださったのですが、
「今後とも宜しくお願いいたします」という御挨拶でした。
私の隣にはご親族の方がおられ、この言葉を聞くや否や「今後ともよろしくは無いでしょう～」と、苦言をおっしゃっておられました。
「いえいいえ、私に対しての御挨拶ですから…」と切り返したものの、しみじみ、こういう時の言葉は慎重の上にも慎重を重ねて発しなければと痛感した出来事でした。
　言葉と態度！そして身なり！！笑顔もこういう場では非常に気にして出しています。