仙厓義梵

2017-05-05 22:00:04 | その他
出光美術館に本物はあるのですが・・・
(出光美術館創業者は石油元売会社の出光興産)

江戸時代の臨済宗古月派の禅僧であり、画家でも
ある、仙厓義梵(せんがいぎぼん)の作品のひとつ、
「指月布袋画賛(しげつほていがさん)」。

「子供達と戯れる布袋さんのほのぼのとした情景の
ようだが、「月」 を暗示する賛文「を月様幾ツ、十三
七ツ」 の存在から、禅の根本を説いた教訓 「指月
布袋」 の図であることがわかる。 」

「月は円満な悟りの境地を、指し示す指は経典を
象徴しているが、月が指の遙か彼方、天空にある
ように、「不立文字」 を説く禅の悟りは経典学習
などでは容易に到達できず、厳しい修行を通して
獲得するものであることを説いている。」 
とのこと。
詳しい解説は google ででも多数でてきます。

仙厓義梵は以前より個人的に大好きです。

今回、この複製画を訳あってかなり感謝できる価格
にてお分けいただけました。
(保護テープはこのあと剥がしました。)