翌6日は、昨日とは打って変わって快晴です。今日は西湖 → 河口湖経由 → 湧水池に映る逆さ富士などで有名な「忍野八海」までの走行です。
忍野八海は「名水100選」「新富嶽百景」にも選ばれている名勝地です。
早めの朝食を済ませて、さぁ出発です。涼風が心地よい快晴の西湖湖畔をひた走ります。
行程には幾つかのアップダウンがありそうで「大丈夫かな?」ちょっと心配しながら走ります。
河口湖の湖畔に到着しました。まだ朝が早いので、行楽の車も少なく、余裕の走行です。
県道710号線から国道137号線に入り、富士急ハイランド駅方面へ向かうと右手に大きなジェットコースターが忽然と現れます。
「あれが噂の”FUJIYAMA”かな、ほんとにおおきいなぁ!」「おお、”ええじゃないか”もあるぞ!」
瞬間、10歳の自分がフラッシュバックしてきました。(笑)
富士吉田駅近くの交差点に到着しました。ここから見る富士山もこれまた雄大ですね。
・・・更に走り続けます。
県道717号線に入り、峠を上り切ると開けた台地が広がります。もうそこが忍野村です。
忍野八海には初めて来ました。一度来たいと思っていましたが、まさか自転車で来ることになろうとは・・・(自分で笑っちゃいました)
名前の由来の通りここには八つの湧水池があります。
よく写真などで見るのですが、「厳冬の雪深い忍野村、湧水池の水面に映る雄大な逆さ富士」こんなイメージがあった忍野八海でしたが、なんと賑やかなこと!GWですものね、あたりまえか。
それにしても、皆さんここから写真を撮っていたのかな、もっと自然の、広い田圃の中に湧く水面に映る富士がみたかったのに・・・
本当に綺麗な水です。10mの深さがある池の底まで、青く透き通っています。
鱒や鯉も気持ち良さそうです。
(もう勘弁してよ!連休サービスのし過ぎで疲れちゃった!)
池の端には連休疲れの?ガチョウが二羽、羽を休めていました。
土産物屋の中を通らないと池に行くことが出来ない!さすが”甲州商人”と感心させられた次第でした。
一通り、幾つかの池を見物して帰路につきます。湧水はその場で飲むのは無料ですが、「お持ち帰り」は有料とのことでしたので、ウォーターボトルを持って「いくらですか?」とお聞きすると、おばさんが私の頭の先から足の先までじっくり眺め、哀れ?に思ったのか「(お金は)いいですよ、汲んでってください」「ありがと~!」
ボトルに目一杯入れて出発です。
帰りは河口湖に出る峠と、西湖に出る峠にゲキ坂が待っています。(ガンバロー!)
河口湖では、ちょっと遠回りして「河口湖大橋」を渡って帰ります。橋の上からの富士山も絶景でした。湖面でも湖畔でも、みんな連休最後の休日を楽しんでいます。
お昼には宿に戻ることが出来ました。快適な半日ツーリングでした。
民宿自慢の「カレー」を食べて、帰路につきます。また一つ、GWの思い出が出来た”サイクリング合宿”でした。
=行程=
西湖一周の距離は約10km
6日の行程(概算)。
西湖民宿 → (6km) → 河口湖西浜簡易局
河口湖西浜簡易局 → (6km) → 船津三叉路
船津三叉路 → (4km) → 金鳥居前交差点
金鳥居前交差点 → (7km) → 忍野八海
*往路は約23kmですが、復路は数キロ増えます。