勝てば、開幕戦は特別と言うし、負ければ34試合の一つと言い訳する。ともあれ・・悔しいなぁ(-_-;)
楽しみと期待で胸膨らませ、NHK佐賀の実況放送を見入りました。満員のスタジアム、倖田來未の国歌斉唱で試合は始まり、ぎこちなさはあっても、なかなかのスタート。前半は互角以上でした。後半、トーレスの惜しいバーに嫌われるシュートがあって、勝を予感したのですが、ジョーのゴールで流れが完全に変わりました。
明治安田J1の開幕戦、駅前不動産スタジアムでは鳥栖が名古屋を迎え撃った。
鳥栖は加入以来、際立った存在感を放っていたイサック クエンカが欠場。プレシーンは4バックで準備を進めてきたが、イサック クエンカ欠場の影響もあり3バックで臨んだ。一方の名古屋は[4-4-2]。新加入選手からは赤﨑 秀平、米本 拓司、ジョアン シミッチ、吉田 豊の4人が先発に名を連ねた。
ポゼッションをベースとした攻撃的なスタイルを標ぼうする両者だが、鳥栖が3バックを採用したこともあり、名古屋がポゼッションを高め、鳥栖は受ける展開という試合の入りになった。最初にチャンスを作ったのは鳥栖。5分、ロングスローをエリア内でトラップしたフェルナンド トーレスがシュートを放つが、これはGKランゲラックがセーブ。名古屋も直後、ジョアン シミッチの縦パスを受けたガブリエル シャビエルがスルーパス。赤﨑がシュートを放つが、右にそれてしまう。しかし、以降は名古屋がボールを握り、ペースも握る。43分には前田 直輝が得意のドリブルからシュートを放つが、これはDFがブロック。さらに前半のラストプレーとなったCKからジョーが際どいヘディングシュートを放つが、これも枠内には収まらず、前半はスコアレスで折り返した。
後半に入ると鳥栖がカウンターからチャンスを作る。55分、原川 力のフィードにフェルナンド トーレスが抜け出し、右足から強烈なシュートを放つ。しかし、これは右ポストを叩き、得点とはならず。さらに59分には中盤でのボール奪取からカウンター。原 輝綺のクロスを大外に走り込んだ高橋 秀人がフリーで合わせるが、ヘディングシュートはランゲラックのファインセーブに防がれる。
立て続けのピンチをしのいだ名古屋は63分、ついにスコアを動かす。右サイドから中央へとパスをつなぎ、丸山 祐市が縦パスを入れる。これをエリア内で受けたジョーが鋭いターンからシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。この失点で意気消沈した鳥栖は名古屋の攻勢にさらされる。77分には吉田のクロスをジョーが頭で押し込み、2点目。79分にはジョアン シミッチの縦パスを受けた相馬 勇紀がゴールに突き刺し、3点目。89分には途中出場直後の和泉 竜司が杉森 考起からの足裏パスをしっかりとゴールに沈めて、4点目。63分からの怒とうのゴールラッシュで、終わってみれば名古屋が4得点無失点の完勝劇。開幕戦を最高の形で飾った。
2得点を挙げ、開幕戦勝利に大きく貢献したジョーは「自分のゴールでチームの勝利に貢献できたことがすごくうれしい。でも、満足せずに戦い続けることが大事」と開幕戦の勝利を喜びつつ、次節のホーム開幕戦へ気を引き締めていた。一方、初陣で4失点の大敗となってしまったルイス カレーラス監督は「失点をしてしまうことは起こり得ることです。ただ、その影響を受け過ぎるのは良くないことです。プレーをするということは、メンタル的に強くならなければいけない」と選手たちのメンタルについて言及した。
技術では連係、パス、ドリブルで上回れていたし、トーレスとジョーの比較ではジョーに軍配。自慢の守備が崩壊し、最後は隙をあっさりと突かれる。大久保は悪くなかったと思うけど、DFへの指示はどうだったんだろう?メンタル面では・・確かにジョーの得点から焦りで浮き足立ってしまった感じ。反省点が多く、次に修正出来るかですね。まだ始まったばかりです・・口惜しいなぁ・・