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サガン鳥栖応援ブログです。

最終清水戦も負け、松本の頑張りで得失点差2の残留・・情けない・・

2019-12-09 18:35:46 | 日記








最終戦にもつれ込んだ残留争い。16位はPOがあると言いながら、降格圏には間違いない。実質的に争うのは鳥栖、清水、湘南。
3チームとも勝てば決定だが、鳥栖はドローでもOK。まぁ、さすがに最終戦は決めてくれると思ったが・・この残留争いでも情けない結果に。後半、ドウグラスに得点され、希望は湘南と松本のドロー。ところが、湘南の野田隆之介が得点し、万事休すと思われた。何とか自力で清水に追いつこうとしても、守備を固められている。そこに、松本が追いついたというニュース。力が抜けました。

雨予報だったIAIスタジアム日本平も、なんとか曇りで耐え、スタンドからは富士山もくっきりと見えた。他会場の結果次第では、両チームのうちどちらかがJ1参入プレーオフに回る可能性のある大事な一戦は、試合前から両チームのサポーターもヒートアップしていた。

清水はこの一戦にメンバーを替えてきた。前節・C大阪戦で左腕を骨折したヘナト アウグストに代わり、六平 光成が入る。また、左サイドハーフに入っていた西澤 健太からジュニオール ドゥトラにスイッチしている。

一方の鳥栖はFWを金崎 夢生から金森 健志に代えた。またベンチにはチアゴ アウベスの名前もあった。チアゴ アウベスは2017年に清水に在籍しており、清水の選手はその恐ろしさを最も分かっているだろう。

鳥栖としては引き分けでも残留が決まる状況もあって、リスクを冒さない、ロングボールを放り込む戦いに出る。セットプレーを何度も獲得してチャンスをつかむが、最後の精度が悪くシュートはゴールに飛ばない。一方の清水は、ジュニオール ドゥトラのドリブルなどで相手陣内に迫るが、最後の決め手がなかなかつかめない。

前半は両チームとも決め手を欠いて0-0のまま終了。ハーフタイムの時点では、湘南対松本も0-0。このままスコアが動かなければ両チームとも残留となるが、篠田 善之監督からは「冷静に、大胆にいこう」というように、消極的な戦いは求められていなかった。

清水が徐々に攻撃のペースをつかむと、68分に衝撃のプレーを目の当たりにすることになる。六平のスルーパスにドウグラスが右サイドで抜け出す。ディフェンスにコースに入られるが、一瞬のタイミングでカットインから左足の強烈なシュート。角度のないところから放たれたボールは、逆サイドのネットに突き刺さる圧巻のシュートで清水が先制に成功。

78分には、ジュニオール ドゥトラに代えて立田 悠悟を投入して5バックに。篠田監督は逃げ切りを選択した。この後、しばらくすると湘南が1点リードという情報が入り、ピッチの選手たちもその情報を共有することになるが、それは関係がなかった。パワープレーに打って出た鳥栖を、清水のDF陣、そしてGK大久保 択生がはね返し続け、リードを守ったまま試合終了の笛。清水が勝利し、残留を勝ち取ることになった。また、サンプロ アルウィンでは松本が90分に同点ゴールを決めたこともあり、敗れた鳥栖も残留が決定した。

清水としては、最後まで苦しんだ戦いになったが、順位を大きく上げて12位でフィニッシュ。試合後の会見では、篠田監督は声をからしながら、「足踏みをしたこの6試合は非常に苦しい精神状態だったが、一番大きなミッションを全員で達成できたことは非常に良かった」と安堵の表情を見せた。


いろいろあった1年、ともあれ残留となりましたが・・来年も似た感じだったら考えるなぁ・・