酒と地域と近代化遺産・庵田の日常雑記

『地域文博・高炉館』管理人庵田の、愚痴と嘆きとどうでもいい日常。

またこのシーズンが来たか、、、

2006年09月30日 11時07分57秒 | 近代化遺産
朝起きて経済ニュースを見ていたら、若松の某NPO理事長がコメンテータやってました(挨拶)。
商店街の活性化問題を取り扱う内容だったので、複雑な心境です。

秋~冬にかけて、私のサイトでは学生からのメールがぼちぼち届きます。
だいたい、卒論に連動した内容で、
「~~の建物の由来について」とか、
「資料典拠と解釈の理由」など。
一部は掲示板でも質問が挙げられているので、そこを確認いただければ分かると思うのですが、毎年毎年、同じように、しかも礼儀がなっているものもあれば、友達感覚のものもあり。
まあ、そこはもうどうでも良くなりました。私が未だに腹立たしいのは、
「誰も成果物を見せてくれないこと」です。

例えば、北九州市立大某学生の例、
「卒論で使う写真を提供してください」→了解して、成果物を見せてねと連絡→「また詳しい資料を送ります」との返事。
その後、音沙汰無し、、、
これは、人を舐めてるんじゃないですか? と思うわけです。
そりゃあ、あんたが情報を得たのはコンピュータだけどもさ、サイト運営やっているのは生身の人間だからね、約束はちゃんと守れよ! と。

他にも、某国立大とか、某専門学校やらそれなりに丁寧にメールを返し、その都度「成果物を見せてね」と言っているのですが、、、
大学の先生は、サラリー貰っていることもあるから、どんなにぞんざいでも応対はしてくれますけどね。
私は完全にボランティアなんです。あんたの友達でもなければ、便利なコンピュータ付属品でもねぇ!!
そして今年も卒論シーズンが到来しました。今まで成果物を見せてくれた方は、若干一名。また今年もぼやかなきゃならんのかねぇ(自嘲)。

会報編集作業終了(私的に)

2006年09月29日 18時57分24秒 | 近代化遺産
ええっと、まずは一部関係者向けの業務連絡から。
『北九州の近代化遺産』、弦書房の都合により発行時期が「また」延びます。
なんだかなー、ほんとうは全国産業観光フォーラムでずらっと並べたかったんだけどなー(自嘲)。

それはともかく、今日は「貯まった仕事を片付ける日」でした。
学会とか、NPOとか通常の学生的用事以外のややこしい(やりたくない)いろいろを片付ける曜日として位置づけられていたのですが、まあ、今回は表題の用事が片付けられたのでよいかな、と。
どーでもいい話ですが、所属団体各所で自分の関わる部分が多すぎて嫌なんですよねー。
ですから、最近一年で入った組織内でいろいろと歯切れの悪い返事しかできていないのは、少々申し訳ないと思いつつも、もうそうしないと、今までの関係を維持できないところにまで差し迫っているわけです。
門司港や直方の団体の方々、ごめんなさい、と一言ここで詫びておきます。
で、ひと用事済ませたからって、そっちに全力投球できる身分でもないわけですけど、、、(笑)。
あ、どうしても必要なら、もう社会保険付き手取り25万で雇ってください(最低2年契約)。まあ、出来んでしょ?(出来そーな人がいそうで、それはそれでどきどきしますが)
研究一途な格好で今を生きてはいます、、、まちづくり産業で食っていくためなら、主旨は曲げますけどね。それで良いのだ、20代曲がり角。
そんなこんなで、学会誌の編集作業は終わりました。

あ、最後に一言。
自分の生活の口さえ満足に得られないのに、結婚なんて考えられるわけがないじゃないか!(心の叫び)

文芸という道を外れて

2006年09月29日 02時42分10秒 | 雑談とか
10代の一時期、何とか食っていけねーだろうかと思い目指したもののひとつに「物書き」がありました。
文章を書くこと自体、いつのまにやら好きになっていたこともあり、その頃自分なりにいくつかの作品を書き、時々人に見せつつもそれなりの自己満足を得ていました。

で、大学にはいると何となく文芸部に入ってしまったと。
この結果起こるべくして起こったのが「作品をぼこぼこに叩かれ、自信も矜持もなくなる症候群」です(笑)。
高校生芥川賞作家のようにひたすら文章をつづっていたわけでもなく、人生経験が豊富というわけでもないぺーぺーの学生でしたから、まあ、仕方ないと言えばそうなのですが、ここからが良くなかった。
自分の作品のどこが良くないのか、しっかり内省して、人の意見も逐次採り入れながらやっていれば、早く改善できたと思うのですが、なんせ叩かれ慣れてなかったものですから、そこで気が滅入ってしまって、反省できなかったのです。
しばらく経って気持ちが持ち直すと、また前回と同じように作品を書きます。で、文集の締切時期になると「何か書いてください」と頼まれるわけです。
ここで自信がないのなら断ればいいものを、何かできるんじゃないかと思ったのでしょうか、毎回の如く作品を出してしまいます。
作品提出→酷評→意気消沈→持ち直し→次の文集締切→作品提出→……
まるで高校生の「テストをたくさん受けて本番根性を養う」レベルの訓練法です。これじゃあ、作品批評する方が迷惑だったことでしょう。
自信消失スパイラルの結果、作品を出す段階である程度のあきらめが先に出てしまうようになり、結果大学卒業する頃には、もう自分の能力ではまともな生活ができない、と思うようになりました(大げさな言い方だけど、大まかに言うとそんな感じ)。
それから、まあちょっと部活内のトラブルがあったこともあり、一時期完全に筆を折り、また作品を書くようにもなっても心の中では「書き手失格」の烙印を押して過ごしていました。ここ辺りが、どん底です。

自分に対して失った信用を取り戻すには、自分を認めてくれる人に出会うことだと思います。べこべこのぼこぼこだった自分が何とか今でも生きているのは、これ以降、大学院に入ってから良い教授に会い、小さな学会で頼られ信用され、これまた小さなNPOで必要とされたからです。
文芸を通じて思い起こす記憶は、常にマイナス思考の影ばかりがよぎります。正直、積極的に関わりたくなかったのです。それなのに、ここ数日文芸の訓練をしなければ、と考えている自分がいます。
最近、NPOの関連やまちづくりでいろいろと文章を書く用件が増えてきました。それらは、自分の作品と言われれば確かにその通りですが、かつて思い浮かんでいた文芸作品とは、やはり異なるものです。
もっとも、大学院以降いわゆる文芸活動の道に進むことが出来たかと言われれば、それは間違いなくNOです。しかし今ならば、大学時代に批判されながら書き続けてきた「自己確認の固まり文章群」ではない、自分の書きたかったものを書けるのではないか、とも思い至るようになっています。不思議なもんです。一切その分野に関わりたくない自分がいる中で、そこに関わりたい自分もいます。大学学部生時代の自分もこんな心境だったのでしょうか。

今自分に委ねられている自由のうち、それに充てられる時間があるかどうか分かりませんし、また自分の中でその表現手段は未だ優先順位の低いものです。
それでも、心理的に完全にかけ離れていた「文芸」というものに対して、もう一度憧れをもつようになった事に少なからず、驚いています。
そんなこんなで何かできないかなー、と考える芸術の秋、もうすっかり夜更けです(さっさと寝ろ)。

研究街道と補給線

2006年09月29日 01時02分19秒 | 大学院生活
下世話な話題になってしまうんですけど、、、(挨拶)。
研究やりながら、まちづくり活動に精を出し、九州の観光とか、近代化遺産の紹介をやっている今日この頃。
多方面にやりたい放題にいろいろ顔を出していることもあり、
「好きなことをして食べていけるからいいですねぇ」
と言われることがままあります。

だいたい上記のように言われると、おかげさまで、とか、今年は何とかやってます、なんて言い回しで口を濁していますが、
この際だから言っておきます。
「食べていけてないです」
学生して、まちづくりに顔を出して、NPOの薄給事務(時々無給)をして、どこで稼げるというのですか!!(怒哀)
今年はたまたま、大学からこれまた薄給で雇われているため、財政状況がよいから、まちづくり活動までできるのです。それがなかったら、動くに動けません。
来年どうなるか、なんてことは誰にも分かりません。だから今できる範囲で動いていく、という方針でやっています。なんせ年金含めて、どこにも私を助けてくれる保証がないですから、自分の様々な意味での地力を養うしかないわけです。

私の活動をオーバーワークという人がいます。仕方ないじゃない、と心の中で言い返します。人生毎日が崖っぷちです。
自暴自棄になる前に、なんとか将来にめどが付ければいいなぁと、もうそんなところです。

、、、ええっと、結論が愚痴なのはいつものご愛敬というところで。もういっそのこと、読み飛ばしてもらった方が(以下お約束)。

夏休み体感

2006年09月27日 20時07分52秒 | 近代化遺産
ようやく旅行してきました(挨拶)。
今回は遅めの墓参りを兼ね(どうしても行かねばならない用事も兼ねてはいるのですが)、阿蘇各所~竹田周辺をそぞろ歩いてきました。
ある種の収穫としては、ようやく場所が分かったよ、の「孤風院」ですね。
、、、まあ、熊本まちなみトラストの方々に伺えば、すぐに場所が分かるのでしょうが、3/4地元人(血統的に)としては、どうしても自分で探してみたかったんですよ。
いろいろ見てみたかったところも見学でき、また課題も残しつつも今回はそれなりに満足の行程でした。
阿蘇はいいねぇ、うん。

ああ、むずかしい。

2006年09月25日 02時19分18秒 | 地域情報
 まちづくりや実際の建物に関する関わりを持つようになると、以前のようにここ辺りで軽妙に書き込めなくなっている自分がいます。
 で、このこと事態は悪いことではないんです(自分的には)。守るべきものがあり、信用を得てやることがある。これがあるのと無いのとでは、地域への関わり方が違います(市職員でないから、なおのこと!)。

 ただ、サイト内の「北九州地域向上委員会」コーナーで求められているものは、恐らく、文献や情報解析によって現状の把握を行い、それに基づいて「特定大手対象をボロカスに叩くこと」なんだろーな、と思うとやる気が失せます。
 例えばこういう事例の場合。
 紫川に橋が多い→税金投入して10本も架替えんでもいいのに→市は悪い
 とは私はぜっったいに書きません。
 紫川に橋が多い→洪水対策もあるし、都市のにぎわいづくり、水上交通をも視野に入れているんだろう→でも過剰にデザイン凝りすぎだし、人道専用橋は正直どーよ?
 となります。
 労力かかってるんです。かなり。
 私は事前にとにかく調査し、「相手がこうまでしなければならないと思った理由(表向き)」を踏まえ、それは評価した上で、「こうするととっても有難い(裏向きの理由)」について、ぼそっと問題視します。
 何事にも、評価する部分がある、と言うところがポイントです。
 ここあたり、とにかく反対、と言う論調を期待する方々がいて相当に困惑するのですが、私の持論として、そこに解決点・改善策は生まれません。
 相手にも何らかの正義(金儲けもある種の正義ですね)があるから、対立が生まれます。そのどちらか一方が全面的に正しいということは、一方によほど深刻な感情的問題が発生していない限り存在しません。

 、、、で話を戻します。街の中である種の問題が発生している場合、自分の立場を明らかにする事態が生まれます。私は、話の中では自分の言葉でそれを伝えることが出来ますが、文章ではそれを書き込みたくはありません、そこで自分を一義的に決定づけられてしまうからです。
 会話には話の流れがあります。肯定的な意見の中続けられた話の中で、
 「○○事業を評価する」と言ったとします。
 これを文字媒体で書き込むと、
 「あいつは○○事業を評価した。」→「事業を推進した××の手先に違いない」→「癒着している。あるいは敵だ!」
 なんてことになります。文章の前後を読めば、分かるようには書いているつもりですが、そこが分からない人もいます。読んでくれさえしない人もいます。
 空気(行間)読んでもらいたいんです。
 で、私がこの場で地域ネタを振りづらい、と言う理由は述べさせていただいたわけです。
 期待している方々、アプローチの仕方を変えながら、「風景写真館」だけはぼちぼち続けているので、そこあたりで勘弁してください。
 もしくは、博物館で私を雇(以下略)

韓国行き決定

2006年09月22日 22時23分17秒 | 大学院生活
10/23~28日韓国に行ってきます(挨拶)。

渡航計画だけははっきりしているのですが、肝心の学会出席がどうなるか、実はまだはっきりとしていなかったり、、、(困)
fullpaperの回答(受理されたか否か)が、9/30なので、そこで計画たてていると、大学事務局にこっぴどくしかられる(らしい)ので、見切り発車的にもう準備してしまうわけです。
さーて、久々の韓国です。しかもソウルは初めての経験!
韓国からの留学生から、
「庵田さん、どこに行きたいですか? 事前にしっかり案内準備しますよ!」
と言われたので、
「う~ん、まずソウル駅(旧駅舎、1900年建造)。」
「それから、他には?」
「韓国銀行本店旧館(1912建造)。」
「やっぱり建築ばっかりなんですね、、、」

だって仕方ないじゃない、近代化遺産バカだもの(笑)。
、、、って韓国語でどういっていいのか分からず、苦笑するほかありませんでした。

今回の研究室編成部隊、かなり面白い人員構成しています。
・ジャンル1 日本の人
私、M1の学生、学部4年(何とうらやましいっ!)
・ジャンル2 韓国の人
M1留学生
・ジャンル3 助教授
中国国籍のトワイリンガル

この段階で何か起こりそうでしょ?(勝手に想像するな、俺)
10月後半のブログに乞うご期待!

、、、、とか何とか言いながら、向こうでネットに繋がらなかったらどーしよか(苦笑)。

コーヒー飲みすぎたことに、今更ながら気付いた。

2006年09月21日 01時47分04秒 | 雑談とか
何が哀しいかというと、あれだけへとへとになって家に帰ってきたにもかかわらず、風呂に入ってテレビ見ていたら、何事もない自分がいると言うことです(挨拶)。
自分の疲労の度合いなんて、そんなに大したこと無いようです。
だったら、もう少し動けるんじゃないかとも思ってしまうのですが、気力が追いつかない。
エンジンだけ立派な電気自転車みたいなもんでしょうか(たとえ分かりづらっ!)

閑話休題。
自民党総裁が隣市の選挙区の方に決まったようです。おめでとうございます。
地元至上主義者として、その事だけで大喜びします。まあ、大勢に影響なさそーですけど。
これに引っかけてどうでもいい話ですが、この「総裁」という響きがあまりにもえらそーで、私はそれ程好きになれません。
日銀総裁とか、国鉄総裁とか、この党だけ公共機関のようじゃないですか!(半分正しいけど)
この部分でもう既に野党は負けている気がするんですよねー。
二大政党制なんて、党首とかいう微妙な名称じゃ永遠に無理なんじゃないですか?(そこまで言うか)
他に総裁という名前がないかといろいろ探してみたら、
大川興業の代表さんは「大川総裁」なんですね。

、、、、

なんか、もうこれはこれでいいような気もしてきました。
大川興業がアホなのか、自民党一般化戦略の一端を担っているのか(この発想が既になんだかなー)。いや、もうさすがに寝る時間ですなぁ。

ねーむーいー。

2006年09月21日 00時14分15秒 | NPO
会議が終わって帰ったら、11時過ぎてるってのはやるせない気持ちになります(挨拶)。

今日のことは、またどっかべつの所にも書いているので、成果が出てきたときにまた何やらか書きつづります。
1時間くらいだらだらネットして寝ます(疲)。

あー、仕事がたまってるよ、まずいねー(ひとごと)

2006年09月19日 15時40分25秒 | NPO
休みの間に仕事がたまるってのは、何かのいじめだと思います(挨拶)。

お陰で金曜日に「出来ます」と言っていたことが、伸ばせるものからずるずるずると、、、あー、ごめんなさいごめんなさい(色々な方向に最敬礼)!
とはいえ、最近NPO関連の仕事をサボっていた(大学院があるから、少なめにしてよ、と言っているのですが)ため、そろそろやらなきゃとも考えてしまうわけでして。
カタカタとキーボードを鳴らしながら、ひたすらに、だらだらと、、、

あー、晴れてるねぇ。涼しくなってきたし、そろそろどこかに出かけたいなー。
世界遺産登録確実な石見銀山遺跡群とかいいなぁ。あ、松江でも可。旧大社線を踏破ってのも捨てがたいなー。

はっ、手が疎かになってる! まずいまずい。これ今日が締切の資料だって!
カタカタ、だらだら、はい、PDF化完了。

四国もいいなー。今年ようやく出た『徳島県の近代化遺産』片手に、小松島から鳴門まで近代化遺産巡りしたいなー、ついでに大洲まで行ければ言うこと無し!
高知市の土電にも乗りたいなー、追手前高校も一回撮っておきたいし。

あっ、いかんいかん。まだまとめなきゃならん資料があるんだって。
、、、もういいか、夕方でも間に合うし(それがいかんのだって)。

(以降、翌朝までエンドレス、、、だれか、私にやる気をください)