東北旅行2014年秋（その１）

１０月１１～１５日、４泊で東北を巡ってきました。初日はぐーんと頑張って秋田まで行き２泊、そのあとは山形、新潟に１泊ずつして大阪へ、というルートです。
今まで長距離の旅行の場合は夜中の２時半や３時くらいに出発していたんですが、今回は夜１１時半に出発という、初めての試み。

結果は、これが大正解だったかなぁと思います。
自宅で仮眠をとってから出発しても、仮眠をとらずに早めに出発しても、結局、眠さはおんなじくらい。
それなら、早めに出発して初日を有効活用した方がいいってもんです。　


ということで、出発は１１日（土）の夜１１時半。交代で約２時間ずつ運転し、互いに助手席で仮眠をとります。　

最初の目的地、山形県鶴岡市の『あつみ温泉』へ着いたのは朝８時のことでした。
さすが温泉地とあって、路上にいきなりこんな足湯があるんですよね。ビックリ。　
ちゃんとお湯であったかかったけど、入る勇気がなくってとりあえず写真撮っただけ。　



　
すぐ近くの『あつみ温泉バラ園』へ。
熊野神社境内にあるバラ園で、ガイドブックによると６月中旬から１０月中旬まで、約９０種３０００本ものバラが咲き誇る。と書いてあったんです。



残念ながら、既に見ごろは過ぎているといった感じでしたね。　



実は、この近くにある足湯カフェで休憩がてらお茶できたらなぁって思っていたんだけれど、オープンは１０時とのことで。早く着きすぎちゃったので、今回は利用せず。　


そして、再び車を走らせまして向かったのは『羽黒山』。　
日本有数のスピリチュアルスポットらしい。　

「いでは文化記念館」の駐車場（無料）へ停めると便利ですよ。
ここから苦しい”修行”の始まりです。　



出羽三山神域への玄関口である髄神門をくぐると羽黒山へ続く２４４６段もの石段が始まります。

いきなり下りの石段を歩いて行くと、『須賀の滝』が見えてきます。なんと、江戸時代に造られた人口の滝だそうです。　



そして、趣のある国宝・羽黒山五重塔。
高さ２９．９ｍ、創建は平将門と伝えられるそうです。　



まぁそれにしても、ここの”名物”はなんといってもこの石段でしょうね。　
寝不足の体調で、この階段は結構キツかった～。
ただ、気温は低いので汗はかいても、ささーっと吹く風がめちゃくちゃ気持ち良かったです。　



体力に自信がない場合は山頂直行のバスの利用もオススメとのこと。冬は積雪が多いが参拝は出来るそうです。　

山頂に到着し、目の前にでーんと社殿が現れます。
何と、国内最大級の茅葺屋根らしいです。何と、厚さ２．１ｍあるのだとか。
この厚みには圧倒されました。　



鐘楼はこの山中では五重塔に次いで古い建物だそうで。
鐘は中世以前のものとしては、東大寺鐘に次ぐ巨大さとのことです。　




ちなみに、ここ羽黒山では犬連れの参拝客を数組見かけました。
小型犬から大型犬までさまざま。
ただ、この石段には犬も参っちゃうんじゃないかなぁ



杉並木も見どころの一つだと思います。
約１．７ｋｍの参道沿いには、樹齢３５０～５００年の杉の巨木が４００本以上も並び、国の天然記念物に指定され、ミシュランでも３つ星を獲得しているそうです。　





つづく・・・・