Vanteyのアース線(もしくは枯れた資料帳)

怠け者のウィキメディアン・Vanteyの、脳内が帯電してきた時のはけ口。非百科事典的。過度な期待はしないでください。

【舞台探訪】『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』1話・お台場ガンダム

2011-02-19 06:35:11 | 作品舞台研究
アニメ『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』(監督: 松尾 衡、脚本: 黒田洋介、アニメーション制作: サンライズ)の第3話(最終話)を漸く、2011年1月30日の BS11 での再放送で観ました。
2010年12月19日の BS11 本放送は寝落ちして見逃していたもので。
てかもう有料配信が始まってていつでも観れることに後で気付いた…


物語は2009年夏のお台場ガンダムで1話が始まり、最終話のラストは静岡ガンダムで終わるものでした。
お台場ガンダムと静岡ガンダムの公式なアニメ化であると同時に、ファーストガンダムの貴重な新規アニメシーンでもあった訳です。

1話からHi-νガンダムザクスナイパー(*1)が史上初めてアニメ化( = サンライズにおいてその存在が公式化されたことになる)(*2)されたことで宇宙世紀ファンを唸らせていた訳ですが、3話では過去のシリーズに登場したMS・MAや艦船が次々と登場して立ち回りを演じ、これら過去作やそのガンプラに親しんできた世代の方にとっては懐かしさを喚起させられたことでしょう。

普通にガンプラの販促アニメとしても良い出来だったのみならず、劇中と現実をつなぎ、ガンダムシリーズの歴史をつなぎ、親と子の世代をつなぐ演出となっていたことに、筆者は感慨を覚えた次第です。(やばい主観全開だ

   *  *  *  *

そこで今回は、1話冒頭のお台場ガンダムのシーンを、そのリアルでの舞台と見比べてみます。

本稿執筆前に舞台探訪アーカイブさんも覗いてみましたが、こんな有名どころの舞台探訪(比較)をまだ誰もやってなかったっぽいって、どういうことよ……
静岡市のバンダイホビーセンターの周辺とか、探訪のネタは他にもありそう(ていうかもろ静岡アニメだったじゃなイカ)と思うのですが。





ガンダムの向かって左下に広告看板があること以外、背景のビル群は形も位置も現実に則さない全くの別物でした。

それと、アニメ絵は人が少なすぎ。
折角なので、数えてみました。



夏休み中のお台場ガンダムの観客 + スタッフの総人数が、夜とはいえいくらなんでもたった127人ってのはないだろうに……


撮影地点 = 東京都品川区東八潮1 東京都立潮風公園 太陽の広場


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(*1) = ザクI・スナイパータイプは小説『機動戦士ガンダムUC』7巻にも登場しているため、今後アニメ版『UC』にも登場する可能性が高い。
(*2) = MSをはじめとするガンダム世界の各種設定については、公刊の書籍・雑誌やガンプラの同梱説明書等による肉付け的な解説をはじめ、MSVのような模型企画等によるアニメ未登場バリエーション、小説版・漫画版・ゲーム等の他媒体派生作品による描写、などの多数の資料があるが、サンライズではアニメでの登場・描写を以て公式設定としている。

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ガンプラ30周年公式サイト
http://bandai-hobbyproshop.net/gunpla30th/
ガンプラ30周年公式サイト
ガンプラ30周年公式サイト - 模型戦士ガンプラビルダーズ
http://bandai-hobbyproshop.net/gunpla30th/builders.html
「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」のアニメ・動画視聴ページ | バンダイチャンネル
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=2709
バンダイチャンネル - 「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」

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Summary of images:
Description = アニメ内のお台場ガンダム
Source = 『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』第1話「パーツA ビギニングガンダム」
Author = (c) 創通・サンライズ
Permission = 日本国著作権法32条1項に基づく引用

Description = 現実のお台場ガンダムとその跡地
Date = 2009-08-23 / 2010-08-29
Source/Author of photographs = Vantey
Author of Gundam = (c) 創通・サンライズ
License = CC-BY-SA-2.1-JP, 屋外美術
Creative Commons License


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