酒と地域と近代化遺産・庵田の日常雑記

『地域文博・高炉館』管理人庵田の、愚痴と嘆きとどうでもいい日常。

予感はしたものの、こうなるとは。

2006年12月28日 06時41分04秒 | 地域情報
石原商事会社更生手続について(会社サイトより)

、、、何をやってるんですか、この会社は。
当該会社は「アパンダ」というブランド名で急激なM&Aと居抜き出店を繰り返し、最近では業界の風雲児とか何とか言われていましたが、確かに資金はどこから調達してるの? などという疑問はありました。
これって「うっかり、資金不足」とかいう状態ですかねぇ。債権者にとっちゃやるせない事態ですが。
北九州地域では、スピナが西鉄ストアの子会社になるなど、じわじわと小売業界の再編が行われています。せっかくの地元の元気良さそうな企業(裏事情は知りませんよ)が、これら再編の徒花となってしまいそうで怖くて仕方ないです。これまたイ○ンあたりが支援に乗り出す、とかなったら、、、なんともはや。

修正できないんですけど。

2006年12月19日 21時44分20秒 | 近代化遺産
『北九州の近代化遺産』がめでたく増刷されることとなり、各執筆者には再修正する部分があるか、問い合わせが来ています(挨拶)。
かくいう私は、風邪(ノロウイルスでないと信じたい)を引き、ブルーな状態でこの文章を書いています。

本の中で自分に文責がある部分は総計55頁。それらの中には、「あの」悪夢の近代化遺産一覧が含まれています。
解体物件を追記するとか、そういったことが2、3くらいだったらまだ何とかなる、、と思うのですが、何せどんでんで近代軍事遺産リストと合併したり、土壇場でいくつかゲラ版に直接修正したり、、の部分は直そうと思ってもそうはいかないややこしいところで、頭が痛いです。
加えて大学の各種用事、学会論文(黄表紙、、、)執筆、NPOの用事、あと訳の分からないリクエストなど、非常に胃が痛くなります。

学会全国大会の準備、出版「次の企画」の準備、、、あらえっさっさー(ブチ切れ)。

・・・・(論文門前払い?)

2006年12月14日 00時35分36秒 | 近代化遺産
「近代化遺産ブログ」で紹介した旧小倉警察署庁舎の成果をまとめようと論文を急遽まとめてきたわけですが、、「これでは問題がある」とのことで建築学会支部論文には投稿されないことになりました。
自らの準備不足(こういうことを急遽言われても予め準備しておくべき心遣い)を恥じるとともに、ここ数日間のやるせなさを今更持って痛感する次第です。

どーもなぁ、私学会に向いてないような気がするんですけど。
自分の思う成果というものと、相手の思う(要求されていることは判るのです、、、すぐ用意できないだけで)ところとが一致しないんですね。
だのになぜ今の立場を持っているのかといわれると、、、自分が自分たる立場を維持する訳でして。

こんくらいしか言えません。酒呑んで寝ます。

できません。

2006年12月08日 23時38分04秒 | NPO
・一週間後に支部発表用の論文ひとつ
・数日中に産業遺産紹介サイト用のリスト一式
・明後日イベント主催
・数日後日中に建物の説明役
・一週間以内に建築学会論文集用の原稿一式


ええと、つまり、これは、
出来るわけ無いじゃないか!
無茶を言うな、無茶を。どう考えたって無理だろ。
酷い状態です。あまり用事を言いつけられると、軽くキレますので、ご注意あれ(薄く笑)。

世界遺産だの、産業観光だの言っていますが

2006年12月08日 00時36分01秒 | 近代化遺産
12月なので、軽く年内総括をば、、いつまでも怒りのこもった書き込みをトップに掲げるのは気が引けるので(挨拶)。

個人的には、嫌になるくらい仕事をしてきた一年でした。
ただ、収入が殆ど交通費に消えたり、相も変わらずプライベートな時間が削られたりと、私の青春これで良いのかと言わんばかりな状態ではありますが(笑泣)。
簡単に今年の業績をまとめますと、
・産業遺産保存広域団体立ち上げ参加
・ガイドブック監修
・シンポジウム講師
・研究会コーディネイト
・出版企画編集
・国際学会発表
・国内でも発表
・新聞にはちょこちょこコメントを
・建物保存で出張も度々

これもひとえに持ちかけられると断りがたい性格によるものです。本当に有り(以下略)

このような状態で、日頃はメールに返信するか書類まとめるかと言った状態が長く続いています。研究に時間が割けなくなっているのは、かなり痛い状況ではありますが、研究職に就くことが出来ればここも強制的に改善され、、、るのかなぁ(疑問)。

まず今年いろいろと活躍の幅が広がったのは、ひとえに情報収集力がなせた業であると自己分析しています。学際的な研究を、と近年常々言われていますが、実際そのような活動を行っている方々はかなり少ないです。私が上手くそのポケットに入り込んでいる(そこでしか活動できなかったとも言えますが)ため、需要も広がったのでは、と思います。
また今回の出版企画でも思いましたが、学会や自治体がそれぞれに持つ情報を繋げ、まとめる作業が自分に向いていた(そこでしか(略))ことも今年の結果になったのでは、と思います。

地から足の浮いた話題が各界を揺り動かしていますが、なにはともあれ現状の遺産が持つ価値を把握し、如何に売り出していくべきか、、、このことは街々の中に残る遺伝子を解析し、以下に未来を良い方向へ誘導すべきか研究することにも繋がります。
世界遺産、産業観光、これらは近代化遺産をクローズアップさせるための手段ではあるのですが、それら自体が目的ではありません。ここをはき違えると、かえってまちづくりには逆効果にもなりかねません。具体的に言えば、遺産の美的価値のみが重視され、地域に対する誇りを取り戻すこと(中央集中型社会からの脱却)や持続可能型社会への転換には結びつきません。

ぐだぐだと書き殴ってしまいましたが、来年も近代化遺産活用に向けた活動を続けていきたいと考えています。
、、、それよりも収入源の確保をやらないと、いい加減干上がってしまうな、、。