逆さに立てた尖った鉛筆はいずれはどちらかの方向へ倒れてしまう、そしてその方向はまったくの任意でどちらに倒れてもおかしくない、選べる倒れ方はまったくの対称であるのに実際に倒れてしまうと特定の一方向である、その現象が自発的な対称性の破れだと論じられています。
しかし、この話にはトリックがありますw
そもそも先の尖った鉛筆は逆さに立てられるでしょうか、完璧にバランスをとったつもりでも微妙にずれていてそれで倒れるのではないでしょうか、あるいは風などの外力によって倒される方向が決定するのではないでしょうか。ぞのどちらが原因であったとしても倒れる方向に何らかの作用があって倒されるのだとしたら、その反作用として何かが出現しなくては可笑しいことになりますよね。
その反作用を受け持つのが南部=ゴールドストンボソンなのですw
ということは真空の揺らぎが原因であれなんであれ自発的な対称性の破れには方向を決定するメカニズムがかならずあることになりますよね。そうすると真に自発的でなくても、たとえば宇宙全域において同時に時空構造が変化してそれが原因でハイパーチャージが生じるといったような、客観的には完全に強制的な破れの場合であっても同じように南部=ゴールドストンボソンは出現すると考えられるのです。
大きな系による強制的な変化は小さな系にとって自発的と同じことですw
サラムによる円卓のアナロジーでは、丸いテーブルに座っている複数の人間の中央におしぼりを置いたとしたら最初に左右どちらかのおしぼりを取った人によって自発的に対称性が破れると論じられますが、それが強制的な「左のおしぼりを取れ」といったようなアナウンスによる場合であっても同じことだというのが本稿の論旨です。同じことであるというより自然の掟はむしろ後者を選んでいるのではなかったでしょうか。
自発的な対称性の破れこそ真に強制的であるというパラドクスが成立しますw
しかし、この話にはトリックがありますw
そもそも先の尖った鉛筆は逆さに立てられるでしょうか、完璧にバランスをとったつもりでも微妙にずれていてそれで倒れるのではないでしょうか、あるいは風などの外力によって倒される方向が決定するのではないでしょうか。ぞのどちらが原因であったとしても倒れる方向に何らかの作用があって倒されるのだとしたら、その反作用として何かが出現しなくては可笑しいことになりますよね。
その反作用を受け持つのが南部=ゴールドストンボソンなのですw
ということは真空の揺らぎが原因であれなんであれ自発的な対称性の破れには方向を決定するメカニズムがかならずあることになりますよね。そうすると真に自発的でなくても、たとえば宇宙全域において同時に時空構造が変化してそれが原因でハイパーチャージが生じるといったような、客観的には完全に強制的な破れの場合であっても同じように南部=ゴールドストンボソンは出現すると考えられるのです。
大きな系による強制的な変化は小さな系にとって自発的と同じことですw
サラムによる円卓のアナロジーでは、丸いテーブルに座っている複数の人間の中央におしぼりを置いたとしたら最初に左右どちらかのおしぼりを取った人によって自発的に対称性が破れると論じられますが、それが強制的な「左のおしぼりを取れ」といったようなアナウンスによる場合であっても同じことだというのが本稿の論旨です。同じことであるというより自然の掟はむしろ後者を選んでいるのではなかったでしょうか。
自発的な対称性の破れこそ真に強制的であるというパラドクスが成立しますw
たとえば北半球と南半球の台風の巻き方など自発的対称性の破れにあたります・・。