チャリポタ DAITAI WEEKLY

健康の為はじめた自転車が高じて、街や郊外を探訪するようになると、普段は見えていなかった景色が見えてきた。

春はまだ先です

2014年01月27日 | サイクリング
大寒をすぎたばかり、まだ冬の真っ只中ですが、今日はまるで春を思わせるような暖かさ。
冬眠中だった体がうずうずと・・・。ちょっと自転車でおもてに出たくなりました。

こんな暖かい日になると、もうぼちぼち梅が咲き始めるのではないかと羽鳥の洞慶院の梅を見に行く事にしました。我が家は昨年北方面へ越したため、藁科方面へ行くには安倍川の右岸を少し下るのが近道です。

車は少ないが風が強い!、いくら暖かい日とは言ってもまだ真冬です。風は冷たい。

市内から藁科方面へ行くには安倍川にかかる安西橋を渡ります。橋を渡った羽鳥地区は朝晩のラッシュアワーには通勤のマイカーでいつも渋滞します。ここに新しい橋が完成し、住宅密集地の狭い1本道を避けてバイパスを造る工事がいま行われています。

完成すれば渋滞も緩和し、藁科奥へのサイクリングも楽になるのではと期待しています。






案の定梅はまだまだでした。そうですよね、いくら暖かいとはいってもまだ1月です。あと1ヶ月ほど先になるのでしょうか。

洞慶院は梅と紅葉で知られたお寺で、ハイキングコースともなっている安倍城址への上り口でもあります。
以前、毎年行われる7月の開山忌には、郷土玩具としてしられる「オカンジャケ」が売られていたのを思い出しました。昔懐かしい子供のおもちゃなんですがですが、今でも売られているのでしょうか。






境内の鐘楼の前には秋にはみごとな紅葉がみられます。今は葉を落とし、寒々しい冬のすがたです。

秋にはこんな美しい紅葉がみられます。






梅園にかすかな甘い香りが漂っています。「花を咲かせた梅ノ木があるのでは?」









早咲きの蝋梅でした。何本か花をつけて、周囲に甘い香りを漂わせていました。名前に「梅」の字がつく蝋梅ですが梅の仲間ではないそうですね。花には詳しくはありませんのでよく分かりません。








梅はまだ硬いつぼみをつけていました。やはり開花はもうすこし先のようです。

梅園の中にある”あずまや”のほうからギターを奏でる音とともに懐かしいフォークソングが聞こえてきました。春を待ちきれない人が梅園に来て歌い始めたのでしょう。

・・・結構うまい!・・・