



福岡ー名古屋の昇格争いは0-0で上位の名古屋が昇格。技術では名古屋が上だったけど、福岡にもチャンスはあった。全体的にプレッシャーで固くなっていたかなぁ・・まぁ、長崎が昇格しましたから、良しとしましょう。J1は鳥栖、J2は福岡、J3は北九州って事で。ともあれ大分、熊本も九州クラブとして来年は頑張ってもらいましょう~
ともに天皇杯は敗退しており、このリーグ最終節が今季最後の公式戦となる。16年ぶりのJ1残留を果たした札幌にしても、昨季は11位で今季は一桁順位でのフィニッシュが確定している鳥栖にしても、来季のさらなる飛躍に向けて良い形でシーズンを締めくくりたいところ。日中の最高気温が氷点下という札幌市内だが、スタジアム内は勝点3をつかみ取りたい両チームと、それを後押しするファン・サポーターの熱気であふれていた。
キックオフ直後は、まさに一進一退という表現がふさわしかった。札幌はジェイ、都倉 賢、鳥栖はビクトル イバルボという身体能力に秀でたアタッカーにボールを集め、そこを起点に周囲の選手が走り回り、敵陣に迫り合う。両陣地を行き来する、アグレッシブな立ち上がりだった。
それに拍車を掛けたのがホームチームの先制点だった。6分、最終ラインからのロングフィードを都倉がペナルティエリア内からヘディングで後方に折り返すと、待ち構えたジェイがワンタッチで左足のシュートを蹴り込み、札幌が先制点を奪ってみせた。ジェイにとっては今季10得点目である。
繰り返しになるが、スコアが動いたことでアグレッシブさは増した。通常であればリードした札幌は守備意識を若干高めるところだが、やはりこれが最終戦だからなのか、先制後も攻撃意欲は落ちない。そしてもちろん鳥栖のほうも早めの同点、逆転を目指し、ボールへの寄せが一層強まっていった。ボディーコンタクトの迫力も増していった。
そして、次の得点を奪ったのも札幌だった。16分、都倉がパスを受けると、相手の厳しいマークを受けながらもドリブルから巧みにシュートを流し込んで追加点。27,000人を超える観衆が埋めたスタンドを大きく沸かせた。
だが、ここから鳥栖も盛り返す。40分に田川 亨介が押し込んで1点差として後半に突入すると、三丸 拡、吉田 豊を生かした左サイドからの崩しで好機を作る。そして52分、右CKからキム ミンヒョクが頭で決めて2点差を追い付いた。
タイスコアとなってからも試合の展開は変わらない。同点とされた札幌は、それまで以上に3点目を目指して攻撃意欲を高め、鳥栖も逆転を果たすべく、さらに攻撃のギアを上げた。熱い攻防がピッチで繰り広げられた。
そんな試合を制したのは、札幌だった。88分、横山 知伸がヘディングでゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功。札幌ドームのテンションが最高潮に達した瞬間だった。
その後は鳥栖も再同点を狙うべく、CKの場面でGK権田 修一も攻め上がるなど猛攻を仕掛けるも、地元の声援に背中を押された札幌の粘り強い守備に阻まれ、かなわず。
札幌が3連勝でシーズンを締めくくり、5年ぶりとなるJ1を11位で終えた。
DAZNで観戦していて、2点差を追いついた時は、流れは鳥栖と思いました・・3点目を入れられてガックリ。放送で盛んに言われましたけど、今年の問題はアウエーに弱いって事でしたね。それでも8位は悪くないけど・・
ともあれ、2017年は中位を確保。来年は上位を目指しましょう~