岡山の紫陽花（普門寺）2015

これは６月２０日（土）の話です。　

場所は岡山県の真庭市に移ります。
『普門寺』へやって来ました。　



専用の無料駐車場がありまして、お寺の参拝は自由です。　



お庭は綺麗にされていて立派でした。　
春はしゃくなげ、初夏には紫陽花、夏にはゆうすげ、秋にはそばの実など四季折々に花を楽しむことができます。　



今年は６月２１日から末まで「紫陽花祭り」が行われているそうで、お寺の前の紫陽花園に入ってみました。　



紫陽花の通路です。
人がすれ違うのにギリギリな通路。両側を紫陽花にはさまれて進むのが贅沢。　



時刻はお昼の１２時で、そろそろおなかもすいてきた頃。　
紫陽花園にお食事処みたいのが見えたので、そこで食べられたらいいなぁと思っていたんだけれど、なんと閉まっている。　

紫陽花祭りが２１日から・・ということで、この日はその前日。　
土曜日なのにお店は閉まっていたんですよね。残念。　

同じように食事目当てでやってきた他の観光客たちも「えぇ、今日は閉まってるの～」と残念そうでした。
　


まぁ、これが良かったといいますか。
この後、とっても素敵なことがあったんですよね。　

というのも。　

おなかもすいてきたのに、山道をひたすら走り続け、山と田んぼしか見えない道を走り続け。
食事する店なんか見当たらず、コンビニすらない。　

あ～あ、また食いっぱぐれそう・・と思っていたとき。　

Ｃａｆｅの文字が見えたんです。　
すぐに案内板の通り、行ってみたんです。　



こんな素敵なお庭のある店・・・店というかご自宅というか。　
実は、何も知らずにランチを食べられると思い込んで押し掛けた私たち。　
毎月最終土日のみカフェをオープンし、ピザやランチを食べられる・・・ということだったんです。　

私たちが行ったのは非営業日。　

残念～と諦めて帰ろうとしたところ、そこの奥様が「ウチで作ったおいなりさんだったらありますが、いかがですか？」と。　

私、「え、それでいいです！ありがたくいただきます！」と２つ返事。　



感激するほどおいしいじゃありませんか～。　
しかも、りりぃに「お庭で自由に放してくださいね」なんて言われちゃったり。　

入口にはアヒル・合鴨がいまして、お庭にはヤギが２匹。　
柵の近くへ寄っていくと、興味を示して近寄ってきてくれる人懐っこいヤギでした。　



最後に、清算をしに行きましたら。　
なんと、「ありあわせのものだからいいんですよ」と。　

え？　

タダ飯！？


信じられないけれど、私たち、勝手に押しかけてごちそうしてもらっちゃいました。　

本当に、親切な方でした。　


「ガラス体験＆カフェ　きのしたさんち」　です。