「政治を国民の手に」国民会議

政治を国民の手に取り戻すために、腐りきった菅政権や検察、裁判所などの実態、権力と癒着したマスコミの横暴を暴きます。

野党共闘の難しさ

2006年12月26日 | Weblog
来年の参議院選挙で民主党の小沢代表は「自公を過半数割れに追い込む」ため社民、国民新との野党共闘を重視、1人区を中心に候補者調整を本格化させている。12月23日には富山市内で民主党の小沢代表と社民党の又市幹事長がそろって記者会見し、無所属統一候補として医師の森田高氏を富山選挙区に擁立すると発表した。

さらに秋田では民主、社民両党が元民放アナウンサーの擁立を固め28日に発表する。しかし大分については社民党が公認候補を立て民主党の協力を仰ごうとしているが民主党の鳩山幹事長は民主党が軸となって候補者擁立を進めたいとし両党で候補者擁立の主導権争いをしている。

また群馬ではすでに国民新党が候補者を決め民主党に協力を求めているが民主党は難色を示している。このように現在1人区を中心に候補者調整を行っているが、先の臨時国会で「防衛省昇格」採決や「内閣不信任案」提出などをめぐり民主党が内部分裂で迷走したため社民や国民新党が不信感を募らせ選挙共闘を難しくしている。

野党共闘も一筋縄ではいかないが「自公を過半数割れに追い込む」ことができれば政界大再編が起き、政党も「理念や政策を共有したグループ」として再編されるであろう。これによって政治が分かりやすくなるのであれば民主党議員や他の野党も目先の意見対立や主導権争いで自公を利する事は避けるべきだろう。