去年は監督の古巣対決だったけど、今年は結果的交換GKの対決。権田に対するはウタカ、大久保、永井のビッグネーム。元サガン鳥栖の守護神、林に対するはまだ調子の出ない豊田、鎌田と新加入のビクトルになるんだろうなぁ~
16時からなので、通勤時間がほとんどになります。1試合をWifiなしだと1G程度かかるんですよね(^^;
約2週間の中断が明けて再開される明治安田J1。FC東京は鳥栖をホームの味の素スタジアムに迎える。
両者は何かと因縁を抱えた関係となっている。
まず、鳥栖の指揮官は2014年、15年とFC東京の監督を務めていたマッシモ フィッカデンティ監督。15年にはFC東京のJ1リーグ戦におけるクラブ史上最高勝点となる『63』を獲得するなど、一定の成績を収めたことは記憶に新しい。その当時、コーチを務めていたのが、昨季途中に指揮官へ昇格した篠田 善之監督。「対決は楽しみですね。リスペクトしている監督なので、胸を借りるつもりで戦います」と、篠田監督は語った。
さらに両守護神対決も注目だ。
今季、鳥栖からFC東京に加入した日本代表GK林 彰洋。そして昨季いっぱいでFC東京との契約が協議の上で解除となり、今季から鳥栖に加入した元日本代表GK権田 修一。お互い、かつて守護神として活躍したチームを相手にゴールを守るという対決である。
両者とも、ゴールマウスに目を向けても、ベンチに視線を移しても、なじみの顔がいるという試合。思いが交錯する90分間になることは間違いない。
FC東京は前節、川崎Fとの“多摩川クラシコ”で3-0の勝利を収め、順位も2位と上位に位置する。その試合ではきっ抗した展開の中で、2人の新顔がチームを勝利に導いた。
開幕後に広島から期限付き移籍で加入したストライカー、ピーター ウタカが太田 宏介からのクロスを決めて、加入後リーグ戦初ゴールを挙げた。さらに、今季川崎Fから完全移籍で加わった大久保 嘉人が、ピーター ウタカとの連係からこちらも加入後初得点を奪った。大久保 嘉人は2013年から15年まで3シーズン続けて得点王に輝き、ピーター ウタカも昨季トップスコアラーになった。今節は大久保 嘉人は先発、ピーター ウタカは途中出場が濃厚だが、引き続き得点王コンビには注目だ。
ただ、チームは不安要素も抱える。前節の試合中に右足親指を痛めた髙萩 洋次郎は試合後、日本代表に選出されていたために中東遠征に出発したが、現地の練習では1日だけ通常メニューをこなしただけで、残りは別メニューとなってしまった。そして帰国後の診断の結果、骨折が判明。全治約3週間の離脱となってしまった。
今季、FCソウル(韓国)から加入したMFは、ボランチの位置で攻守のリンクマンとして大きな存在感を放っていただけに、ここからの数試合、彼が不在の中でどう戦うかは課題となる。ちなみに髙萩の抜けた位置には、昨季、途中からレギュラーとしてプレーしていた田邉 草民が入ることが濃厚だ。
一方の鳥栖も、新戦力に注目が集まる。
まずはシーズン開幕後に加入し、前節でJリーグデビューを果たした元コロンビア代表FWのビクトル イバルボ。イタリアのカリアリから期限付きで移籍してきたアタッカーは、コンディションも徐々に上がり、今節も先発出場が確定的だ。スピード突破が大きな武器だが、パス出しなど柔軟なプレーもこなす。真面目な性格ですでに日本人の中にも溶け込んでいるようだ。1日でも早いピッチでの活躍に期待が集まる。
また、故障で戦列を離れていた小野 裕二もこの試合で復帰を果たす見込み。マッシモ フィッカデンティ監督のサッカーは中盤の運動量が生命線だが、今季の鳥栖は小野、原川 力、そして鎌田 大地といったボール扱いにたけた選手がそろっているところも魅力だ。
ピッチ内外で注目点の多い対戦。勝利を手にするのは、果たしてどちらか。
勝利を手にするのはサガン鳥栖と信じて(^^)・・ここで勝てば勢いがつきそうな気がします~