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サガン鳥栖応援ブログです。

最終戦、鹿島とドローで残留!凄まじい16位争いでした(^^;

2018-12-02 15:22:25 | 日記










TVで鹿島戦、PCでJ1試合速報を見ながら、一喜一憂の緊張した2時間でした。湘南の2点リードで、負けても名古屋より上と思ったら名古屋が追いつくし、スコアレスの鹿島戦はどっちが有利とも言えない状況で、1点入れられたらPO16位の状況。名古屋がもう1点入れて、鳥栖が0-1になったら総得点数で16位。湘南得点の場合は、名古屋と勝点差で残留。ドローで試合終了し、喜びよりホッとして気が抜けました(笑)
名古屋・湘南戦がドローで終わり、名古屋が16位かと思えば終了間際のオウンゴールで磐田が負けて16位。それにしてもPKで追いついた名古屋、オウンゴールの磐田・・本当にサッカーは何があるか分からない。スコアレスドローはACLの3位に落ち着いた鹿島にとっても残留決定の鳥栖にとっても守備を計算した結末でしょうね。

明治安田J1リーグの最終節にふさわしく互いが一歩も引かない試合を見せた。3位の鹿島はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権をかけて、15位の鳥栖はJ1残留をかけて序盤から熱い展開となる。

試合のキックオフからアクセル全開で飛び出したのはアウェイの鳥栖だった。フェルナンド トーレスと趙 東建をターゲットに長いボールを当てて、こぼれ球に中盤の選手が飛び込んでいく。ボールを失っても切り替えが速く鹿島に思うような攻撃を許さない。鈴木 優磨を起点に反撃を試みる鹿島に対し、ジョアン オマリと高橋 祐治が強いあたりでこれをはね返した。 鹿島も昌子 源とチョン スンヒョンが力強い対応を見せて鳥栖のFWを封じる。どちらのチームもCBの強さと守備の堅さが目立つ時間が続いた。

もちろん、その中でチャンスがなかったわけではない。最大のチャンスを得たのは鳥栖だった。5分、小野 裕二が鋭いFKからゴールを狙い、シュートがゴールマウスを捉える。だが、クォン スンテがすばやいステップから跳ぶと、ポストに激突しながらこれをはじき出す。鳥栖の勢いに一歩も引かず、簡単にゴールを許さない集中力の高さを示した。

すると、25分過ぎから試合のペースは鹿島に移っていく。なかなか突破口を開けなかったが、鳥栖の左サイドから攻撃の組み立て役になっていた小野から遠藤 康がボールを奪ったあたりから敵陣に押し込む時間を増やしていく。前半の前半とは違い、ボールを失ってもチョン スンヒョンらが起点をつくらせず、こぼれ球も鹿島の中盤が拾っていく。42分には昌子のロングボールがこぼれたところにすばやく反応したセルジーニョがミドルシュートを狙ったが権田 修一の胸の中に収まり、前半はどちらもゴールを奪えずに終了した。

ハーフタイム、鹿島の大岩 剛監督は「前半は全体のプレスバックがよくできていたので後半もこれを続けていくこと」と指示を出し、鳥栖の金 明輝監督も「内容は悪くないので続けること」と選手を送り出した。堅い守備を持ち味とする両チームだけに、前半の45分ではどちらも相手守備を崩し切るところまで至っていなかった。どちらが早く攻撃の糸口を見いだすかが後半のポイントとなった。

しかし、後半になっても互いにシュート数が少ない展開は変わらない。中盤でのつばぜり合いは後半も続く。62分に、自陣からボールを受けたフェルナンド トーレスがクォン スンテがゴールから大きく飛び出していたのを見逃さずロングシュートを狙う。シュートはゴール左に外れたが均衡した試合を動かすには良いアイディアだった。

鹿島も負けじと85分には左サイドからの山本 脩斗のクロスに鈴木がヘディングで合わせたが、こちらもゴールマウスを捉え切れない。

互いの順位は他会場の結果で左右されるため、最後まで緊迫した展開が続く。途中出場したレアンドロがセルジーニョとのパス交換でゴールを狙ったが高橋 祐治がブロック。

試合はそのままスコアレスドローで終了し、鹿島は3位でフィニッシュ。ACL出場権を獲得し、鳥栖もJ1残留を確定させた。


勝点41で5チームが並び、勝点差で順位が決まった入替戦争い。本日、J2では東京Vが終了間際の得点で6位からの下克上を達成し、入れ替え戦で磐田の相手になります。逃げ切れなかった横浜FCの無念さも分かります。勝負の世界の厳しさというか・・やはり筋書きのないドラマの面白さですね。

さて、このレベルの高い16位争いに勝ち残って残留を決めた要因は何だったでしょう?やはり遅すぎとも思えた監督交代でしょう・・間に合ってました(笑)