FSF、CC-BY-SAとの互換性を取り込んだFDL最新版をリリース
http://sourceforge.jp/magazine/08/11/04/0359208
(SourceForge.JP Magazine ニュース 2008年11月4日 12:54)
フリーソフトウェアを支援する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は11月3日(米国時間)、ドキュメント向けライセンスの最新版「GNU Free Documentation License(FDL) v1.3」を発表した。「Creative Commons Attribution-ShareAlike(CC-BY-SA) 3.0」との相互依存性にフォーカスして修正が行われたバージョンとなる。
最新版の最大の変更点は、CC-BY-SA 3.0で公開されている資料の一部利用を認める「セクション11」が加わったことだ。これにより、WikipediaなどのWikiは、FDLでカバーされている資料をCC-BY-SA 3.0で再ライセンス可能となり、サイト間でコンテンツのやりとりが容易になる。
今回のバージョンアップは、「Wikipedia」を運営するWikimedia Foundationの要求を受けてのもの。WikipediaはFDLを採用しているが、CC-BY-SA 3.0ライセンスで公開されている資料を引用する際、2つのライセンスの相互運用性がないことが障害となっていた。FSFではまだメジャーアップデート (バージョン2.0)の準備が出来ていなかったことから、マイナーバージョンアップで対応したという。
GNU Free Documentation License Version 1.3, 3 November 2008
http://www.gnu.org/licenses/fdl-1.3.html
コモンズでは早速 {{GFDL-1.3}} という画像ライセンスタグが試作されています(現状未使用)。
これを受けて ja ではこれからどのような変更がなされることになるのか、注目です。
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関連リンク
「GFDLからCCへの切り替えを認める」GFDL 1.3 FAQ 無責任訳
http://anond.hatelabo.jp/20081105165749