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サガン鳥栖応援ブログです。

ホーム広島戦、工夫少なく完敗・・最下位へ逆戻り

2019-07-14 06:22:54 | 日記










16位から最下位まで勝点17。但し、残留争いでは15位以上に上がらないといけない。15位の湘南が勝点20なので、次節に勝利して湘南が負けても15位には上がれない計算になる。まだ先はあると言っても、厳しい状況。
全体的には悪くない試合運びと思うが、肝心な場面での連係不足、攻撃の遅さだなぁ・・広島のパトリック、ハイネルとトーレス、クエンカの差か。やはり前半に得点がないと、内容は良くても後半にやられる。またかで・・最下位(/_;)

前節を引き分けで終えている両者。その価値を高めるためにも今節は勝利が欲しいところ。それぞれ先発を前節から1人変更。鳥栖は福田 晃斗に替えて、松岡 大起が明治安田J1第16節・札幌戦以来の復帰。一方の広島は吉野 恭平に替えて、稲垣 祥が先発。それぞれボランチに変更を加えた。

立ち上がりから両者ともに攻守にアグレッシブな姿勢を見せ、互いのゴール前に迫っていく。15分まではラストの精度を欠き、決定機を作ることができなかったが、20分頃から徐々にゴールを感じさせる展開が増え始める。

22分にはCKから鳥栖の高橋 秀人がフリーでボレーシュートを放つが、うまくミートできずに枠を捉え切れない。広島も25分に柴﨑 晃誠のクロスにパトリックが頭で合わせるが、これは鳥栖のGK高丘 陽平がセーブ。29分には広島がCKを防いだ流れからカウンターを見せる。GK林 卓人のスローイングから森島 司がドリブルで運び、ゴール前に走り込んだパトリックにパスを供給。これに果敢に飛び出した高丘の動きがパトリックのミスを誘い、シュートは枠外に。広島は決定機を生かすことができなかった。鳥栖はイサック クエンカ、安 庸佑の仕掛けからサイドを中心に広島ゴールに迫るが、決定的な形を作り出すことができない。前半はスコアレスで折り返すことになった。

後半、立ち上がりにセットプレーから攻勢をかけたのは鳥栖だったが、決定機を迎えたのは広島。49分、ボックス付近でパスを受けた川辺 駿がファーサイドにクロス。これに大外から走り込んだ柏 好文がフリーでヘディングシュートを放つ。しかし、これを高丘が残り手一本で枠の外にかき出す。高丘の好セーブで鳥栖は絶体絶命のピンチをなんとか逃れた。鳥栖は58分、相手クリアを松岡が回収。原川 力、安 庸佑と経由し、ボックス内で受けた金崎 夢生が強引に右足を振り抜く。強烈なシュートは林がタッチしてポストを叩き、得点とはならなかった。65分には高い位置で受けた原 輝綺が2人をかわし、ボックス内に進入。フリーでシュートを放つが、これは枠外。広島も67分、川辺のパスをボックス内で受けた森島がシュートに持ち込むが、これは高丘の正面を突いてしまう。

しかし、ついに均衡が破れる。75分、FKからのボールにパトリックがうまく抜け出し、頭で折り返すと、荒木 隼人が詰めて広島が先制に成功する。鳥栖は直後にフェルナンド トーレスに代えて豊田 陽平を投入し、同点を狙いにいく。しかし、次の1点を奪ったのは広島。80分、ハイネルがカットインから左足でシュートを放つと、高丘の逆を突き、ゴールネットに吸い込まれた。

2点のリードを得た広島は余裕を持ちながらゲームを閉めにかかる。反撃に出たい鳥栖だが、強固なブロックを敷く広島の前に効果的な攻めを見せることができない。試合はそのまま、タイムアップを迎えた。

勝った広島は札幌をかわし、7位に浮上。一方の鳥栖はこの日勝利した磐田に勝点で並ばれ、得失点差で18位に順位を下げ、再びJ2自動降格圏内に戻ってしまった。


内心、残留なら1勝1敗1分ペースでいいんじゃないかと思っていたが、広島に負けて1分1敗・・次に勝てればいいんだけど、相手は鹿島。まぁ最下位だと他は全部上位ではあるけれど・・暫く降格圏脱出は難しいかなぁ・・