5月25日（木）AM9：00～ 左乳房全摘手術
写真だと生々しいので、ネットから落とした絵で説明すると…
私の場合、乳首の下に広がるタイプの癌でしたので
癌細胞の大小に関わらず乳房温存にはならず全摘でした
傷跡は 脇から袈裟がけ斜めにズバツと 傷の長さ22センチ
医師曰く、こう切る（赤線）と切り取った皮膚が合わせ易く
皮膚が弛まず奇麗に治まるそうです
医療用ボンドで傷口を合わせるので術後の傷口消毒無しです
前側の傷の痛みはほどんと感じません
脇の傷は動かすと痛いけど（私の場合）
最終的な検査時で大きさが腫瘍大きさ6センチと聞いていたので
絶対にリンパ節にも転移してるだろうと覚悟はしていたけど
術前センチネルリンパ節生検で転移無しだったそうで 何よりでした
ドレーンからの廃液量もどんどん目減りして抜くのも早かったから
予定よりも3日早く退院出来ました
手術着に着替えて、自ら手術台に寝て、看護師らに口頭で質問され
全身麻酔受けて何度か呼吸した後の記憶は無い
気が付いたら 何やら色々声掛けられながらベットのまま病室へ移動
弾性タイツの上から足にはマッサージ機が付いてて
口元には酸素の何か付いてて、左手甲には点滴、右腕には血圧測定器
心臓辺りにも測定器付いて、導尿カテーテル、左側には廃液用ドレーン
全く身動きが出来ない状態でした（動く気が失せてるし）
看護師がご丁寧に私のスマホを枕元に置いてくれたけど
この状態でどう見るじゃ～？ しかも耳元で着信音が煩いんですけど～
術後一番辛かったのは
全身麻酔の場合、手術中は気道確保の為に口から喉に管が入ってるそうで
術後それを抜いた後が メチャ喉に違和感が残ってて
私は一晩中喉がイガイガしててゲホゲホ咳をしてたら
夜中同室隣のベットのオバサンに「チッ！煩いわね～」と呟かれ（聞こえた）
咳出るもんは どうしようもないじゃ～ん
あ～～～個室にすれば良かったな～と この時は後悔しました
因みに、個室使用料金は保険適用外で別途一泊8800円（高額過ぎよね～）
その日の夜には呼吸のマスク取れて、足のマッサージ機が取れて、
心拍数計測器も取れて、血圧測定器も取れて、翌朝には導尿のも取れた
この一つずつ体に付いていた物が外れていくのは嬉しかったなぁ…
手術前日から入院して計9泊10日の入院生活
正直、ほどんと寝てないと思います
左側の背中が痛くて痛くて 長寝が出来なくて 寝たり起きたりの夜中
湿布したり、温めたり、痛み止め薬飲んだり、睡眠薬飲んだり色々したけど
全く効かず 消灯9時～起床6時の長い夜を悶々と過ごしてました
多分、短時間を途切れ途切れでは寝てたとは思いますが
背中の痛みと 同室のオバサン達の夜中のイビキ合掌もプラスで
最後の方では もう寝れなくても死なないと諦め開き直ってました
（病院は爆睡出来る場所ではありません）
WiFiも大部屋は使えないし（ケチくさいよな～）
因みに4人部屋のオバサン達、私含めて皆癌患者でした
乳がんが二人、大腸がんが一人、胃がんが一人
改めて 多いですね 癌患者
リンパ節への転移が無かったのは何よりでした。
でも同じ疾病なのに、「チッ！煩いわね～」と呟かれるなんて、隣のベットの人は意地悪かな。
いまは2人に1人が癌になると言われる時代。
確かに多いですね。私の周りにも結構います。
あとは無理しないで、気持ちを楽にして過ごしてください。
転移が無かったのはホント何よりでした
隣ベットの方は大腸がんで（ステージ１）
私より3日前に手術してた様で
全身麻酔してたはずだから喉の辛さは体験済みだとは思うのですが
多分、私より喉の痛み全然軽かったのでしょうね
私の喉はかなり敏感です
私の咳以外にも他の方のガタガタと棚整理する音にも
「いや～煩いわね～」と呟いていました
何日も同じ部屋で過ごすと分かりますが
このオバサンもイビキかくしガタガタ煩い時もありました
でも、この方、他人のイビキ音だけには寛大です
不思議～(笑)
入院中の患者同士あるあるの話です
お金に余裕有るなら個室の方が気楽ですが
お喋りしたいなら大部屋かな
他人のイビキや物音に動じる事なく寝れる人なら
自分のブログ読み直して… 訂正：手の甲の点滴は右でした
手術した側の手では採血も血圧計もしては駄目みたいです