チャリポタ DAITAI WEEKLY

健康の為はじめた自転車が高じて、街や郊外を探訪するようになると、普段は見えていなかった景色が見えてきた。

南アルプス街道

2007年10月23日 | サイクリング
久しぶりのサクリングです。

今日(21日)は、山梨県南アルプス街道、早川沿いにある奈良田温泉が目的地です。
地理的には、静岡県でいうと南アルプスの塩見岳(日本100名山の一つ)と同じ緯度で、南アルプス市の夜叉神峠まで10km位の位置になります。





国道52号線を甲府に向けて走り、JR身延線の内船駅の近くにある「なんぶの湯」がスタート地点です。

15名程のグループでの走行でしたが、メンバーのうち5名ほどは静岡からの自走です。(なんと200km余の距離です。信じられない位タフなメンバーではありませんか)

我々シニア組は自転車をマイカーで「なんぶの湯」まで運び、そこから出発です。(軟弱です)

天気は快晴! 秋風が心地よく、富士川を左に眺めながらの快適なサイクリングでした。

JR身延線、波高島駅を左折して52号線を横切り、いよいよ早川沿いを登ります。
山の風はもう冷たいくらいだが、車の少ない県道(南アルプス街道)は走り易い。

しばらく走ると早川第一発電所が右手に見えます。山頂の貯水池から水を落とす為の巨大な鉄パイプが数本山肌を下っています。じつに壮観です。

この道は、だらだらとした登り坂がずっと続き、シニア組には結構タフなコースとなります。

さらに川上に走ると早川オートキャンプ場入り口です。この辺りまで走ると、川幅も狭くなり、山道に来た!という感じがします。




ここから8kmほど先の、早川郷土資料館まであたりが”早川渓谷”の中心部になるんでしょうか。

山梨県には、温泉もあり紅葉も素晴らしい渓谷が沢山あります。昇仙峡や、西沢渓谷ほどでは無いにしても、ここもそろそろ紅葉が始まっているかと思いましたが、まだ始まってはいませんでした。道幅も狭く木々も大きいために、渓谷を見るには道を降りなければなりません。道端には渓谷をみるためか、駐車場を備えたポケットパークが所々にあります。

黙々と走る一団には渓谷を眺める余裕はありません。(レースじゃないんだけれどねぇ~)

目的地の奈良田温泉手前、2kmほどでバテました。(いつものパターン・・・)

目的地では、みんな弁当を食べているんだろうな、わたしもここで食べよう!。





道端の草地にすわり、むすびをほおばる。沢の音、鳥の声、野猿が一匹、ドライバーが捨てたビニール袋を拾いに横切っていった。実に静かだ。

食べ終わって出発しようと立ち上がると、「おっ先に~!」先頭の一団が下ってきました。静岡から自走で来たグループです。





なんとか頑張って目的地まで着いた。小さなダムですが、突然川幅がひろがる。すばらしい眺めです。





帰りは、いつも通りの下りのコース。落車しないようにスピードに気をつけて走ります。(風が冷たい!ウィンドブレーカーを持ってくればよかった!)

ゴールの温泉(なんぶの湯)では、いつものように・・・「極楽・・極楽!」


本日の行程

  なんぶの湯 → JR身延線波高島駅  17km

  波高島駅 → 早川第一発電所  6.7km

  発電所 → 早川オートキャンプ場入口  7.6km

  キャンプ場 → 早川郷土資料館前  7.7km

  郷土資料館 → 西沢温泉  11.4km

  西沢温泉 → 奈良田温泉  3km  

                     片道53.4km ×2= 106.8km


=p.s=

 スタート地点を”道の駅があるクラフトパーク”(身延ゴルフ倶楽部の隣で、52号線上沢寺を左折してすぐ(対岸はJR波高島駅))に車を停めさせていただければ、郷土資料館、民族資料館、白籏史朗記念写真館、早川渓谷などを、ゆっくり見る事が出来る。 

マグカップ

2007年10月07日 | Weblog
郊外に友人とポタリングに出かけた時の事でした。

もう人家が無くなる、という山のふもと近くにその店はありました。
「面白いお店があるよ、ちょっと寄ってみようか」友人の誘いに、暇つぶし序でにお店に入りました。

小さなお店でしたが、手作りと思われる様々な器が並んでいました。花器、和洋食器、ティーカップ、コーヒーカップ、などいろいろあります。

お茶よりもコーヒーをよく飲む私は、ふと一つのマグ(カップ)が目に留まりました。マグにしては少し小さめ、コーヒーカップにしてはちょっと大きめです。

磁器の方が好きなんだけど・・、と思いながら手にとってみました。
「えっ!なにこれ!」(私の指にぴったりっ!・・・)
ごく普通の形でちょっと和風、どちらかと言えば、無粋なくらい素朴なものです。

デザインは特に好みのものでは無かったのでしたが、びっくりです。まさにオーダーメイド!

何も考えずに即座に買ってしまいました。





おなじ様なものが幾つかありましたが、まったく取手を握った感覚が違うんです。ひとつひとつが手作りということがよくわかります。

カップの取手というものは、カップ全体のデザインにも影響するものなので、色々な形のものがありますが、デザインは洒落ているけれども”これは持ちやすい”というカップにはめったにあったことがありません。(カップの取手に感激したのははじめて・・) (笑)


それから毎日、このマグでコーヒーを楽しんでいます。

唯一つ気に入らないことと言えば、カップの内側が手作りのため、多少でこぼこしているので、スプーンを傷つけないよう静かにかき混ぜなければならないことです。

まっいいか、それぐらいのことだったら。  (^^)