雨ニモマケズ

2011-03-17 19:00:09 | その他
福田萌さんのブログにも出ていた、岩手出身である
宮沢賢治の詩(うた)、「雨ニモマケズ」。
詩自体は有名すぎて説明不要だと思います。
しかし、今こそ読まれるべきではないでしょうか。

正直、読み返してみて涙が出てきたのが本音です。

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば

行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい


ガンバレ、日本! 雨にも負けない精神で!


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