我が国が努力しなければならないのは「外交」

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自民党の安倍晋三元首相は１５日、松山市内で街頭演説し、わが国の防衛について「次の予算ではしっかり防衛費を増やしていく。その努力をしなければならない」と述べ、２０２３年度予算での防衛費増が必要との考えを強調した。

　安倍氏はロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた教訓として、「自分の国を守るために努力をしない国のために、手を差し伸べてくれる国は世界中探してもない」と指摘。ウクライナが北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に加盟していれば「ロシアに攻められることはなかった」とも述べた。

　２回の首相在任中、多くの外遊を重ね「外交の安倍晋三」と自民党内では持て囃されたが、外交とは名ばかりで６０兆円とも言われるカネをばら撒いて、やっと相手にしてもらっていただけの事である。

　アメリカ様の顔をうかがい、ロシアのプーチンには手玉に取られ、各国首脳会議では一人蚊帳の外に置かれていたのが、日本の首相であった外交能力が皆無の安倍晋三に他ならない。

　日本が、ロシアのウクライナ侵攻から学ばなければならない教訓は、防衛費を増やす事ではなく自分の国を守るための外交努力だと思う。

　安倍晋三は、緊縮財政と間違った経済政策をやめ積極財政でＧＤＰを増やせば、１％でも防衛費は増えると言う事を知っているにもかかわらず何もしなかった。