葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

ダメな亭主には デキたヨメさん

2005年11月18日 23時26分36秒 | 日記 ・ 雑記録
PCに繋いでいるプリンタが、もうダメみたい。
朝一番に家電ショップが開店するのを待ちかねて、不具合を説明し、
対応を教わったが、どうしてもダメ。
スキャナとコピーの機能はまだよさそうだから、安いプリンタでも買うかァ。
それにしても、PC売り場の店員って、どうしてあんなに早くキーボードをたたくのだろう。
覗き込んでいるPC音痴の私なんざァ、えっ、えっ、えっ、いま何したの?
PCと、それに付随する機器って、性悪女みたいだ。(女性の方、ゴメンナサイ)

昨夜のご帰館は日付が変わっていたから、上着だけを脱いで布団にもぐりこんだが、
昼間、テーブルの上を見たらDVDのディスクが置いてあった。
付箋には、「NHK サンテミリオン」 とある。
家内が録画しておいてくれたんだ!
「たにまち」氏のご接待にあずかりながら、何度か、家内に電話して録画を頼もうと思っていたのだが、頼まなくても、ちゃんと録画してくれてるじゃないか!
飲んだくれの、ダメな亭主には、シッカリしたヨメさんがついているんだ!
ぶっきらぼうに、「オゥ、ありがとネ」 で済ませたけど、心の中では手を合わせた。
ア~ァ、それに引き換えオレは‥‥。

LOVE LOVE WINEMEN さんがTVの不調で観れなかった、録画できなかった、とコメントを下さったけど、ダビングして送ろうかナ。
ところで、ダビングってどうすりゃできるんだろう?


たにまち (谷町)

2005年11月18日 09時22分03秒 | 日記 ・ 雑記録
俗に、「たにまち」 という言葉がある。
相撲の世界から派生した言葉らしいが、力士の後援者を指すらしい。
大金持ちの大坂商人が天王寺近くの高台に豪邸を建て、上り調子の相撲取りを後援することで財力を世間に示した。
豪商たちの住む本宅は「谷町」にあったので、力士の後援者たちを「たにまち」と呼ぶようになった、という。

私は自営業者で、社長である。従業員は家内一人だけど(笑)。
月々の手当ては家内から手渡される。世間は誰も、私を「社長」と呼ばない(大笑)。
裕福ではないが、日々を暮らして、夜毎飲んで、月に3回のワイン会に出席する程度の余裕はある。

そんな私にも「たにまち」筋がおいでだ。
昨日、私の家業が一段落したのを見透かしたようにお声がかかった。
「○○タクシーでいらっしゃい」 お招きの趣旨は、無事の帰国祝い。
帰国してから1ヵ月半経っていますよ、なんて野暮を言ってはいけない。
指定の場所は、下関を代表する ふく料理屋。
(下関では、「ふぐ」を「ふく(福)」と呼ぶ)
お土産をぶら下げてタクシーでご帰館するまで全て手配済みだから、こんないい思いをしていいのだろうか。
よほど、私を気に入って下さっているのだろう。ありがたいことだ。
お声がかかるのは年に6回程度。
大相撲の開催回数と同じだから、どう考えても私の「たにまち」だ。

浮かれ浮かれての夜だったから、NHKの「サンテミリオン」を観るのも録画するのも忘れた。

PCに接続していたプリンタがイカレた。保障期間内だけど、保証書が見つからない。
世の中、いいことばかりではない。嗚呼。

新年会用のワインリストの情報をメンバーに流した。
確定すれば、追って「カテゴリー;ワイン」に掲載予定。