チャリポタ DAITAI WEEKLY

健康の為はじめた自転車が高じて、街や郊外を探訪するようになると、普段は見えていなかった景色が見えてきた。

城北公園

2007年02月20日 | Weblog
駿府公園から約1kmほど北に「城北公園」があります。ここ城北公園は、もと静岡大学の跡地に作られた公園で、「日本の都市公園100選」にも選ばれている公園です。(県内では此処のほか、熱海の「姫の沢公園」、浜松の「舘山寺総合公園」が100選に選ばれています)



 
いつもトレーニングの最後には、この公園のベンチで一休みして帰ります。公園内にあるグランドは、休日ともなると大勢のサッカー少年が1日中サッカーをしています。グランドの周りには桜並木があり、その下にあるベンチが休憩ポイントとなります。



いつもならそのまま帰る公園ですが、今日はゆっくり散策して帰ろうと思います。




正面入り口の右脇には、市の中央図書館があり、私も時々利用しています。週末には、子供たちでいつも賑わいます。




プロムナードの突き当たりには大きな花時計があり、四季折々に美しい花で彩られますが、今の時期は冬のためちょっと寂しい様子です。




花時計の後ろ側にある「あずまや」では、子供たちが宿題?を一生懸命やっていました。




このエリアには百日紅などが多く植えられていて、夏にはきれいな花が咲きます。



「なんじゃもんじゃ」の木の説明。

その横、広葉樹(落葉樹)が多いこのエリアには「なんじゃもんじゃ」の木が植えられています。今は葉を落としてすっかり丸坊主ですが、五月頃には真っ白な雪のような花を咲かせるそうです。なぜか今まで見る機会が無かったので、今年は満開の花を是非見たいと思っています。




針葉樹、常緑樹などに囲まれたこちらのエリアの中に、日本庭園があります。藤棚の下に座って眺めると、とても落ち着いた気分になります。

日本庭園の後ろには子供の広場があり、かつては日本中を走り回っていた、「デコイチ」の愛称でお馴染みのSL(蒸気機関車)、D51が置かれていて、ちびっ子達に大人気です。






園内の木々も、新しい芽をつけ始めていて、もうすぐ暖かい春が訪れます。





早春の安倍奥トレーニング

2007年02月14日 | サイクリング
快晴、無風の休日です。トレーニングには最適の休日です。

朝9時、いつもの安倍街道を梅ヶ島方面に向かって走ります。休日の街道は、通勤通学の自転車やマイカーも少なく、快適に走行出来ます。

最近特に気が付くことは、休日に自転車を楽しむ人々が多くなったような気がすることです。
環境にもやさしく、体にもやさしく、おまけに体脂肪も落とせる!と聞けば、オジサン(私のこと)にとってはもってこいのレジャーです。

チームを組んで、颯爽と走る若者もカッコいいですが、ご夫婦や親子、はたまたカップルでのんびり走る姿もこれまた微笑ましくていいものです。

牛妻、俵沢を過ぎ”真富士の里”で一休み。いつもの山葵ソフトが無いということで、ふつーのバニラソフトで喉を潤す。今日は天気も良いのでもう少し上まで行ってみよう。


中平、渡(ど)を過ぎて、有東木の瀬戸橋を渡る。ここまで市街地から約30kmです。この先から一気に上りがきつくなります。



同行のヤング・ガイ。 今日は通勤用のミニベロ(小径車)でどの位走れるかのテスト走行です。


梅ヶ島地区では、”むらおこし”をやっているのでしょうか、街道沿いのあちこちに梅の木が植えられていて、綺麗な花をさかせていました。まだ小さな木が多いのですが、大きくなったらさぞかし見事だろうと思いました。梅園も数ヶ所あるようです。


数珠窪トンネルまでひと坂越えて、入島(にゅうじま)から湯の森まで、登りの長い直線の橋「梅ヶ島大橋」が架かっています。
初めて自転車で来た時にはここは歩いて自転車を押したものでしたが、ようやく自転車を降りないで登れるようになりました。(若者は苦も無く登って行きますが・・・)

梅ヶ島小・中学校のある六郎木(ここは十枚山への登山口)から孫佐島(まごさじま)へ、ここからさらに登りがきつくなります。

コンヤ温泉、梅ヶ島観光ホテルを過ぎると草木(くさぎ)のスポーツ広場へ。
直ぐ上が赤水の滝です。ここまで来て、トレーニング不足なんでしょう、両腿の筋肉がツ、ツ、ツ・・・。



早春のの赤水の滝は、豪快だが、やはり寒々としています・




こちらは、夏場の赤水の滝。木々が青々として涼しげです。



とりあえず今日の目的地、赤水の滝までたどり着きました。
梅ヶ島温泉までは、あと6~7kmなんですが、あまり無理すると来月のツーリングに差し支えるので(ということにしておこう)、今日はここまで。

このコースの醍醐味は、登りはきついですが、下りはノンストップで一気に下りられることです。もちろんスピードと車には十分注意をしながら走らないと危険です。




 月見茶屋。(これも夏の写真です)


今日のお昼の楽しみは、平野(真富士の里の少し上流)にある「月見茶屋」で、”ヤマメのから揚げ定食”を食べることです。ヤマメの塩焼き、から揚げ、ヤマメそば、などいろいろあって、結構美味しいですよ。

ツーリングまであと1ヶ月程、もうすこし足腰を鍛えて?おかないと・・・。


  本日の走行距離 = 78.54km






こちふかば・・・・・

2007年02月11日 | Weblog
ポカポカ陽気の連休初日、羽鳥の洞慶院の梅園へ梅見に出かけました。
2月がどこかに飛んで行ってしまったような暖かさ。自転車でぶらりとポタリング。
相変わらず羽鳥の道幅の狭い商店街、住宅地域は渋滞です。住宅地の裏通りを走る手もあるのですが、こちらは道幅がもっと狭く、地域の人達の車が前後左右から出てくるので、こちらも気をつけないといけません。
どちらを通るにしても車には十分気をつけて走りましょう。

あまり暖かいので、梅の花も散ってしまったのではないかと心配になるくらいでした。
梅園の前の駐車場はあまり広くないので、藁科街道(バス道)から歩いて来る人達もたくさんいました。


それでは梅園の様子を。




洞慶院下、梅園の入り口にある「老梅林園」の碑。





紅梅。もう満開の梅の木もたくさん、梅の種類は分かりませんが。





白梅、こちらの梅もみごとです。





”こちふかば にほひおこせよ梅の花・・・・” 梅園いっぱいに漂う梅の香はとても良いものですね。





園内には、早咲きの梅の花が半分ぐらい咲いていて、まだしばらくは楽しめそうです。





梅園入り口。今日は散策の人達がたくさんみえていました。

     



立春

2007年02月04日 | Weblog
春は名のみの風の寒さや・・・
今朝の気温はすこし高めだったと言う事でしたけれど、風はまだ冷たい立春の今日でした。

いつものトレーニングコースの帰りは、門屋を左へ曲がり、トンネル(随道)を抜けて麻機街道を市街に戻るコースだ。今日は途中の「鯨ヶ池」でちょっと一休みする。



今は市民の憩いの場所であり、休日ともなると、太公望が大勢やって来るところだ。





この池は子供の頃から私には馴染み深い。太平洋戦争末期、この山の向こう、麻機に疎開(年がバレる?)していた時、祖母に連れられて水遊びに来た思い出がある。その頃は、まだ池の水も澄んでいてすごく綺麗で、岸辺には”菱の実”などがいっぱいあった。食べるものもろくに無い時代、粗末なお弁当を作り、祖母は私たちを連れて1日遊ばせてくれた。
もちろん自動車の通れるような広い道は通っていない。池の周りには柵も何も無く、池の道沿いには桜並木があった。




「ここの池の魚は目が一つしかないんだよ!」びっくりした私たちは池の奥には怖くて行けなかった。子供が沖に行かないように仕向けたようだったが、そんな伝説(昔話)がここにはある。




工業用水路の施設(地中)

当時池の周りには民家は一軒も無かったように憶えている。(旧)トンネルの手前、いま工業用水路のポンプのところ(東側)に小さな木造の小屋があり、中を覗くと小さなプールのようなところに水が凄い勢いで湧き出ていて、その水音が怖くて震え上がったものだ。





中学生になったころには、なんと”ワカサギ”を釣りにきたことがある。ワカサギがいるとは思わなかったが、何でもこの地の漁協?が放流していたようだ。(養殖の実験をしていたのかな?)もちろんそのころも、湧き水が豊富で水は澄んでいた。(川や、湖にも漁協はあるんです)

高校生ころになると、浅間神社から山の尾根づたいに鯨ヶ池までハイキングもした。・・・



いつの間にか水は濁り、桟橋が出来て釣堀となってしまった。自然は一度破壊すると、もう元には戻らないんだとこの池を見ているとつくずくそう思う。




水は今でも沸いているのか?ポンプで汲み上げているのだろうか?


・・・「休日トレーニング」の帰りには、いつもこの池を見ながらさびしく通り過ぎる。