
web上でも検索エンジンで「胆石 ふのり」とでも入れてキーを叩くと、その「効用」について沢山の記述がヒットしてきます。

民間療法の世界ではバイブルとも言える(と、家内が言っていた)東条百合子さんの労作「家庭で出来る 自然療法」(あなたと健康社 1,680円)にもふのりは胆石の「特効薬」として紹介され、毎日食べる事を推奨しています。
おそらく中国の薬学著作「本草網目」に、「ふのりは胆石や結石を溶かす」と書かれていたことから流布された説なのではないかと思われます。

「本草網目」には申し訳ないですが、そんな簡単な事で胆石が消えてなくなるなら、日本中、いや世界中で科学的に証明され、治療に使われて、よもや胆石を手術で摘出なんて事はしていないと思われるので、本当に効果があるか分かりませんが、私は、それを信じて毎日食べたいと思います。まあ実験ですね。

家で食事をする時は必ず味噌汁を飲むのですが、その中に沢山入れて食べます。
一応水洗いをしてから、と書かれていますが、私は面倒くさいし、なんだかエキス?が洗い流されてしまうような気がして、そのままお椀に入れちゃってます。
結構高価なものですが、以前沼津港にドライブに行った時に、港近くの販売所で大変安く売られていたので沢山買い込んでありました。
最後に料理とは言えないほど簡単なふのり料理のレシピをご紹介します。
「ふのりとキャベツの蒸し炒め」
材料:ふのり、キャベツ、醤油
①キャベツを適当にざく切りする
②フライパンに少し水を引き、キャベツ投入。蓋をして蒸す感じ
③蒸されてきたら、ふのりを好きなだけ投入。またしばらく蓋をする
④ふのりが水を吸ってふやけた感じになったら、醤油を回しかけ、味見
⑤自分の好きな味の濃さにしてフライパンを火からあげる
⑥皿に盛って出来上がり

たったこれだけだが、大変美味しい。
ただし、醤油は高価でよいものを使って下さい。味が整いません。