gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023070901000665
【ハノイ共同】自民党の萩生田光一政調会長は9日(日本時間同)、ベトナムの首都ハノイを訪れ、外国人技能実習生の送り出し機関を視察した。関係者との意見交換で「日本に憧れるベトナムの若い人たちが来て良かったと思える環境整備に力を注ぎたい」と強調した。
萩生田氏は「技能実習制度の見直しを急いでいる」と説明。日本側の受け入れ企業に関し「人権に配慮しない企業には退場していただく」と語った。9〜13日の日程でベトナム、ラオス、タイのアジア3カ国を訪問。ベトナム滞在中、ファム・ミン・チン首相との会談も予定している。
外国人技能実習生は、当初から法令とは掛け離れた安い労働力を期待されたものであり、まるで奴隷のような劣悪な環境で人権など存在しないような制度のなかで働いている。
法令違反の事業所は7割にも及び、以前より指摘されていたにも関わらず放置してきたのは自民党政権である。
今頃、実習生の人権に配慮とか言い出してはいるが、入管法をみれば政府に人権擁護の意識さえ無いのが現状である。
「人権に配慮しない企業には退場していただく」と言うなら、先ずは人権を蔑ろにする自公政権こそ退場すべきである。
送り出し機関に高額な金を支払い、技能移転とは名ばかりで奴隷のような働き方を強いられ、低賃金の外国人労働者としての位置付けに他ならない。
もう、日本に憧れるベトナムの若い人たちはいないだろうと思う。