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アウェー名古屋戦、スコアレスドロー、残り2試合!

2019-11-26 09:05:56 | 日記






PKは豊田に蹴って欲しかったが・・まぁ、結果論。とにかく残留出来ればいいので、この勝点1がどう意味を持つかは最終戦まで分からない。良かったのは、ジョーをしっかり抑えた事。パスミスからのカウンターは怖かったなぁ・・決定力不足は今更だし・・ともあれ、残り2試合だけど、最終戦に持ち込みたくないので、ホーム札幌戦には勝たないと!

「勝点3を失ったと思っています」(鳥栖・金 明輝監督)

「難しい試合でした。ただ勝点はしっかりあげました」(名古屋・マッシモ フィッカデンティ監督)

両指揮官の対照的な第一声がこの試合の難しさを表していた。

12位・名古屋と14位・鳥栖の対戦。ともに勝てば他会場の結果次第でJ1残留が確定する大一番となった。名古屋のホーム、豊田スタジアムには26,000人を超えるサポーターが集まり、安堵のときを待つように声援を送り続けた。

名古屋の先発は、前節出場停止の吉田 豊が左SBで復帰。右SBは前節同様宮原 和也が務める。対する鳥栖も前節出場停止だったイサック クエンカがスタメンに名を連ね、FWには古巣対戦となる豊田 陽平が入った。

試合は序盤から攻守の切り替えが速い激しい展開となる。その中で先に主導権を握ったのはアウェイの鳥栖。左右にボールを散らしながら名古屋の守備の穴を探していった。

11分、鳥栖は右サイドでボールを持った原 輝綺が仕掛ける。1対1を制した原はペナルティーエリアに進入、抜かれた和泉 竜司が後ろからのタックルで倒してしまい、鳥栖がPKを得た。原はこのプレーで負傷交代。和泉にはイエローカードが提示され次節は出場停止になった。

そのPKを蹴るのは元名古屋の金崎 夢生。左ポストギリギリを狙ったボールは無情にも枠を捉えられず、鳥栖は絶好のチャンスを逃してしまった。

その後、落ち着きを取り戻した名古屋が徐々にリズムをつかみ始める。28分にはエドゥアルド ネットとパス交換した吉田がダイレクトでクロスを送ると、ジョーのヘディングシュートはポスト左にわずかにそれた。

スコアレスで折り返した後半も鳥栖がボールを握り、名古屋がカウンターを狙う展開に。前回対戦からまったく逆の構図となる。

54分、鳥栖はCKのチャンスを迎える。しかし豊田のヘディングシュートはクロスバーを越えた。さらに61分には2列目から抜け出した原川 力がGKと1対1の場面を作ったものの、ランゲラックのビッグセーブに得点を挙げられない。

攻撃が停滞していた名古屋は、赤﨑 秀平、ジョアン シミッチ、ガブリエル シャビエルと次々に攻撃的な選手を投入。交代カードを使いきり勝利への意欲を見せる。

しかし、ここで足に不安を抱えていた吉田に筋肉系のトラブルが発生。自らの意思でピッチにはとどまったが走れる状態ではなく、名古屋は和泉をディフェンスラインに入れ、ほぼ10人で戦うこととなった。

80分、鳥栖にビッグチャンス。FKから豊田が折り返し金崎がダイビングヘッドを試みる。しかしここもGKランゲラックが横っ飛びでキャッチし均衡は崩れない。

J1残留に向け勝利の欲しい両チームだったが、その後に好機は訪れず、スコアレスドローで勝点1を分け合う結果となった。

他会場の結果を受け、名古屋は16位以上が確定。最も恐れていたJ2自動降格というラインはなくなった。一方再三のチャンスを決め切れなかった鳥栖は、今節で確定はできなかったものの次節ホーム最終戦で勝利すれば、J1残留を決めることができる。


次節は湘南が広島、松本がG大阪。湘南は負けると16位以下が決定する。松本も勝たないと同様。最終戦は松本ー湘南だし、ここはプレーオフへの闘いになる可能性大だが、両方が次節勝てば、清水ー鳥栖も同様の意味を待つ。札幌に勝って、余裕を持ちたいなぁ~