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ブラックボックス・非科学的

2011年05月10日 23時15分07秒 | Weblog
首相、記者会見(官邸ビデオ)
首相は、経団連会長の"思考過程がブラックボックス"発言について記者から訊かれ、「いろいろな方の意見を聞き、経産相もいろいろな方の意見を聞かれ、そんな中でいろいろと検討し、私たちなりに判断した」と述べ、具体的なことはやはり示さず、ブラックボックスのまま。
しかも、いろいろな方のと言いながら、国全体の電力供給に不安をもたらすにも拘らず国家戦略相(党政調会長)には、何らの相談もありませんでした。

ところで、浜岡停止に至った福島原発事故は、想定外の津波のためと多くの人が言っていますが、本当にそうでしょうか。確かに、タービン建屋や配管など、見るも無残な姿を曝しています。
しかし、当初のことを思い出してください。運転中の炉は地震発生後、自動的に緊急停止しました。しかしながら、冷却系統を回す電動機に通電する外部電源(東北電力からの受電)が遮断され云々でしたでしょ。この遮断の原因は津波ではなく地震です。外部電源遮断を補完する予備電源は確かに津波でやられて立ち上がりませんでしたが。そんな疑問を持っていたので、検索しましたら・・・

浜岡原発の「停止要請」は非科学的だ
ど素人のわたしに、これが絶対だと言い切れるものは持ち合わせていませんが、成るほどなるほど、です。皆さんはこれをどうお読みになられましたでしょうか。
首相は、この『非科学的』発言にしっかりと反論できるものを持っているのでしょうか。持ってる訳ないわなぁ! 持ってたら、上のような発言にはならんもんね。また、記者も記者で、何故このような質問がないのでしょう。
この凡人のわたしでさえ、捜せたのですから・・・
いずれにせよ、福島事故の原因調査をしっかりと行い、それを公表し、問題点についての対策を行なってもらわねばなりません。
今後、従来どおり推進することはなかなか難しいですが、逆に、即時全面停止ができないことも明らかですからね。


自公、復興実施本部に不参加へ 党首会談で
衆院に復興特別委設置へ 自公、政権追及の場確保狙う

一昨8日に、ここに書いたような仕組みになってきました。それにしても、明日で二ヶ月。大型連休があったとはいえ、やることが遅いねぇ。


東電、会長・社長ら報酬を全額返上へ
首相、原発事故「政府にも責任」 収束まで歳費返上

あなた方は返上したところで、何にひとつ生活に困ることはないでしょう。
今日から始まった一時帰宅。夕方の映像では、位牌やアルバム、預金通帳などを手にした皆さんが、笑顔で「よかった」と言ってらっしゃいましたが、それ以上に、僅か2時間で70cm四方のビニール袋1枚分の持ち出ししかできないことなどなど、大いなる不満も持っていらっしゃったはずです。例えば、同意書って、何ですか。帰りたくても帰れないご高齢の方もいらっしゃいました。自衛隊員の方にはまたまたご苦労をお掛けすることになりますが、政府はどうして、自衛隊の人員や車輌を一時帰宅の後方支援に差し向けなかったのでしょうか。心配り、気配りが全くできていないではありませんか。
役員報酬や歳費の返上だけではなく、今の地位も返上し、現地対策本部の一員として身を粉にしてくれたら、避難者の不満も少しは和らぐだろうけど。
でも、収入の道を閉ざされ、不自由な避難生活を送っている人々にとってはやはり実弾が絶対に必要ですよね。
東電の原発補償の原資は、銀行に対してと同じように、公的資金を投入し、何年掛かるとしても全額返済させるのが筋ではありませんか。値上げなど、もっての外です。


今日も夏日で、湿度は90%を超えていました。
ちょっと屈んでいて、グキッとぎっくり腰の再発寸前に。過去二回の前科ものです。何とか踏みとどまりましたが、やばいヤバい。そろりそろりと歩いています。



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