酒と地域と近代化遺産・庵田の日常雑記

『地域文博・高炉館』管理人庵田の、愚痴と嘆きとどうでもいい日常。

堅い話が続きますが(北九大赤川研・東大清家研セッション研究会感想含む)

2006年07月09日 00時40分54秒 | 近代化遺産
そういう名前の研究会に外部参加したわけです(挨拶)。

建築系研究室の横の繋がりが少し把握できただけでも、収穫といえば収穫でした。が、両研究室のスタンスの違いにも驚くばかりでありました。
清家研→各地の事例報告(国内外)を列挙し、建築の「コンバージョン」に対する可能性を探る。
赤川研→門司区を中心に北九州でのまち・建物・都市構造の問題点を探る。

これは学会ではないので、具体的な論を出すわけではありませんし、論を戦わせることもありません。ただ、前者は全般的で、ある種幅広くまとめた感じなのに対して、後者は単眼的なこだわりがあったような気がいたします。
両方が、もう一方の良いところを掛け合わせるとちょうど良いような、そんなところです。

そうですね、、、私の立場としては、「既存不適格」の建築に対する活用手法を色々聞いてみたかったのですが、、、難しい問題ですしね、、。
、、、どっちの発表が良かったとか、そんな野暮な話はしませんよ。