イヨボヤ会館

スタッフが日々の展示魚の紹介や鮭の情報、イベント情報などをお届けします🐟

ヤリタナゴ 

2024-05-29 12:47:30 | 展示魚紹介

 

 

ヤリタナゴ 学名 Tanakia lanceolata

北海道と南九州を除く各地に分布しています。日本国内における分布域が広範囲な種である。

平野部の細流や灌漑用水路などのやや流れのあるところを好みますが、

湖・池・沼の岸辺の沈礁(湖が引いても水中にある磯や岩場などの総称)や杭などの周辺にも生息します。

雑食性の魚で水生昆虫や甲殻類、藻類等を食べる。

食用としては、食味が苦く小骨も多いため一般的ではないが、佃煮などで食用になることもある。

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO17


ギンブナ

2024-05-29 09:21:19 | 展示魚紹介

ギンブナ 学名: Carassius langsdorfii

 

日本全国に広く分布しています。「マブナ」と呼ばれることも多く、川の下流域や農業用水路、ため池などにすみます。比較的流れが緩やかな場所になります。

ギンブナはオスが極めて少なく、そのほとんどがメスです。ギンブナのメスはドジョウやウグイなど池の魚と繁殖行動をとっても正常に卵を産みます。

そして生まれてきた子供は父親の要素を全く受け継がない母親のクローンです。オスの精子は、メスの卵に発生のきっかけを与えているにすぎないです。

最近では食用にされることも少なくなったが、本種はコイ同様、日本各地で重要な食用淡水魚だった。

※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館  展示魚シリーズ NO17